走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

今日は何の日?

2013年05月09日 21時55分09秒 | おもしろい

 皆さんは今日が何の日か知っていますか?

 知らない?

 今日は、5月9日なので「ゴックン」の日なのだそうです。
 実は、昨夜、高知県馬路村の職員の人たちと友達になり教わりました。

 驚いたことに、「これ、見たことあります?」と出されたのが下のドリンク写真です。

  

 まぎれもない「ゴックン」です。

 常に持ち歩いているという、このプロ意識には脱帽です。

 そこで、「なぜ、ゴックンはブレイクしたんでしょうね?」と質問すると、

 「もともと柚子を加工して売るには、ポン酢くらいしか思いつかなかったんです。
  そこでドリンクにしたらということで生まれたのがゴックンです。
  でも、片田舎で生まれたドリンクをどうやって売ったらいいかわからない。
  スーパーにおいてもらおうにも、どうやっていいかわからない。
  そこで考えたのが、『外堀大作戦』です。
  商品をどこにも置かないうちにバンバン、テレビCMを流したんです。
  そうしたら、消費者からスーパーに問い合わせが来て、そこから問い合わせが
  きたのです。
  そうすると、生産が追い付かないから相手もそんなに売れているなら、ぜひ
  置かせてほしいとなったんです」

 「それは、誰が思いついたんですか?」

 「当時のJAの組合長です。それからが大変です。みんな巻き込まれちゃって」

 「うれしい悲鳴ですよね」

 「確かにそうなんです。もともとうちのJAは変わっていて農薬・肥料を売らないというので有名だったんです。」

 「へぇ~、それで(経営が)成り立つんですか?」

 「はい、今のJAはほとんど金融部門で食べています。なら、農薬・肥料を売るのをやめて安心安全な農産物を消費者に届けようということになったんです」

 「へぇ~、自然栽培を一番反対するのはJAかと思いました。すみません。」

 「勘違いしてもらっては困るんですが、いかにおいしいものを安心安全に届けるか、その一念なんです。」

 「へぇ~、当たり前のことがとっても新鮮に聞こえますね。」

 初対面だというのに、またまた打ち解けてしまい、高知県馬路村に友達ができてしまいました。

 そして、今日帰りに「ゴックン」を買って帰って、ゴックンしました。

SANAA 建築の冒険

2013年02月01日 23時10分23秒 | おもしろい

 先月、NHKでSANAAの特集をやっていた。
 内容は次のとおり。(NHKのホームページより)

 世界建築の先頭に立つ日本人建築家たち、その中心が「SANAA」。
 妹島和世、西沢立衛、2人のユニットだ。

 世界の注目を集めたルーブル美術館の新館が去年12月にオープン。
 特殊なガラス、アルミを駆使した斬新な建物は絶賛された。
 総工費1000億円超の日本の新国立競技場の国際コンペでは世界中のライバルとの闘いとなった。
 被災地では住民とともに新たな街を模索する。
 “日本発”建築革命…その発想を詳細に見つめていく。

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 このSANAAは、日本より海外から認められて日本に戻った。
 その理由は、バブル崩壊のタイミングで起業し、国内ではまったく仕事がなかったからだという。
 藁をも掴む思いでやった会社の寮のデザインがアメリカの再開発ビルの責任者の目に留まった。
 彼らは背水の陣でアメリカに飛び立つ。
 そして、彼らのデザインは単に建築デザインという範囲を飛び越えて、その地区の文化に大きく影響を与えたという。
  
 SANAAの日本建築で有名なのは金沢21世紀美術館である。

      

 職場の後輩に、建築と展示のユニークさを紹介され、いつか見たいと思っていた。
 そして、金沢に行ったときに立ち寄った。
 その外観から圧倒され、羨ましいと思った。
 内観はもっと楽しかった。
 
      

      

      

      

 松山には現代美術館がない。
 坂の上の雲ミュージアムは、安藤忠雄さんの建築デザインである。
 松山にもSANAAの建築デザインの建物ができると新たなモニュメントができるのに...

