日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

社会学科後藤ゼミナールの実態とゼミ生の生態が一目で分かるゼミ日誌! しかと見れ!!!

2011年6月29日 ゼミナール後半 三年生第一回卒論中間発表 

2011-06-29 19:00:00 | 2011年度
さあ、休憩を挟んで後半は三年生の卒論中間発表です!
どんなテーマの卒論計画書が発表されるのでしょうか。


トップバッターは井野君。
日本人の若者は何を拠り所しているのかについて。
共通の価値観が薄い日本人、特に同世代の若者の拠り所を調査、研究するというものでした。


続いて田村さん。
日本の社会情勢と自殺率について。
これまでの日本の様々な出来事と自殺率の関係性について調べるといったものでした。


続いて矢野さん。
子供の名付けの社会背景を探るといったものでした。
「あくまちゃん」、「音符ちゃん(めろでぃちゃん)」などなど…、近年、変わった名前が多いですね。
どのような研究結果が出るのか…面白そうなテーマでした。


次に初谷君。
ペットブームについてです。
近年のペットブームは一過性のブームの枠を超えて文化になりつつあるのではないか、といった内容でした。
ペットを飼ってる人を中心に多くの意見が出されました。


次に安西君。
オネエの社会的立ち位置について。
メディアに登場するいわゆるオネエキャラは現在人気だが、それは物珍しさ、奇抜さからの人気であり、実際は社会的にどう認知されているのかといったものでした。
先生から数人に絞って詳しく調査したら面白いといったご指摘がありました。


続いて軽部君。
大河ドラマの主人公とその時代の社会の関係性について調査するといったものでした。
大河ドラマをすべて見るというよりは、視聴率に注目し、ピックアップして調査し、関連性を調べるべきだという意見が出されました。


質問をする荒山さん。
3年生からも沢山の質問が出ました。


続いて加藤さん。
現在行っているアルバイトから、映画館の集客力についての研究を行うといったものでした。
映画館が人を魅了する理由、しかし、DVDやTVなどによる映画館離れが進行している現状など、時代と共に映画を取り巻く環境の変化について様々な意見が出されました。


続いて佐藤君。
自身のサークルに関連してHIPHOPをテーマにした卒論を書くそうです。
HIPHOPの中には様々な種類があり、ロックダンス、ブレイクダンス、POPPINなどなど…とHIPHOPに関する説明もあわせてしてくれました。(佐藤君が行っているのはPOPPINダンスだそうです。)
どんな卒論に仕上がるのか楽しみです!


黒板を使って説明する先生。


二回目の休憩を挟んで田中君。
アニメの舞台となった町=「聖地」を調査し、アニメがもたらす聖地への影響を研究するといったものでした。
先生は秩父をFWの対象にすべきだとおっしゃっていました。
因みに私は個人的に映画「猫の恩返し」の舞台になった聖蹟桜ヶ丘を巡礼(=聖地を巡る事)したいです!!(巡礼っていうのかな?)


次に新さん。
日本のお土産文化についての研究テーマでした。
東京ディズニーランドを時例にあげましたが、これは事例としてはあまり相応しくないということで別の事例へ変更を余儀なくされてしまいました。
テーマが面白そうなだけに、次回の発表に乞うご期待です!


続いて河野君。
格闘技ブームについての研究です。
2003年の大晦日が象徴する日本の格闘技ブームの繁栄と衰退を社会学的に考察するといったものでした。
当時は大晦日の格闘番組の瞬間最高視聴率が43.0%だったというのは驚きです!


