日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

社会学科後藤ゼミナールの実態とゼミ生の生態が一目で分かるゼミ日誌! しかと見れ!!!

7月27日 4年ゼミ

2022-07-27 17:50:00 | 2022年度

こんにちは。

後藤ゼミ4年松村淳平と申します。

 

7月27日(水)のゼミブログを更新致します。

前学期最後の授業となった今回は、各班の調査を元にした成果発表、及び各班の今後の作品作りにおける方向付けを行いました。

関根班:銀座駅地下のオープンワークスペースを利用する人と、その前を通る人の関係。

岡田班:①地下空間利用者の混在、多様化。

   ②修学旅行生用の「学生用堕胎集合場所」

   ③地下のあらゆる場所で目に映るグラフィックデザイン

阿部班:①東京駅地下と下北沢地上の比較

   ②東京駅の高層開発と下北沢の低層開発

荻野班:①八重洲地下街の利用者の目的の混在。

   ②銀座線リニューアルに伴うデザイン性

   ③地下の老朽化

   ④企業広告

 

各班、以上の成果発表が行われました。

これらを元に今後の作品作りにおける各班の方針は、

 

関根班:①地下のオープンワークスペース

   ②地下のクローズドワークスペース

岡田班:①地下空間の利用者の多様化

   ②地下に存在する「学生用団体集合場所」

阿部班:①東京駅の縦長開発と下北沢の横長開発の比較

   ②東京駅地下と下北沢地上の相互転換

荻野班:①銀座線リニューアルにおけるデザインとそれによる地上と地下の相互作用

   ②地下の老朽化および歴史

となりました。

9月16日、17日の通いゼミ合宿では、各班のそれぞれの作品の第1次案の発表を行います。

この日に向けて、各班の調査、議論を重ね、充実した第1次案作りを目指したいと思います。

文責:松村淳平(2022年度4年ゼミ生)

 

 

 

 

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7月20日 4年ゼミ

2022-07-27 13:34:33 | 2022年度

こんにちは。

ゼミ4年の徐です。

7月20日のゼミでの活動内容について報告いたします。

 

三週間ぶり、今回の授業は学校の映像編集室で集まり、二回行われたチーム別のフィールドワークの報告を行い、そして個人からチームリーダー各自で質疑応答も何回も繰り返しました。

チーム別なので、前回のフィールドワークを振り返りながら、他人視点や見方を理解し、そして質疑応答も行い、自らがゼミ活動の内容に対する認識度が高くなり、また新しい発想をでき、「やっぱり調査研究って、交流が必要だね」という感想は授業中よくありました。

発表順番は:1.岡田チーム 2.荻野チーム 3.関根チーム 4.阿部チーム、という流れでした。

・丸の内駅地下待機場所の利用実態

・地下鉄老朽化

・地下にある広告などの視覚デザイン

・ワーキングスペース/多目的ホール

などの話題を授業中で提示され、それをめぐって議論が始まりました。

来週のゼミは、個人案と二回目のチーム案を提出する予定です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

文責 : 徐 梓越2022年度4年ゼミ生)

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7月20日 3年ゼミ

2022-07-20 14:30:00 | 2022年度

こんにちは。

ゼミ3年の及川穂乃佳です。

720日のゼミでの活動内容について報告いたします。

 

6月後半から行なっているミニ映像制作も今週で第5回目となりました。4つに分かれた班もそれぞれ撮影を終え、編集作業に取り掛かっています。

班ごとに進捗状況は異なりますが、撮影した素材は数十分の班から数時間の班まであり膨大な量です。そこからおよそ3分の映像を完成させるにはどのような作業が必要なのか、本格的な編集ソフトを用いての作業が初めての人がほとんどの中試行錯誤しながら取り組んでいます。

 