シルバー川柳

2012年12月24日 19時37分10秒 | おもしろい

 皆さんは「シルバー川柳」をご存知だろうか?
 私は今朝の愛媛新聞で知った。

 全国有料老人ホーム協会の主催で、2001年から公募しているそうである。
 その影響か、さまざまな老人ホームで、この「シルバー川柳」が流行っているというのである。
 そこで、近年の入選作品を中心にまとめた「シルバー川柳」(ポプラ社)が12年9月に刊行され、発行部数20万部を超えるベストセラーにもなっているという。

 また、老人ホームで流行った理由の一つに一句捻(ひね)るためには、かなり頭を使わなくてはならないから、認知症の予防や緩和につながるのであろう。

 記事の中に、何点か作品が掲載されていたのでご紹介しよう。

 「誕生日 ローソク吹いて 立ちくらみ」

 「万歩計 半分以上 探しもの」

 「指一本 スマホとオレを つかう妻」

 「改札を 通れずよく見りゃ 診察券」

 「湯加減を しょっちゅう聞くな わしゃ無事だ」

 「LED 使い切るまで 無い寿命」

 「恋かなと 思っていたら 不整脈」

 どうです、笑ちゃうでしょう?
 こんな川柳思いつく、おじいちゃん、おばあちゃんがもっともっと増えますように! 

サントリー「オランジーナ」日本上陸作戦 チームワークで大ヒット導く

2012年08月19日 22時58分32秒 | おもしろい

 最近、何回見ても笑ってしまうCMがある。
 あのリチャードギアが「寅さん」の風体でカフェにいる。
 その彼にウェイトレスが(ウインクなどで)ちょっかいを出してくるというシーン。
 それに応えるギア。



 何回かして自分の後ろに座っているイケメンの兄ちゃんへと送られたものだとわかる。
 すかさず金髪の天然パーマの男の子が、大笑いするというシーン。

 それから、美人女性ふたりが募金活動をしている。
 まさにエエ格好しの「寅さん」のように格好よく募金する。
 そして、颯爽(さっそう)と出て角を曲がると無数の募金活動をしている人、人、人

 いずれも笑いを誘う。
 まさに、「寅さん」の笑いとペーソスが凝縮されたCMに仕上がっている。

 そして、このCMで扱われているサントリーの「オランジーナ」がまあまあいけるのである。



 気になっていたら、産経新聞に次のような記事が出ていた。

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 サントリー食品インターナショナルが販売するフランス生まれの炭酸飲料「オランジーナ」が、清涼飲料の新商品としては異例の快進撃を続けている。

 当初予定していた年間200万ケースの目標をわずか1カ月で達成し、3カ月後には倍の400万ケースを突破、販売計画は当初の4倍となる800万ケースに積み上がった。
1千種類の新商品が生まれても1年後に残るのはわずか数種類といわれるほど競争が厳しい国内飲料市場を席巻するオランジーナのヒットの裏には、部門の壁を越えて社員が一丸となって展開した強力なマーケティング戦略があった。

 平成22年9月。当時入社2年目だった久米さやかさんが、オランジーナプロジェクトに参加した。
 「メーカーに就職したからには、一度は新商品の企画・開発に関わりたい」と志願し、任された仕事が、オランジーナの日本上陸を成功させることだった。

 サントリーホールディングスは21年11月、オランジーナを販売していた仏大手飲料メーカー「オランジーナ」を買収した。
 オランジーナ社は、欧州を中心に、炭酸飲料「シュウェップス」などのブランドで知られ、清涼飲料市場(水を除く)で米コカ・コーラに次ぐ2位。
 サントリーの海外事業強化を象徴する買収として業界で話題を集めた。