スポーツに関連して次に江原君。
チームプレーで行う集団スポーツと自分対相手で行う個人スポーツの違いを多面的に調査するといった内容でした。
三四年生問わずスポーツに関する卒論テーマは人気のようです。


いよいよ発表者も数名、次は和田さん。
「限定商品」に焦点をあてて人の社会学的心理を研究するといったものでした。
本当に限定商品は人々を引き付けるのかといった根本的な議論が印象的でした。


続いて与那覇君。
ネット炎上はなぜ発生するのかについて。
炎上してしまったブログの管理者がインタビューに答えてくれない可能性があるのではないかといった意見が出されました。


続いて飯田君です。
飲酒による交友関係の影響についての研究をするといった内容でした。
飯田君自身は飲酒というよりは飲み会の場そのものに人々の心を開放的にする力があるのではないかという仮説を立てていました。


続いて渡辺君。
日本とタイの観光政策の比較と課題についてです。
数々の逆境を乗り越え観光大国と言われているタイをモデルに今日の日本の観光業について考察するといった内容でした。


続いて荒山さん。
日韓の文化についての研究を行うということでした。
韓国と日本は近年ブームと言う形で大きく関わりあっているので面白い研究ができそうです。


次の中野さんも韓国について。
韓流ブームが社会にもたらした影響についての研究をするといった内容でした。
韓流の火付け役、ドラマの「冬のソナタ」やk-POPの人気を例にあげて発表してくれました。


最後に小谷野君。
テーマは歌舞伎町の社会学。
調査方法は実際に歌舞伎町で働き、聞き込み調査をするそうです。
どんな卒論が出来るのでしょうか。

今日は発表者が盛りだくさんだった為、長丁場でした。
3年生の皆さんお疲れ様でした!
今回の議論を踏まえて次回更に中身の詰まった発表になるように頑張って下さい!

来週は二回目の前期FWです。暑さに負けず頑張りましょう!!


最後の締めの挨拶をする市川。
先生、ナイスな笑顔です!!!

文責:市川慧(2011年度4年ゼミ生)
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2011年6月29日 ゼミナール前半

2011-06-29 14:30:00 | 2011年度
本日のゼミは3年生の卒論中間発表のため3限からのスタートです!
前半では、いくつかのお知らせと今日の日経がありました。

・夏合宿の日程について

夏合宿の日程が決定したとの報告がありました。
今年の夏合宿は7月30日(土)~8月2日(火)までの3泊4日です。


夏合宿について話す後藤先生

他には、

・7月2日の桜上水祭りについて
・日本赤十字社から受領証が届いたこと
・日本大学社会学会大会プログラムについてのプリントの配布

等がありました。

・今日の日経

今日の日経は3年矢野さん、4年糸井さん。

糸井さんは、「どこへ行く外食」という記事をとりあげてくれました。
外食する人々が減ってきていると同時に、中食やデリバリーをする人が
増えている傾向にある、といったことを話していました。
また、ファミリーマートが先月26日に原発の避難区域にコンビニをオープンし
お年寄りの夫婦の利用が多いということも発表してくれました。


早退するため急ぎながら発表してくれた糸井さん

先生は「企業のグループ化」について話してくれました。


わかりやすくコンビニを例にして話す後藤先生

続いて3年矢野さん。



矢野さんは、中国が「新幹線の」特許を出願したという記事について取り上げていました。
日本の技術であるにもかかわらず、中国側は自分たちの技術だと主張しており、
中国は恐ろしい国のように感じる、と話してくれました。

それについて先生は、
テクノロジーとはだれのものでもなく、100%日本生まれのテクノロジーはない!
日本の近代化が進んだのは明治時代に雇われ外国人にいろいろ教わったため。
日本ほど真似の得意な国はない、稲作や仏教だって中国・朝鮮半島経由で入ってきて土着したもの。
日本がこういうことに騒ぐこと自体がナンセンス!!
と熱く語っておられました。

さらに新幹線とは、数百キロ圏内にある主要な大都市をつなぐ役割を果たす機関のため
中国で新幹線はあまり需要がないのでは?という話もでました。

新幹線の技術というのは狭い日本の土地だからこそのものなのだな、
と再確認させられました。

これで今日の日経は終わりです。

休憩をはさみ、いよいよ3年生の卒論中間発表です!
3年生はいったいどんなテーマを取り上げているのでしょうか?!