まずは素材のカットです。映像の主旨を適切に伝えるためにはどの素材をどの順番で用いるべきなのか熟考する必要があります。

そこから、ナレーションやBGMの有無を検討します。撮影時のリアルな声を伝えるべきなのか、はたまたその当時の状況をナレーションで補完すべきなのかは見せたい内容によって異なります。

他にもテロップを加えたり、映像を早送りしてみたり、様々な要素を用いて工夫する様子はさながらドキュメンタリー制作のようです。

たった数分の映像制作においても、ドキュメンタリー制作の基礎を学べることを実感しました。

 

 

ここで、私たちの班が現在制作している映像の内容について少し紹介させて頂きます。

私たちの班では、「二年間一度も開けられていなかったサークル室の鍵を開ける」をテーマに、アカペラサークルSol-faの協力を得て撮影しました。

コロナ禍で活動を制限されていたサークルは、現在徐々に活動を再開しています。そんなタイミングで二年間出入りなく開けられていなかったサークル室の状況はどのように変化しているのか、慣れない本格的なカメラを使って鍵開けの瞬間に密着しました。

サークル室の中の様子については、完成した映像をもって発表したいと考えているため、このブログで記述することは出来ませんが、リアルな実態がお伝えできるよう完成まで編集作業に取り組みたいと思っています。

(編集画面が反射してしまい非常に見づらいです...申し訳ございません。)

 

 

また、他の班の映像についてはほとんど内容を把握していないため実際に完成した映像を見ることを今からとても楽しみにしています。そこから感想を共有し、実際のドキュメンタリー制作に向けて技術や意識を高めていきたいと考えています。

 

ミニ映像制作を通して、伝えたい内容や意図を表現するためにはどのような視点や撮影素材が必要で、どのようなアプローチが適切なのかを考える能力が身についているのではないかと感じています。活動を通した気づきを忘れずに心に留め、今後の活動に生かしていきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

文責 : 及川穂乃佳(2022年度3年ゼミ生)

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7月13日 3年ゼミ

2022-07-13 16:10:00 | 2022年度

こんにちは。

後藤ゼミ3年の池頭(いけがしら)です。

近頃は雨模様の鬱陶しい日々が続いておりますが、気持ちだけはさわやかに過ごしていきたいものです。

さて、13日に行われたゼミの活動ですが、前回同様チームごとにミニ映像制作の編集作業を行いました。全員が初めて使う編集ソフトでの編集になるため、試行錯誤を繰り返しながら、良い作品を作り上げるために取り組んでいます。

9月に行われる通いゼミ合宿で発表になるため、そこでどんな映像が見られるのか、今からワクワクしています。

自分達のグループでは、「後藤先生のバッグの中身紹介」をテーマにしました。テーマ決定から撮影まではスムーズに進み、映像で使う所とカットする所の選別、カットの作業まで終わりました。

しかし、これだけでは相手を「魅せる」ことはできません。しかし、どうすれば「魅せる」とこができるのか。ここで行き詰まってしまい、答えが出ないままこの日の活動は終了しました。

 

今学期のゼミも残り2回。映像を見た人から「後藤先生のバッグの中身はつまらない」と思われないようにするためにも、時間を無駄にせず、全力で取り組んでいきたいと思います。

つまらない文章でしたが最後まで読んで頂きありがとうございました。

文責:池頭純平(2022年度3年ゼミ生)

 

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7月6日 4年ゼミ 関根班

2022-07-06 18:20:00 | 2022年度

こんにちは。

ゼミ4年の中村圭佑です。

 

7月6日に行われたチーム別のフィールドワークについて報告をいたします。

参加者:関根、山口、加藤、中村

欠席者:なし

フィールドワーク:15:00(銀座駅ワーキングスペース)-18:20

 

この日は銀座駅のワーキングスペースに集合し、まずミーティングをしました。そこで、以前は作業をしている人を中心に見ていたため、

・通りを歩いている人の観察

・時間帯による通る人の変化

・ここ以外の場所の観察

ということを意識しようということになりました。時間帯に関して、人通りが多い状態も観察してみてはどうだろうかという意見があがり、人が増えると考えた18時頃にもう一度この付近を観察しようということになりました。それまでは改めて銀座駅周辺や銀座駅以外の地下を観察することにしました。

 

集合した15時付近の人の様子。一枚目の写真のようにワーキングスペースをチラ見する程度の人が少しいるが、じっと見るという人は見られなかったです。

また、一枚目の通路の方が人通りが多かったように感じました。その通路側にコンビニがあったり乗り換えがしやすいため?