 オランジーナの日本市場での売れ行きは、今後予想されるアジアなど他国への展開の成否を占うだけに、食品事業部のチームが背負った重圧は大きかった。
 久米さんは「苦労は数え切れないほどあった」と振り返る。
 まず、直面した課題は「ブランドイメージを崩さずに日本でヒットさせるにはどうすればいいのか」ということだ。
 欧州仕様のまま日本で販売してもうまくいかない。市場の違いをフランスの担当者にわかりやすく説明し、粘り強く理解を得る努力を心がけた。

 具体的な問題として浮上したのは、飲料の容器をどうするかだった。フランスでは、カフェなどで飲まれるガラスのビンが象徴的なのに対し、日本は店頭販売を念頭に置いていたためペットボトルと缶の使用が想定された。
 そこで考え出されたのが「ビンをモチーフに丸みを帯びた独自のペットボトル」の開発だ。

 さらに、「表面にでこぼこをつけること」でビンに近い感触を持たせた。
 フランス発の国民的飲料がやってきたという印象を強く打ち出すためにラベルに国旗をプリントするといった工夫も凝らした。

 サントリーが得意とするCM戦略も見事に的中した。
 このテレビコマーシャルは、フランスの国民的飲料のイメージを生かすために、日本の国民的映画である「男はつらいよ」をモチーフにして制作した。
 寅さんの格好をしたフランス人「TORA」を、ハリウッド俳優のリチャード・ギアさんが演じる。

 久米さんの上司で同事業部課長の高木祐美さんは、オランジーナの成功の理由について、「久米さんのオランジーナへの強い思い入れが、他部門にも伝わり、社員が一丸となったため」と話す。
 情熱を持った若い女子社員を、先輩社員たちがサポートする、というチームワークが開花した形だ。

 同社には、昭和56年の発売以来のロングセラー商品「サントリーウーロン茶」や発売9年目の緑茶「伊右衛門」など多くの有名ブランドがある。
 今後の課題は、ヒットを一過性にせず、オランジーナを主力ブランドに育て上げることだ。

 しかし、炭酸飲料は日常的に飲まれる水やお茶、缶コーヒーなどに比べて、消費者の購買行動は移ろいやすく、ヒットを持続させるのはより難しい。
 日本の飲料業界は、消費者の健康志向が強いミネラルウオーターやお茶の販売が伸びる一方、炭酸飲料などの嗜好(しこう)品は有名ブランドとして確立されている商品が強い傾向もある。
 価格競争や過度な販売促進キャンペーンなどに頼らず、ブランド力で販売を安定させることはそう簡単ではない。

 高木さんらは「オランジーナにしかない価値を、ぶれずに徹底的に考えたい」とブランド育成に意欲を見せる。
 創業者の鳥井信治郎氏がことあるごとに口にしたという「やってみなはれ」のチャレンジ精神を旗印に成長してきたサントリーグループ。
 海外ブランドのオランジーナを日本で成功させた開発チームの新たな挑戦も、その力強い言葉に後押しされている。(永田岳彦)

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 「組織風土」という言葉をよく耳にするが、「挑戦する」組織風土がこのようにヒットを生む、大きな理由の一つかもしれない。

涙と泣くということ

2012年02月07日 22時23分57秒 | おもしろい
 今、ちょっとしたマイブームとして、NHKの連続ドラマ「カーネーション」を一週間まとめどりして週末に観るというのがある。

 内容は、ファッションデザイナー「コシノ三姉妹」の母親がモデルとなっており、大阪の岸和田が舞台となっている。
 時代背景は、戦前・戦中・戦後と近代日本の中で日本人が最も苦しい生活を強いられた時代である。

 このドラマに夢中になったのは、苦しい社会背景の中にありながら明るい未来を信じ、一心不乱に突き進む女性経営者の話であり、サクセス・ストーリーだからだろうか。
 だが特別な人間ではなく、そこらへんにいっぱいいてはる「おばちゃん」の物語なのである。
 社会の矛盾を「なんでやの!」とうそぶきながら、日々を一生懸命生きてはる愛すべき「おばちゃん」なのである。