文責:中野早紀(2011年度3年ゼミ生)
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2011年6月26日(日) 東京探検団 ふちゅう(府中)に夢中になろうよツアー!!

2011-06-26 18:00:00 | 2011年度
本日は、4年の糸井さんが企画した「東京探検団:ふちゅう(府中)に夢中になろうよツアー!!」でした。
日にちは2011年6月26日(日)、天気は今にも雨降りそうな曇り。
結局最後まで雨は降りませんでした。

予定では、
高倉塚古墳→高安寺→昼食→サントリー武蔵野ビール工場見学→郷土の森博物館の順番です。

参加者は・・・、
後藤先生
OB 池田さん、河村さん
4年 泉山、市川、橋場、深瀬、糸井
3年 軽部、小谷野、田村、中野、矢野

以上の13人が参加しました。

集合は12時にJR南武線と京王線が交差する分倍河原駅の改札口。


↑分倍河原駅

駅周辺で企画者の4年糸井さんが、自作の地図を使いながら、参加者に今回の探検団の目的を説明し、
いざ出発。


↑企画の説明をする4年糸井さん


↑4年糸井さん作の地図

<高倉塚古墳>
まず始めに向かったのが、「高倉塚古墳」。
この企画では元々、「上円下方墳の武蔵府中熊野神社古墳」を見学する予定でしたが、
日曜日は休業しているということで、急遽変更になりました。

なんとこの「高倉塚古墳」は、住宅街の中にあります!!


↑地図を確認する後藤先生、4年糸井さん


↑高倉塚古墳と周辺住宅の地図

高倉塚古墳周辺の地図には、「分倍河原」が「分梅河原」と書いてあったりしました。
これらの由来は様々な説があるようです。
「分倍」は、かつて土地の周辺が多摩川の反乱や土壌の関係で収穫が少ないため、
口分田を倍にして与えていたという説。
「分梅」は梅にまつわる土地が多いからという説。
由来に関しては諸説あるようですが、明確な資料がないため、
本当のところはよくわからないそうです。

さて、高倉塚古墳に登ります。


↑高倉塚古墳前の後藤先生と4年糸井さん

高倉塚古墳の上で、この古墳のこと、府中はいつから栄えていたのか等の議論がありました。


↑説明する4年糸井さん

「府中」という地名こそかつて律令国家時代の国庁(地方官庁)が置かれていた都市の事を言います。
だから「府中」という地名は日本全国にたくさんあります。
だから、府中に歴史がないわけがない!
しかし、ここ東京都府中市では古墳が複数見つかっているということから、
律令国家時代よりもさらに古い歴史があるとわかりますね。
本来行くはずだった「上円下方墳の武蔵府中熊野神社古墳」は、
現在確認されている上円下方墳の中では最大のものであり、
古墳の作り方や副葬品から、被葬者は古墳時代に権力が集中していた畿内の政権とつながりがあったと考えられます。
つまり、古墳時代に武蔵国、現在の東京都府中市のあたりは、
時の権力者がいたということ、多摩川が近くにあったから、栄えていたのではないかと思われます。
「高倉塚古墳」は府中市周辺に広がる、これまでに25基確認された「高倉古墳群」のうちの一つ。
そして、その古墳群の中で中心に位置するのが「高倉塚古墳」です。
これまでに6世紀前半前半と思われる土師器杯(はじきつき)等が出土しているそうです。
また、周辺の古墳群からも土師器や直刀、鉄鏃等も出土しており、平成6年に東京都府中市の文化財に指定されています。


↑高倉塚古墳の資料

<高安寺>
さて今度は、高安寺に向かいます。


↑歩く、東京探検団

しかし、途中で道がわからなくなってしまいました。
まさかの迷子状態を打破したのが企画者4年糸井さん。
近くにあった料理教室の方に道をお尋ねしました。
道案内してくれた料理教室ギャラリー・ピリカの方、ありがとうございました。


↑道を尋ねる4年糸井さん


↑道案内してもらう東京探検団

道案内のおかげもあって、高安寺に到着!!