 

さらに、東京メトロの210の駅内で使える(車内サービスもあったみたいだが6月30日にサービス終了)フリーWi-Fiがあることに気が付きました。対応言語が韓国語、中文簡体(中国、シンガポールなど)、中文繫体(台湾、香港など)、英語と訪日外国人向けだと考えられますが、誰でも使えるものでした。このフリーWi-Fiを使っている人もいるのでしょうか。

 

その後、西銀座駐車場に向かいました。そこには高級車が多く並んでいました。

駐車料金は30分で310円となっています。右上に三越サービス券と書いてあるため、近くの百貨店と提携し割引等のサービスがあるのかもしれません。さらにこの駐車場は地下通路に直結しているため、雨の日でも濡れることなく買い物をすることができます。

これは西銀座駐車場の入口付近にある「Sony Park Mini」という、2024年完成予定のGinza Sony Parkに向けた10坪の実験的POP-UPスペースです。ここでは、日常の隙間にソニーが見つけた未来への手がかりに触れてみるということをコンセプトにプログラムを組んでいる様です。

 

ここから日比谷駅方面へと向かいました。一度地上に出たのですが、外は蒸し暑かったため、再び地下へと戻りました。

地下にはこのように送風機(?)がいくつもあり、夏でもこういった送風機に加え日差しが届かないため、比較的快適に過ごすことができます。

また、このようにスナック菓子、飲み物の自販機と椅子といった休憩スペースのような場所もあり、乗り換えなどで少し疲れた時に活用することができると考えられます。

 

そこから東京駅方面へと向かい、有楽町駅を通って再度銀座駅方面へと向かいました。

 

この二枚はその道中の写真で17時30分頃の写真です。2枚目の方は「ラーメン激戦区 東京・丸の内」というJR東京駅丸の内地下南口徒歩約一分、東京メトロ丸の内線東京駅より地下直結で行ける「KITTE丸の内」の地下一階部分にあります。これらの写真からも分かるように、仕事帰りとみられるサラリーマンが乗り換えなどの理由から商業施設内を通っていることが分かります。このように商業施設も乗り換えの通路となるのは東京駅周辺の地下通路の特徴なのではないかとも感じました。

これは銀座駅内にある「メトロ銀座ギャラリー」の一つです。これらの作品は東京藝術大学卒業・修了作品の中から選別された10作品を計3回にわたって展示され、ゆとりと潤いのある文化的空間の創造を目的に設置されている様です。実際に以前来た時とは異なる作品が展示されていました。しかし、前回と同様、ここで立ち止まって見ているという人は写真の方しか見られませんでした。

先ほどのSony Park Miniもそうでしたが銀座駅内には芸術関連のものがいくつかあり、おしゃれな雰囲気となっています。

 

18時頃に同じように銀座駅のワーキングスペースの写真を撮影しましたが、15時頃とあまり変わった印象は受けませんでした。しかし銀座駅を通る人は東京駅付近よりも私服の人が多く見られ、仕事帰りというよりもショッピングで使われているのではないかと感じました。

 

報告は以上となります。今後、自分たちの班、他の班と意見交換しさらに地下空間の分析をしていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

文責:中村圭佑(2022年度4年ゼミ生)

 

 

 

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7月6日 4年ゼミ 阿部班

2022-07-06 17:50:00 | 2022年度

こんにちは。

ゼミ4年の阿部裕介です。

 