 秀逸なのは主人公・糸子を演じる尾野真千子さんの演技力である。

 特に凄いと思ったのが、料亭を営んでいた親友が倒産し夜逃げをした結果、その身を滅ぼし、それを見つけて更生させ仲のよい美容院で働かせる。親友の背負った借金の保証人にもなる。
 その親友を好いた人物が現れ、結婚までにいたるシリーズがあった。
 その週は主人公の糸子が一番よく泣いた週である。

 そして、尾野さんは迫真の演技をみせる。
 まず、目を潤ませながらも涙を流さないで泣くという演技。
 一筋の涙が流れるという演技。
 涙と鼻水で顔がくしゃくしゃになっても風体なんか気にせずに泣きじゃくるという演技。
 泣くという演技だけでもこんなにあり、それをそのシーンによって使い分けられる演技力に魅了される。

 その一方で、ボケと突っ込みの掛け合いを見事に演じてもいる。
 そしてなによりも子どもの頃身の回りにたくさんいたおばちゃんたちが、その主人公の脇を固めている。

 人のエエ、何よりもおっちょこちょいで、涙もろく、人のことを我がことのように喜ぶ愛すべきおばちゃんたち。
 よくよく考えたら、この国はずっと女性により支えられ、女性により未来を切り拓いてもらっていたような気がする。

 でも、こんなおばちゃんたちも少なくなった。

 超人口減少社会に突入したわが国は、年金など社会保障制度の将来を考えるとモチベーションが下がる一方である。
 いまこそ、女性の社会進出や機会均等、子育て支援や教育費の軽減など、女性に力点をおいた政策に取り組むことこそが、この国を救済する急務な課題だとつくづく思う。
 

 

愛媛マラソン、応援ス。

2012年02月06日 19時46分19秒 | おもしろい
 またまたk君の話。
 昨日は愛媛マラソンがあり、彼の住んでいるM地区もそのコースの一部になっている。

 彼は、「寒い中、ずっと応援をしました」という報告をしてきた。

 私は素直に「それは、凄い!寒い中、応援してくれた選手の人たちもうれしかったやろうなあ」と褒めた。

 しかし、K君はすぐに図に乗る。
 「いろいろと応援方法を変えたんです」

 「どんなに?」

 「凄くきれいな方も走っていたので、『美人アスリート、がんばれ!』とか、そうでない方やお年を召した方もおられたので『女性アスリート、がんばれ!』と言った感じで変えたんですよ」

 なんと短絡的な...

 「それって喜んでた?」

 「もちろんですよ。『美人アスリート、がんばれ!』と言ったら、苦しいはずやのに微笑んでくれました。」と満足げな表情。

 私は、このような部下に囲まれて笑いの絶えない職場環境の中で仕事をしている。

雪の日のK君。

2012年02月02日 19時55分42秒 | おもしろい

 今日の通勤時の出来事。
 松山でも4センチ近く積雪する雪模様だった。

 私は通常スクーターで通勤しており、幸運な時は10分少々で通える。
 しかし、その日は朝7時に出発したにもかかわらず到着したのが9時20分頃と大幅に遅れてしまった。
 途中、職場に電話をしたが誰も出ないので、職場に歩いてこれる職員のT君に連絡してすぐに出勤してもらうようお願いする。

 到着すると私が一番びりであった。
 しかも、こんなに大幅に遅刻したのは私だけ...(なんとも情けない話である)
 例え、交通事故で渋滞があって身動きできなかったと言い訳しても始まらない。