↑高安寺の様子

この高安寺は曹洞宗(道元)のお寺です。
ですが、それは江戸時代初期からであって、
それまでは臨済宗(栄西)のお寺でした。
このお寺は元々、市川山見性寺というお寺で、
あの源義経や武蔵坊弁慶も立ち寄ったというお寺でした。
現在、弁慶が大般若経を書き写すために、境内の井戸の水を使ったて墨をすったという伝説があり、
「弁慶硯の井」という古井戸の跡が残っています。
また、南北朝時代には分倍河原の駅近くに君臨する新田義貞が分倍河原の合戦で本陣を構えた所でもあります。


↑分倍河原駅近くの新田義貞像

その後、室町幕府将軍の足利尊氏が再興し、
龍門山高安護国禅寺と改称されました。

このお寺はなんとなく、京都のお寺と雰囲気が違います。
金閣寺のようなきらびやかさはなく、むしろ渋い。
木々も生い茂っていて、まるで山の中の様。
これは、臨済宗が禅宗であることが理由として考えられます。
理由は詳しくわからないですが、禅って渋いですよね。
鎌倉仏教である臨済宗や曹洞宗は、鎌倉時代の支配者層(武士等)に
支持されていました。武士道精神と禅の教えは似通っています。
武士は渋い事が大好きです。

・・・ということを、高安寺内で話し合いました。


↑3年田村さん、中野さん、矢野さん

またお寺の中に入っていくと、水子地蔵や箒小僧が。


↑水子地蔵


↑曹洞宗の祖道元の像


↑箒小僧と4年糸井さん

この箒小僧について4年市川君が、「かわいい」との発言に対して、
4年糸井さん「本当にそう思ってる!?」
さて、真偽はいかに・・・。

また、お寺内は蚊が多かったです。
後藤先生は蚊に食われやすいということで、
話しながらも、絶えず、手足をダンスさせていました。


↑踊る後藤先生

しかし、お寺の蚊は強かった。
禅宗の寺だからかな・・・、関係ないですね。


↑蚊に食われた後藤先生の脚

武蔵国の中でも東京都府中市あたりが古墳時代に栄えていたことは、
先ほどの「高倉塚古墳」や今回の「高安寺」でわかりましたが、
その先の時代にも東京都府中市の周辺は栄えました。
東京都府中市には、中世の鎌倉幕府に通ずる鎌倉街道がありましたし、
江戸時代には甲州街道が設けられ、府中は甲州街道沿いにあったので、
宿場町として栄えました。

<昼食>
高安寺を後にしてからはランチタイム。
それぞれ思い思いのところでランチを楽しみました。

<サントリー武蔵野ビール工場>
OBの池田さんがここから合流し、
バスでサントリー武蔵野ビール工場へ出発!!


↑OBの池田さん、河村さん


↑サントリーバス
水色一色ですね。ウォーターブルーだそうです。

数分後・・・、到着!


↑サントリー武蔵野ビール工場


↑喜ぶ3年中野さん、矢野さん

ちなみにサントリーは、日本のビールメーカーでは売上第3位です。
順位は・・・、

1位 キリン
2位 アサヒ
3位 サントリー
4位 サッポロ

かつては、キリン、アサヒ、サッポロが大手三社としてビール業界を独占していましたが、
1967年にサントリーは「純生」を発売し、ビール業界に再び参入(戦前にもサントリーはビール業界にいましたが、
大手三社の反撃にあって撤退した経緯があります)。
その後、サントリーは万年4位でしたが、1980年代に今も主力商品である「モルツ」のヒットや、
「ザ・プレミアム・モルツ」がモンドセレクションの「ビール部門グループI」で国産ビール製品初の最高金賞を受賞し、
2005年~2007年の3年連続で最高金賞を受賞しました。そうした結果、サッポロを抜き、現在3位となっています。
2011年現在、プレミアムビール(原料や醸造方法にこだわりを持たせた高級志向のビール)市場は、
サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」とサッポロの「エビスビール」が二分してシェア争いをしています。
ちなみに、後藤先生はいつもは「モルツ」で、特別な日に「ザ・プレミアム・モルツ」を飲むそうです。