7月6日のフィールドワークついて

参加者:阿部、小島、松村

欠席者:徐

フィールドワーク(東京駅):14:30-17:50

 

14:30に東京駅丸の内口に集合し

まずは東京駅周辺を歩こうと、有楽町駅、銀座駅を通り皇居まで地上を歩きました。その後行幸通り沿いから地下へいき歩きました。

前回の下北沢のフィールドワークを通して2つの気付きがありました。

①建物の高さ

②人

下北沢にはもともとあった商店街、線路地下化に伴いできた新しい施設を見ると近隣の民家に合わせた同じ高さでお店が縦ではなく横に広がっていることがわかりました。

 

今回東京駅付近を歩き、地上は高層ビルがたくさん並んでおり下北沢感はなく、デパートやオフィスが多い印象でした。

また、下北沢では見られない大きな重機や企業の看板が見ることができました。

商店街を見ると全く人はおらず、シャッター街のような雰囲気が漂っていた。

 

 

しかし、地下街(建物の高さは同じ、横に広い)や高架下の飲み屋街を見るとタイ料理などいろんな国の飲食店やお店が並んでおり下北沢の地上にできた「下北線路街」「ミカン」と似ていることがわかった。

また、車が走っていない点も同じである。

下北沢と東京駅周辺は一見全く違うように見えるが、下北沢の地上空間と東京駅の地下街には類似点はあった。

②人

下北沢には若者が多く、カップルなども多く見られたが東京駅にはサラリーマン、観光客ばかり見ることができた。

八重洲口には鹿島アントラーズ対セレッソ大阪の試合を見に行く人がバスに並んでいたり、歩いてるサラリーマン、夜になると飲んでいるサラリーマン達を見ることができる。

サラリーマンや観光客が多いことから公共交通機関を使う人が多い。

下北沢も交通機関を使う人もいると思うが住宅街があることから自転車を使う人が沢山いる。

そこで駐輪場の値段を比較した。

東京駅:24時間営業、2時間ごと100円

下北沢:24時間営業、10時間ごとに100円

これを見ると値段の差がかなりあることがわかる。

集まっている人々の違い、地下の発達によりそのままオフィスにいける、地下街に多く人が集まる場所があるため地上での交通手段を利用する人が少ないことが値段からわかる。

 

まとめると、東京駅は高層開発、下北沢は低層開発で全く違うように見えるが少しながら類似点はあった。

意見交換を踏まえながらこれからの作品作りに活かしていきたいと思う。

文責:阿部裕介(2022年度4年ゼミ生)

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7月6日 4年ゼミ 荻野班

2022-07-06 17:50:00 | 2022年度

こんにちは。

ゼミ4年の大牧美衣奈です。

 

7月6日に行われたチーム別のフィールドワークについて報告いたします。

参加者:大牧、荻野
欠席者:鈴木、河西
リモートミーティング:10時〜11時
フィールドワーク:14時半〜17時半


今日は河西、鈴木が欠席の為、大牧と荻野の二人での活動です。

まずは午前中のミーティング。

1時間ほど、前回のフィールドワークを振り返りながら、どこを歩いていないかや注目したいことを話し合い、計画を立てました。

そこで、前回は地下街が中心であった為

・駅同士をつなぐ地下鉄ネットワーク
・老朽化が進むメトロ
・地下街と地下通路のにおいの違い
・場所による広告の違い

このような点を重視して歩くことにしました。

 

2時半に東京駅で集合し、大手町〜二重橋〜日比谷〜銀座と歩き、銀座から東京駅まで歩いて戻ってきました。

行きは全て地下、帰りは地上を中心に歩きましたが、地下のほうがやはり快適です。

この日は最高気温が30度前後で蒸し暑さも感じていましたが、地下は空調が整っているところが多く、あまり汗をかきませんでした。

 