 そして、K君の話(このブログで何回か登場している部下のK君の話)
 K君は、家を6時半に出たというのである。(これは危機管理ができていて立派です)
 なんとか8時半までにはぎりぎり間に合ったというのである。
 そして、K君は勝ち誇ったように(まるで小学生が先生のミスを見つけたときのように)
 「私は、支所長のつねづね言われているように支所の外でも公務員でなければならないと思い、道中たくさんのスリップをして
  ころげるバイクの人たちを見ました。
  そこで私はすぐに助けようと駆けつけたのですが先に駆けつけた人がいたので諦めました。
  (なんや、助けたんとちがうんか...)
  次に、車の窓を開け、横を通るバイクの人たちに『気をつけて行って下さいよ!』と大きな声で助言しながら来ました。
  (急に大声かけられる方が危ないちゅうんじゃ)」

 結局、そんなことをして必死で来たのにもかかわらず仕事にはなんとか間に合っています、ということを胸を張っていいたかったに違いないのです。
 何を言われようと面目ないのですが、K君にだけは負けたくない自分がいます。

 

 




人の役に立つから役人

2011年10月02日 23時28分07秒 | おもしろい
 今日のTBS系「夢の扉+」は、限界集落を蘇らせたスーパー公務員、石川県羽咋市役所 高野誠鮮さんの話だった。
一緒にテレビを見ていた妻が、「世の中にはよう似た人がおるもんじゃねえ」といっていたので、紹介させていただきます。


 石川県羽咋市神子原(みこはら)地区、65歳以上の人口が半分以上を占める限界集落だ。
18年もの間、全く子供が生まれなかったこの地域に救世主が現れた!市役所の一職員、高野誠鮮(55)。

 彼のおかげで若者が移住し、カフェが出来て人々が集い、賑わいを見せ、この地は限界集落から脱することができたのだ。
公務員でありながら、既存のルールを打ち破るアイデアを次々と提案、周りの反発を受けながらも、地元を活性化するためなら熱く行動する高野。
いわば地元の宣伝マンだ。

 彼の持論は「人の役に立つから役人なのだ」。

 役所では稟議書を回さずに企画の実現度を高め、入植者を積極的に受け入れるため、住人たちによる“ユニークな”面接を行う…。

 さらに高野は、地元の米、神子原米(みこはらまい)をブランド化した。
そもそも「米は農協に売るもの」というのが農家の常識だったところに、農家自身の手で販売するシステムを作り上げる。
「神子原」の「神子」にあやかって、なんと「ローマ法王」に献上、お墨付きを得た。
価格はこれまでの約3倍、年収が2倍以上になった農家も出てきた。
そんな高野の“カリスマ性”に惚れ込んだ若い入植者が、新しい農法を取り入れた米作りを今、まさに実践中。

 ※木村秋則さんの「自然栽培農法」でした。

ますます地域が活気づいている。
その米の収穫を追いながら、限界集落を蘇らせた高野の熱き“パワー”を追いかける内容だった。


 しかし、中途採用だった彼が順風満帆だったわけではない。
彼の奇抜なアイデアと予測のつかない行動は周囲を引っ張りまわす結果となり、反対されることはあっても賛同されることはなかった。
まさに四面楚歌の状態である。
 そんな時、上司が言う。

  「犯罪さえ犯さなければ、何をやってもいい」

 普通は、こんなことは言えない。
 しかし、この上司は彼を黙ってみていた。
「士は己を知る者のために死す」という諺があるが、その時の彼の心境はそうではなかったか。

 そして、今、彼は部下にこういう。

  「人の役に立つから役人なのだ」

 さらに、

  「犯罪さえ犯さなければ、何をやってもいい」

 閉塞感に満ち満ちている今だからこそ、部下にこう云える上司になりたい。

関西人と関東人

2011年08月28日 19時26分27秒 | おもしろい
 ブログネタを探すために身の回りの人たちの話に気をつけるようにしている。
 そして、今朝、妻から面白い話を聞いたので紹介しよう。

 あるテレビ番組で、「エレベーターの中で臭い屁をした場合に関東人と関西人は、どのような反応をするか」という比較実験をしたというのである。
事前に、何時でもどこでも屁が出る人を雇い、にんにくが入った餃子などを食べさせ、実験に臨んだというのである。(まあ、よく考えたものであるが、どうやってそのモデルを探してきたか不思議でならない)