↑「ザ・プレミアム・モルツ」の文字と3年田村さん、中野さん、矢野さん


↑「ザ・プレミアム・モルツ」

サントリー武蔵野ビール工場は「ザ・プレミアム・モルツ」の発祥の地でもあるので、
見学場所は「ザ・プレミアム・モルツ」一色です。

さて、工場見学スタートです。

案内してくれるのは
サントリーガール(案内役)の関さん。


↑関さん

まず、「ザ・プレミアム・モルツ」が出来るまでの大枠を大型ムービーで観ます。


↑おぉ、まるで会社説明会みたいだ。

ビールは、原料→仕込み→発酵→貯酒→ろ過→缶詰の過程を経て作られます。
「ザ・プレミアム・モルツ」はその中でも、原料すなわち素材に徹底的にこだわっているそうです。

それではどんな原料を使っているのかを見て行きましょう。

まずは、水!



サントリーはより良い製品を作るために、ビール・発泡酒などの製品全てが深井戸を通して、
地下深くからくみ上げた良質な天然水で仕込んでいます。その天然水を「深層地下水」といいます。

次に、麦!



粒のそろった良質の大麦を使うだけでなく、麦芽の「発芽状態」が均一なものを厳選することで、
麦本来のうまみが引き出されます。
私達はこの麦を見学中に食べさせてもらいました。
う~ん、ひまわりの種に近いかな。
この麦にはでんぷんが多く含まれているそうです。

そして、ホップ!



ホップはつる性の植物で、その受粉前の雌花にある一部分(ルプリン粒)が独特の香りやほろ苦さ、
泡もちなどビールに欠かせない要素になります。
「ザ・プレミアム・モルツ」は苦味の穏やかで華やかな香りのアロマホップを使っています。
ちなみにビターホップというものもあり、こちらは苦味が強く、においも強い。

実際に、アロマホップとビターホップのにおいを嗅がせてもらえました。


↑アロマホップとビターホップ


↑アロマホップを嗅ぐ4年糸井さん


↑ビターホップのにおいにやられた3年中野さん

さて、原料の次は「仕込み」です。
原料の麦芽を砕いて、温めた天然水を加えると麦芽中のでんぷんが糖に変わります。
そこにホップを加えると特有の香りと苦味を持った「麦汁(ばくじゅう)」ができます。


↑映像で説明を受けました。


↑仕込むときに使う釜と4年糸井さん

さて原料を仕込んだら、「発酵」ですね。
麦汁に酵母(菌)を加えると、麦汁のなかの糖がアルコールと炭酸ガスに分解され、
まだ出来たばかりのビール「若ビール」ができあがります。


↑発酵するときに使う機械

次は、発酵してできた若ビールを熟成させるために「貯酒」をします。


↑貯酒に使われる機械

若ビールを貯酒して、熟成を終えたら酵母などを取り除くために「ろ過」を行います。
徹底した衛生管理によって、熱処理を行うことで「生ビール」ができるのです。

ここまでの過程を経て、できあがった「生ビール」はとうとう「缶詰」されます。
東京探検団当日は残念ながらメンテナンス中で稼動していませんでしたが、映像で「缶詰」の様子を観させていただきました。
できたてのビールをおいしくするために、ビールの品質低下の原因となる酸素を徹底的に除去します。
酸化を防ぎながらビールを缶に詰めて、完成!!