個人的に一番涼しいかなと思ったのは、東西線大手町付近です。1番最初に通ったところであるため、歩きながら自分の体温が上がっていって涼しく感じなくなった可能性も否定できませんが。

しかし地上を歩いているときは暑さを感じ、手持ち扇風機とタオルは必須です。

人通りに関しても地下のほうが圧倒的に多く、地上を歩く人は少ない印象でした。

 


まず、地下に入っていく前にワーキングスペースを見つけました。

 

広めな場所にポツンとワーキングスペースがあり、何も気にせずに素通りするサラリーマンがいる中でもここで仕事しようとしている人がいます。上に見えるのはスターバックスなので、そこで仕事をするという選択が取れない人(リモート会議など)が利用しているのでしょうか。

オフィスが集まる東京駅だからこそ、このようなワーキングスペースに需要が生まれるのだと思います。

 


そして八重洲地下街の近くを通り地下へ。

八重洲地下街の綺麗さから一変、古びた様子が目に入ります。

においも変わり、地下鉄特有のにおいです。

 

老朽化が目立つ部分が多く床のシミも多いです。しかしゴミなどが目立っている様子はなく、「汚い」ではなく「古い」という印象です。

 

少し歩くと古さは薄れていきました。

 

この地下通路にはこのような案内が。5つの線の全駅の案内がある場所は大手町駅くらいではないでしょうか。

 

この地図を見ても、出口の多さや地下鉄ネットワークの広さを感じることができます。

 

そのまま歩いていきます。

 

歩いていると、アビームコンサルティングを始めとする多くのオフィスが入居している「丸の内永楽ビルディング」や、みずほファイナンシャルグループの各社が入居する「みずほ丸の内タワー」が。どちらも三菱の建物です。

他にもオフィスビルに直結する入り口を多く発見し、駅から地上に出ることなく出社できることが分かります。

雨の日でも暑い日でも快適にオフィスにたどり着けるのはこのエリアの特色ですね。

 


東西線大手町駅から歩いていくと、千代田線と都営三田線の大手町駅に辿り着きます。

 

 

この写真の奥が千代田線、(写っていませんが)手前側には三田線の改札があります。床の色も点字ブロックもくっきりと分かれていますね。

 

こちらは千代田線側なのですが、綺麗な様子です。

 

こちらは三田線側なのですが、古く老朽化した様子が見えます。

 

この1枚目の写真を見ると、

左:社員証のようなものをつけている人(周辺のオフィスの人?)

↑の後ろ:カメラを持つ人(調査者or撮り鉄?)

中央左:お土産袋のようなものを提げた女性

中央右:急ぎ足のサラリーマン

右:駅員の女性(迷った人などの対応?)

など、様々な様子の人々が写っていました。

 

今回は人より場所の写真が多めになってしまったのですが、地下空間を訪れる人にも着目していく必要がありますね。

 

 

 

ここで、授業中の議論を思い出しました。授業では、都営よりメトロのほうが古いというお話になった気が。と。

 

そこで、2つの開業について調べてみると、都営三田線の開業は1968年12月、千代田線の開業は1969年12月でした。

千代田線のほうが新しいが、これは1年の差?と思って詳しく調べてみると

 

2012年頃から、利便性の向上を目的としたリニューアル工事が行われていたようです。

この対象は、丸ノ内線、東西線、千代田線。私達が歩いてきたのが東西線〜千代田線&三田線であるため、三田線の古さが目立ったのですね。

 


そのまま歩いていきます。

 

二重橋方面に歩いていくと、ここで床の色が変わります。ここから二重橋駅のエリアなのでしょうか。

 

ここからはきれいな印象を持ちますが

 

老朽化が目立つ部分もあります。


そして二重橋駅を通り日比谷駅まで歩いていきました。


こちらは三田線日比谷駅なのですが、電話をするサラリーマンが写っています。

 

 