 そして、まず関東で臭~い屁をエレベータ内で充満させる。
すると、反応は、気づかないふりをする、聞こえないよう笑う。

 一方関西では、みんながみんな突っ込む。
 「おっさん、なに食うたん?」、「どっか、体調悪いんやないん?」など

 出てきた人たちに、「なぜそのような行動をとったか?」という質問をする。

 関東人は、指摘して傷つくといけないからが大半。
 一方関西人は、突っ込んであげんとかわいそうやんが大半。

 人に対する思いやりは、同じ国であっても両極端であることがわかる。

 さて、あなたの「思いやり」は、どっち?
 
 

人間ドック

2011年08月05日 00時05分53秒 | おもしろい
 今日は人間ドックなので、早く就寝しようと思うのだが、日頃の夜更かしがたたってなかなか寝付けない。

 誰しも、人間ドックを受けるのはいやであろう。

 何が嫌かというと、検便を2回、当日は現場で検尿。
この生理現象が個人的に上手くいかないときがある。

 でも、検便は昔とちがってやり方がスマートになったと思う。
 容器を見ると「とりすぎに注意してください」と書かれてある。

 中には、少しだと不安でめいいっぱい入れる人がいるのか...

 それとも、入れすぎてあふれ出ているのか...

 馬鹿な想像をめぐらせながら便器に座りながらいろいろと考える。

 そういえば、「ポキール事件」ていうのがあったよな。
 その事件を話してくれたのは歳の近い役所の後輩である。

 私たちが子どもの頃、フイルム上のポキールという寄生虫検査シートが導入されたことがある。
 それは、従来の検便のやり方からすると、革新的なものであった。
 そのフィルムをお尻にあてがい、二つ折りにするだけで済むのである。

 しかし、子どもたちにとっては画期的過ぎて、戸惑う子どもたちも多かった。

 そして、後輩の子どものころの教室に戻る。
 その日は朝から教室の中が「うん○」の臭いで充満していた。
 (後輩は)不思議に思ったが、さして気にしなかったという。
 そして、そのポキールを先生が出すように命じたところ、
 先生は思わず、そのポキールの入った袋を投げてしまったというのである。
 そして先生は、「□□君、何したん?」
 「え!何したん言うて、うん○とってきただけですけど...」

 なんと、ポキールに直接「うん○」をはさんできたために、「うん○」がシートからはみ出て
 入れてきた袋が白封筒から茶封筒に変色していたというのである...

日本を救う、藻!

2011年05月29日 22時13分34秒 | おもしろい
 今日のTBSの番組「夢の扉+」はある藻から石油を作るという話であった。

 タイトルは、「藻から石油を!エネルギー革命で日本を産油国に!?」
内容は次のようなものであった(TBSホームページから引用)。

 その男の、40年以上にも及ぶ地道な研究の成果がついに実った。
世界にも注目される、大量の石油を生む特別な「藻」の大発見!
これまで海外で、いくつか石油を生む藻の発見はあった。
しかし、その男が発見したのは、これまで発見された藻をはるかに上回る量の石油を生み出すという。

 筑波大学大学院、渡邉信(まこと)教授、63歳。

 日本が誇る「藻」のスペシャリストだ。
渡邉教授の下には今、海外からヘッドハントの話が舞い込んでくる。
しかし彼は、あくまでも「日本発」の研究開発にこだわっている。
彼がどこで藻を発見したかはトップシークレット。サンプルは、限られた人しか知らされていない場所で保管。
その藻は、なんと汚水を浄化し、さらに石油をも生み出すという人類にとっては、奇跡の藻類である。 

 急ピッチで進められる渡邉氏の研究開発。 
そして、ついに藻からとれた石油で、トラクターを動かせるのか、世界初の実験が行われることに。
その結果は...

