今年最後のゼミが始まりました!
しかし、教室はガラガラ。最初は18人しかいませんでした。
みなさん就活や私用などあるかもしれませんが水曜日はゼミの日です!
これは大変深刻な問題と先生も仰っておりました。
では昨日の日経です。
今日は4年与那覇君と3年棟近さん。
与那覇君は先日行われた選挙の投票率が過去最低になった記事を取り上げていました。
「ゼミ生がどれだけ選挙に行ったか気になっている」ということでその場で自己申告をすることに。
ゼミ生18人のうち選挙に行ったのは11人でした。
ゼミ生の中では60%は行っていることになります。
その中で3年吉田君はこの60%の中にどれだけ選挙の意味を分かって行っている人がいるのだろうと述べました。

意見を述べる3年吉田君
先生は韓国で行われる選挙の話をしてくれました。
韓国では投票率は80%を超え、若者の指示が圧倒的である文さんになれば、
韓国の政治がガラッと変わるであろうと述べ、注目してほしいと仰っておりました。
結果は朴さんの当選となりました。
先生はゼミ内メーリスで、
「一部の報道によると、首都圏の若者の投票率が50%を切ったらしく、これが決定的な要因となったようです。(中略)
若者が動かないとどうなるかを示した『皮肉な結果』と言って良いと思います。」
と述べておりました。
続いて3年棟近さん。
棟近さんは、スイカなどのIC乗車券が全国相互利用できるという記事を取り上げていました。
便利になると思っていたがきっぷを利用する機会が少なくなり、
いくらでどこまでいけるか、という感覚がなくなってしまうのではないかと述べていました。
確かにメリットデメリットがありますね。
そして今日のメインである3年生の卒論中間報告です。
前に出て、それぞれのテーマを発表します。

左から棟近さん、山田さん、永井さん
棟近さんは「環境保全・Green birdをとおして~私たちにできること~」
環境問題という広い所在の中をGreen birdという団体に注目しケーススタディしていくという内容でした。
続いて山田さん。
山田さんは地元の北海道を題材にし、「東京から考える北海道」というテーマでした。
北海道という地域がもつ特殊性を東京という場所から調べ、より地元への理解を深めたいとのことです。
そして永井さん。
永井さんは「就職活動で内定をもらえるひととは―求められる人材―」です。
大学生の多くが避けては通れない就職活動をテーマに、内定をもらえる人の共通点とはなにか、
そして今の大学生に足りないもの、求められているものとは何なのかを検討していくということです。

そして左から泉君、益田さん、堀君
泉君は「鉄道ファンの社会学―鉄道好きは鉄道会社を救うのか―」
少子高齢化や団塊の世代の引退により運輸の収入減が問題視されていることや、
鉄道ファンの生態について調査し、鉄道会社の将来について考察していくという内容でした。
続いて益田さんは「女子サッカーから考えるジェンダーとスポーツ」というテーマです。
益田さん自身が高校時代に女子サッカー部に所属していたこともあり、
そこから現代のジェンダーに対する意識や、女性の社会進出をスポーツと関連付けて考察していくとのことです。
堀君は時間の都合上、後半となりました。
一通り、テーマの発表が終わった後それぞれ意見を出し合いました。
先生は何事も調べることが重要であり、ケーススタディを重視していくことが
大切だと仰っておりました。
私も卒論を書く身なので、3年生のテーマはどれも興味深く面白く感じました。
3年生はまだ時間があるので、じっくりと考察を深めていってほしいと思いました。
休憩をはさみ、後半へ続きます!!
文責:中野早紀(2012年度4年ゼミ生)