↑「缶詰」する様子の映像

サントリー武蔵野ビール工場は環境にも配慮していますので、
ゴミの分別が細かくされています。


↑すごいゴミ箱の量

見学終了!!

いやいや、ビールが作られるまでが見れて良かったね。
・・・と、思っていたら、なんと無料のビール試飲が最後にできました!

時間は15分程度しかありませんが、3杯までなら自由におかわりOK。


↑う~ん、うまい!!

なんと4年泉山君は15分で3杯きっちり飲みきっていました。


↑うまそうに飲む4年泉山君

見学終了後、オリジナルのお土産(プレミアムモルツのグラス)をもらいました。

<郷土の森博物館>
サントリー武蔵野ビール工場の次は、「郷土の森博物館」ですね。

博物館へ行く途中の道に、なにやら大きな看板が。






↑大東京綜合卸売りセンター、看板

東京に「大」がついて、大東京か・・・。
東京社会学をする者にとってこれは、見逃さずにはいられないぜ!
・・・というわけで、調査をしたところ、
この大東京綜合卸売りセンターは築地市場に並ぶほどの多摩地区最大の卸売市場ということです。
47年前(1964年)に開かれた卸問屋街。十数年ほど前から、一般客にも解放されるようになりました(C&C)。
※C&C=キャッシュ(cash)&キャリー(carry)の略。現金購入持ち帰りの方式のこと。

しかし、大東京と名前がつく理由がわからない。
築地が東京の「中心」にある市場であるのに対して、
大東京綜合卸売りセンターは「広域」の市場であるから、「大東京」なのか・・・、
後藤先生に言わせれば、23区を「(小/純)東京」と見立てての「大(二次的な)東京」であって、
多摩地区に対する屈折した心情が反映されているのではないかと・・・。

そうこうしている間に、
郷土の森博物館到着!!

あれ?
↓入口も入場券売り場も開いてないぞ・・・??




到着時刻は16時20分。
↓入館は16時までで終了でした。


ぎりぎり入場できないかと交渉してみましたが、ダメでした。
残念です。

というわけで、今回の東京探検団はここまでです。
郷土の森博物館の入口前にあるベンチで今日の総まとめをしました。


↑話し合う東京探検団

後藤先生から東京探検団全体に関するお話を頂ました。
こういう場で、一人ひとりが感想や印象を述べ合うだけで終わらせることのないようにしましょう。
一人の話から、内容をどんどん広げられるように、
また根拠や論拠のある話が出来るように、探検中は記録・データをとるようにしましょう。
記憶よりも記録です。
一回の東京探検団でその場所の全てが語れるようになるわけではありません。
東京探検団での収穫はあくまで、「プロセス」の一部であります。
「プロセス」の積み重ねで、ようやく結果を手に入れられるのです。

次回からの東京探検団では、メモと筆記用具とカメラを手元から放さないようにしましょう。
次につなげよう!

本日の東京探検団は府中の様々な場所へ足を運ぶことができました。
府中は、近くて遠い場所(地理的には近いが近いゆえあまり行かない)なので、
府中を歩く、いいきっかけとなったと思います。
後藤先生も「今日の探検団はとても楽しかった」とおっしゃっていました。
本日はお疲れ様でした。

文責:深瀬雄幹(2011年度4年ゼミ生)
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2011年6月25日(土) 東京探検団 エスニック料理を食べに行こう -アフリカンコミュニティと東京-

2011-06-25 21:00:00 | 2011年度
本日の東京探検団は渡辺君が企画した「エスニック料理を食べに行こう -アフリカンコミュニティと東京-」です。

参加者は以下の11名。
4年:糸井 岡野 上村 川添 北村 司茂 松本 矢崎
3年:井野 初谷 渡辺

六本木に18時50分に集合し、駅から5分ほど歩いたところで今回の目的地であるエスニック料理屋MAMA AFRICAというお店に到着。
裏通りに位置することもあり、あたりは割と静かでした。