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 彼をずっと支えてくれた妻の見ている前で動き出す。
貧乏研究者時代ずっと支え続けたた妻。一時は妻の扶養家族として、それでも彼は藻の研究をやめなかった。
そのあくなき探究心が人類を救う大発見につながった。

 そして、彼のすごいのはその研究をわが国の未来のために役立てようとしているということ。
彼をそこまでかきたてるものが何かはわからない。
しかし、彼は宮城県出身。
今回の大震災で、より強く、この国のためになることをと願っているのではないか。

 この「藻」が実用化されれば必ずやわが国は再生する!
 日本の未来は明るいのである。

ガラス張りで、地域を大改造!

2011年05月15日 22時07分46秒 | おもしろい
 今日のTBSの夢の扉プラスのテーマは「ガラス張りで、地域を大改造! ”見られる”住宅で、コミュニティを甦らせる・・」だった。
内容は次のようなものである。

 玄関も、居間も、トイレまでも丸見え?ガラス張りの、その斬新な住宅には、度肝を抜かれる...。
数々の建築賞を受賞した建築家、山本理顕。
設計の根底には、彼が生まれ育ってきた町並みと原風景がある。
隣のおじさんに怒られる...。
近所のおばさんたちが食料を分け合う...。
昔ながらの地域社会が、人と人との絆を深めてきた。

 しかし、1住宅に1家族という価値観が定着していく中で、山本は限界を感じつつあった。

 システムは制度疲労している。
プライバシーは確保できても、密室化して、何もかもが見えなくなっていく。
子どもも、高齢者も、障害者も。
 孤独死をも生み出し、家庭内のトラブルも密室化させ、問題をこじらせる。
いまこそ、地域の復権を...。 

 山本は新たな考えを打ち出した。

 「地域社会圏」。

住宅を飛び越え、地域社会のあり方をも設計する。
彼の物静かな語りとは裏腹に、社会を改革しようという執念が見え隠れする。 
その建築の理念が評価され、世界から声がかかる。
コンペを独占する。
一方で、奇抜な建築だけに、国内外でも賛否両論はつきまとう。
 でも、山本は信念を貫く。 
家族のみならず、「地域と一緒に住む」住宅をと..。


 この番組を見ていて、日本社会のコミュニティの崩壊要因のひとつを確信した。
大家族から核家族へ家族という単位が小さくなり、ひとの絆が壊れていった。
そこには、住居形態も間接的に影響を及ぼしていることも。
そして、今、家庭内コミュニケーションも壊れかかっている。

 山本さんが一番最初に手がけた大きなプロジェクトの熊本県の県営団地。
住民からプライバシーを侵されると苦情の嵐...
しかし、山本さんは粘り強く住民説明会を開催していく。
それでも、住民は納得しない。

 そんな中、独居の老婦人が恐る恐る手を挙げる。
「私、向かいに見える明かりがあるだけで安心するんです」

 山本さんは自分の信念と行動を確信する。

 私たちの仕事は、日々なんでもないように思いがちだが、人の心や地域コミュニティまで動かすことがある。
しかし、そのことに気づかずに仕事をするのとしないとでは大違いである。

 私たちに与えられた権限は、桁はずれている。
だが、そのことを理解し、上手に使うことができるかどうかで、そのまちの方向性までも変わるということを真摯に受け止めておかねばならない。

トイレの掃除と世帯年収

2011年02月04日 23時43分56秒 | おもしろい
 経済部門にいた頃、企業の健全性を評価する指標として直接企業訪問をして失礼な話だがいろいろと観察させていただいた経験がある。
 例えば、

  □スタッフの挨拶ができているか
  □電話の受け応えをしっかりしているか
  □スタッフの行動情報が共有かできているか
  □社長室にゴルフの優勝カップや表彰状を飾っていないか
  □トイレがきれいに清掃されているか