この場所には椅子が少しあり、前回訪れたときもサラリーマンの姿がありました。

ホーム以外に椅子のあるスペースがあるところはあまり見かけません。

出勤や出張、乗り換え中のサラリーマンが、連絡を取ったりちょっとした作業をする場所として便利なのでしょうか。

 


続いて、日比谷駅から銀座駅へ。

 


この通路は人が少なかったです。日比谷駅から銀座駅に向かう人は少ないのでしょうか。

 

そして銀座駅に到着です。印象がガラリと変わりますね。

 

 

銀座駅について調べてみると、2017年から銀座線がリニューアルを行っていたことが分かりました。

 

このリニューアルではエリアごとにデザインコンセプトがあったようで、浅草駅~神田駅を「下町」エリア、三越前駅~京橋駅を「商業」エリア、新橋駅~赤坂見附駅を「ビジネス」エリア、青山一丁目駅~渋谷駅を「トレンド」エリアとのことです。

銀座駅はそのまま「銀座」エリアとし、「憧れの町」「人と街をつなぐ光のゲートアベニュー」がコンセプトだそうです。

そしてこの銀座線のリニューアルに伴い、日比谷線、丸ノ内線もこのコンセプトに統一しました。

 

このおしゃれな雰囲気と光は銀座らしい雰囲気です。

 

ここで、授業の際に、

「地上のあり方は地下に反映される。地下のあり方は必ずしも地上に反映されるわけじゃない。」

という話を思い出しました。

 

この銀座駅は、地上の銀座のあり方を地下に反映した1つの例として考えられます。

 

また、このリニューアルでは、デザインだけではなく、多機能トイレやバリアフリーなどの整備も行われていたようです。

 

メトロのリニューアル記事を読んでいると、「閉鎖的な地下空間のイメージを変えて駅で過ごす時間を楽しんでほしい」というメッセージを見つけました。

これは、駅周辺に広がる、駅同士を繋ぐ地下空間が、移動や交通だけのものではないということでしょう。

 

今回、大手町〜二重橋〜日比谷と歩いた後に銀座駅に向かったことで、地下通路としてではなくなく地下空間としての街作りを感じることができました。

 

 


さて、長めのゼミブログも終盤です。

ゼミブログのはじめに
・駅同士をつなぐ地下鉄ネットワーク
・老朽化が進むメトロ
・地下街と地下通路のにおいの違い
・場所による広告の違い

ということを掲げましたが、広告についての言及がないじゃないかと思った方もいると思います。

 

広告については、様々な場所を撮りましたので、現在分析中です。

 

少し紹介しますね。

 

こちらは東西線大手町駅から歩いていたときに見つけたものです。

この広告主はリース会社で、リース会社はtoB向けの商材を扱っています。

かつ、この広告主のSMFLはSMBCグループのリース会社なので、ペルソナがSMBCと取引している会社の財務担当と、非常に狭いにも関わらず、東京駅に広告を出してるのが面白いと感じ、主要な会社が集まっている東京ならではと感じました。

 

 

 

この広告も、toB向けの東京ならではと感じた広告です。


地上のあり方が地下の広告にも影響されているのかや、エリアごとに特色があるのか、東京らしさは広告に表れているのかなど、分析していきます。

 


今回のフィールドワークは、地下街ではなく、駅と駅を繋ぐ地下鉄ネットワーク、そして駅を中心に広がる地下空間を中心に行いました。

ゼミブログの報告も、地下鉄に関することがメインになってしまいましたね。

前回の八重洲地下街のフィールドワークと比較しながら、東京駅を中心として広がる地下空間を分析していきたいと思います。

 

報告はこちらで以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


文責:大牧美衣奈(2022年度4年ゼミ生)

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7月6日 3年ゼミ

2022-07-06 17:42:49 | 2022年度

こんにちは

雨の日が続いていてジメジメした嫌な暑さが続いていますが、皆さんどのようにお過ごしでしょうか。

7月最初の三年生のゼミ活動はそれぞれ班に分かれてミニ動画の作成の続きをしました。

私たちの班では3分クッキングでトッポギを作ろうという企画を練り、今回実際に買い出しから始めました。

 