↑MAMA AFRICA。

中にはテーブルが10個ほどあり、20人程度の人が入れそうなスペースがありました。
店の人はもちろんガーナの方。
注文に四苦八苦しながらも、各自ガーナ産のビールであるクラブビール・スタービールを頼み乾杯。
日本のビールと比べても違和感がさほど無く、とても飲みやすかったのでおいしく頂くことができました。


↑乾杯の様子。

その後は各自アフリカ料理を注文。
スープ・シチュー系の料理が中心ですが、名前を聞いても味の見当がつかないので料理がつくまで楽しみに。
テーブルには香辛料の他にも石鹸やフィンガーボールが置かれ、独特な雰囲気を醸し出していました。
パームオイルを多く使っているということで、日本では馴染みのない味に驚いている人も居ました。


↑メニュー。

食事後は外に出て店、料理に対する意見交換を行いました。
食事中、アフリカ系の人々が次々と来店しているのを目にし、またお客様同士が親しげに話していることから、一見さんは少なく、常連さんがほとんどを占めている印象を受けました。
エスニック料理店をきっかけに、同郷の人が集まりコミュニティーを形成するというケースは珍しく無いのかもしれません。
多くの外国人が集まる東京六本木だからこそ、こういったエスニック料理店は単なる料理屋という位置づけではなく、
コミュニケーションの場として必要とされているのだということを改めて実感したFWでした。


↑集合写真。

文責:岡野慎治朗(2011年度4年ゼミ生)
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2011年6月25日(土) 東京探検団 東京クルーズ 水上バスツアー

2011-06-25 17:00:00 | 2011年度
6月25日(土)に行った東京探検団は水上バスツアーとエスニック料理の2本立て!
まずは、3年初谷君が企画した東京クルーズ 水上バスツアー-水上交通の意義、東京港の歴史・役割を探る-です!

参加者
4年:金子 北村 松本 米田
3年:新 荒山 飯田 江原 加藤 河野 田中 初谷 与那覇 和田

11時に新宿駅に集合し、みんなで浅草橋駅へ向かった後、吾妻橋で初谷君からスケジュールの説明がありました。


しおりを配って説明中。

12時から13時までは各自自由行動で、浅草を探検しました!
浅草に来たということで…、浅草寺へ向かってみることに。
仲見世通りの隣にある商店街を通ると「新」の文字が書かれた布がずらーっと掲げられていました。
「アーケード完成」の文字が書かれた横断幕もあったので、商店街がリニューアルしたお祝いでしょうか…。


「新」の文字が並ぶ商店街


商店街にあった携帯ショップで行っていた福引で、4年松本君がなんと!ipod shuffleを当てました!

仲見世通りに出ると、数か月前は震災の影響で観光客が激減という報道もありましたが、土曜日ということもあってか、たくさんの人が歩いていました。途中、何軒かのお店で小学生くらいの子供が売り子さんになって一生懸命お菓子を販売していました。職業体験をしている感じがしました。



接客中の子供たち。


海外から来た観光客も多く見られました。

13時に吾妻橋に再集合し、いよいよ本日のメイン、水上バス「ヒミコ」の乗り場へ向かいます!


乗り場へと続く建物の中に入る一行

今回乗る水上バスは、「ヒミコ」という名前で、銀河鉄道999の作者である松本零士さんがデザインしたものです。


乗車券。


3年生。出発ゲート前にて。

4年生。

出発ゲートを抜けて、乗り場で水上バスを待っていると…


吾妻橋をくぐって「ヒミコ」登場!