 おかげで最後のトイレについては、途中で中座してトイレを借りる癖がついた。
そして、今日、yahoo!ニュースを見ていて以下の記事を見つけた。
トイレ掃除ができていない企業の社長さん、スタッフにこの話をしてみてはいかがでしょう。

 NHK紅白歌合戦で披露され、大ヒットソングとなったアーティスト・植村花菜さんの楽曲『トイレの神様』は、“トイレ掃除”の場面が描かれていることで有名だが、今回は、世間の“トイレ掃除事情”についてアンケートを実施。
トイレをキレイにしている人と、そうでない人とでは、「世帯年収に約90万円の差がある」という驚くべき事実が明らかになった。

ライオンは、今回、20~39歳の男女490人に対して「トイレの清潔さに関する比較調査」を実施。
風水などでは、「トイレをキレイにしていると、金運がアップする」などといわれているが、実際に調査対象者を“ピカピカトイレ派(245人)”と“残念トイレ派(245人/トイレをキレイにしていない人のこと)”の2派に分け、「あなたは金運が良い方だと思うか?」と質問。
すると、“ピカピカトイレ派”は、42%が「思う」と回答したが、一方で、“残念トイレ派”で「思う」と答えたのは、22%と少数だった。

 さらに、年収についても聞いてみると、明らかな違いが発覚!“ピカピカトイレ派”の平均個人年収は261万円、“残念トイレ派”の平均個人年収は237万円となり、24万円の差が出てしまったのだ。
そして、「世帯年収」についても聞くと、“ピカピカトイレ派”の平均は542万円、“残念トイレ派”の平均は454万円。
なんと、90万円近くの差が出る結果となった。

「トイレをキレイにしているかどうか」で、なぜここまで調査結果に差が出るのだろうか?
“ピカピカトイレ派”と“残念トイレ派”の、性格や意識の違いを調べてみると…。
“ピカピカトイレ派”は、「段取り」が良く、「友人」が多い傾向にあることが明らかに。社交性が高く、仕事や対人関係でそういった面が評価されやすいのではないか、ということが分かった。
「トイレをキレイにしていると、友だちも家に気兼ねなく呼べて、人との関わりも増えて、人生が楽しくなる」(33歳・主婦)など、“ピカピカトイレ”イコール“招福”と考える人は、実際に多数いる模様だ。

 ちなみに、トイレをキレイにしている人に「トイレ掃除で工夫していること」を聞いてみると、「汚れに気が付いたらすぐに拭き取る」(35歳・未婚女性)、「トイレットペーパーでこまめに便器・床を拭く」(37歳・未婚男性)など、“気付いたらすぐ”や“頻繁に”掃除するという意見が多く上がった今回の調査。
立派な年収をGETするためにも、今日からこまめに掃除し“ピカピカトイレ”を目指してみるのはいかがだろうか。
【東京ウォーカーより抜粋】

 こまめに直ぐ行動するということがお金を稼ぐ極意か!!

匠の技(わざ)

2010年07月30日 01時00分59秒 | おもしろい
 京都には帯紐を組みひも技術でつくりあげる技がある。

 それが、今、ぜんぜん異なる分野で活用されようとしている。
 その一つがゴルフクラブのシャフト。
従来のカーボンシャフトだと「しなり」を出すために何層も重ねながら固さの違いを出すそうだが、カーボンを組みひも技術で角度を変えながら組んでいくと、固さの強弱をつけることができるというのである。
つまり、従来の方法だと無理やりという感があるが、組みひも技術で調整していくと自然なパワーバランスが出せるというのである。

 本当に凄い技術である。

 これをパワー吸収に応用すれば、自動車ドアの内部に組み込まれている衝撃時のバーを鉄からこの組みひも技術で創りあげたカーボンに変更すれば、より強く・より安全性が高まるというのである。

 なんでもないような組みひも技術が、最先端分野で応用されるというのである。
 とにかく驚きである。

 古い技術やお年寄りをバカにする人がいるが、そのスキルは凄いのである。