肉の仕込みなど本格的に調理をしました。

 

10:30から準備を開始し、出来上がったのは14:10、3限終わりギリギリでした。

その後は後藤先生の研究室でみんなで集まり、トッポギを食べる会をしました。

昔のゼミ生の思い出話や、先生おすすめのマーマレード、先生の偏食の話など、普段のゼミではできないような話を沢山することができました。

また、先生が差し入れで大学近くにあるパン屋さんのウッドペッカーさんのパンを持ってきてくださいました。

このように研究室でみんなで集まるのは二年ぶりということで貴重な経験をさせていただきました。

またこのような機会を作って親睦を深めたいと思いました。

 

三年 山元柚季

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7月6日 4年ゼミ

2022-07-06 11:00:00 | 2022年度

こんにちは。

ゼミ4年の岡田笑門です。

 

7月6日に東京駅周辺の地下空間で行ったフィールドワークの報告をさせていただきます。

参加者(遅刻・欠席なし)國村、田端、岡田

活動時間 8:00~11:00

 

今回は通勤時間帯の人の数や流れを確認するために8:00から活動を行いました。

通勤時間帯だったため多くの人がいましたが、それにしても前回と同様、道幅が広いと感じました。

 

8:20頃 修学旅行へ向かうと思われる学生の集団

私服姿の学校、制服姿で共学の学校、女子高と思われる学校の少なくとも3校が同じ時間帯に集まっていたことが確認できました。

この場所にはここに集まってくれと言わんばかりに大きく「団体集合場所(学生用)」と書かれていました。新幹線が走り、修学旅行の出発地点になることの多い東京駅特有の案内に思えます。

 

通勤中の人の流れについて行きました。

私たちが迷ってしまう東京駅の巨大な地下空間を彼らは迷うことなく歩きます。

オフィスロビーへつながるエスカレーター(右)と直進するとJR東京駅京葉線コンコースへとつながる道(左)で人の数がまばらになりました。

ここで東京駅は一体いくつのビルにつながっているのか気になりました。

八重洲地下街の案内板

対面のゼミで東京駅はビル直結になっており、雨の日でも濡れずに通勤することができると話題になりましたが、その数に驚きました。

写真で確認できるだけでも、スターツ八重洲中央ビル、合同ビル、新槙町ビル、八重洲口会館ビル、石塚八重洲ビル、鉄鋼ビルディング、グラントウキョウノースタワー、グラントウキョウサウスタワー、セントラルビル、越前前ビルの10のビルにつながっていることがわかります。ここまで多くのビルとつながっているのは珍しいのではないでしょうか。

前回昼過ぎ頃、社員証をぶら下げた人もいたことから東京駅と駅の地下空間、直結するビルでサラリーマンが地上に一度も出ずに1日過ごせる一つの街が形成されているように感じました。

 

謎の誘導ライン

いつかのゼミで話題になった謎の誘導ラインです。始めは新幹線とJR全線の切符売り場の案内の下で途切れていたので、切符を買う人用のものだと思っていました。しかし、清掃の方と近くのガチャガチャ売り場の店員さんに話を聞いたところ、このラインの先にあるキャラクターストリート内で何かイベントがあった際に、お客さんに順番待ちをしてもらうためにコロナ禍で新たにできたものらしいです。

今まで注意して見ていませんでしたが、キャラクターストリート内の店舗の前にも同じように順番待ちをしてもらうためのラインがありました。前回、今回と平日のフィールドワークで休日の様子は見ていませんが、もう入場規制はしておらず使われてなさそうです。

 

報告は以上になります。今後は他のチームとの意見交換を行いながら作品化を進めていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

文責:岡田笑門(2022年度4年ゼミ生)

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