船員さんが手を振ってくれました。

パッと見た感じだと、アニメやSF映画に出てきそうな戦闘機のようなデザインだと思いました。他に運航している船とは雰囲気が違います。

水上バスの中は、窓際にテーブルやいすが並べてあり、全員がどこかしらに座ることができました。また、トイレと売店も設置されており、席を確保すると、飲み物やアイスを購入する人も見られました。


売店に並ぶお客さん。

出発から到着まで、銀河鉄道999のキャラクターが外の景色をアナウンスしてくれます。
先頭には撮影スポットもありました。


メーテルたちと一緒に


企画者の3年初谷君


操縦席!格好いいです。


船内の様子

浅草からお台場間には14もの橋があり、それらをヒミコがくぐるたびにメーテルたちが解説してくれます。また橋をくぐる間は、上の写真の白い床の部分が七色に光る仕掛けがありました。
お客さんは若いカップル、中高年のグループ、アジア系の方が多く、私たちのような学生のグループは見受けられませんでした。


後部座席でくつろぐ3年与那覇君


景色を眺める4年金子さん、米田さん
高層ビルから工場や大型船が泊まっている景色へと移り変わっていく様子が、水上バスの窓から見ることができました。

50分間の乗船を終え、お台場海浜公園乗船場に到着しました。ここから東京みなと館まで歩いて向かいます。
お台場ジョイポリスやフジテレビを横から眺めながら、まっすぐ歩くこと25分、青梅フロンティアビルに到着。この20階に東京みなと館があります。

この日は中国との友好港提携記念日のため、無料で入ることができました!
館内は東京港の歴史・国際的な貿易基地としての東京港・臨海副都心の3つのブースがあり、それぞれに大型模型が設置されています。建物の外観やコンテナ、人の顔など細かいところまで丁寧に作られている模型で驚きました。
館内は外を一望できる大きな窓や双眼鏡もあるので、模型と見比べることもできます。


窓から見える大井コンテナふ頭


最後に、東京みなと館を出て外で意見交換をしました。

屋形船のような遊覧船には乗ったことはあるが、交通機関として水上バスに乗るのは初めて。というお客さんの会話を聞いたと話す、3年初谷君。
後で自宅に帰って調べたのですが、浅草からお台場間の交通時間は電車も水上バスもさほど変わらないということがわかりました。
東京みなと館のコンセプトは、交通というよりは物流や臨海副都心の紹介といった感じがしました。江戸時代から水運の要衝として発達し、現在も海の森予定地など物流以外でも発展を続けていることを館内で改めて学び、これらをふまえて考えると水上バスは浅草~お台場間の観光面での交通手段として成り立っていけるのではと思いました。

エスニック料理に続く…

文責:北村優樹(2011年度4年ゼミ生)
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2011年6月24日(金) 東京探検団 御徒町から秋葉原へーものづくりをテーマにー

2011-06-24 17:00:00 | 2011年度
この日の探検団は御徒町と秋葉原という隣接した二つの駅を
探検します!
14:00に御徒町駅南口に集合で集まったのは

4年生 有田、橋場、深瀬
3年生 佐藤、渡辺、軽部、与那覇
それと先生にも参加していただき計8人。
大幅な遅刻と曜日を勘違いしていた人もいて10人には達しませんでした・・


早速出発するかと思いきや先生から
なぜ御徒町で貴金属を取り扱うかについて
解説を求められる軽部君。

説明によると戦後、この土地はアメ横のバックヤードと
して機能しておりその名残として現在もこの土地で貴金属を
取り扱うお店があるということだそうです。

では出発です。


間違えて全員で逆方向に出てしまいました・・・


こっちが正しい方向。
JRの駅からも見えるように本当に貴金属を
取り扱うお店が多いです。


そして、写真からも見て取れるように宝石の卸商のお店も
何店舗もありました。


日頃このようなお店に行くことがないため
みんな興味津々です。


そんなこんなで駅の周辺をぷらぷらしていると
先生からこんな内容が薄いフィールドワークは駄目であると喝が入りました。
御徒町に来る人についてそのような人たちの特徴は何か。
ということを調べる必要があるということを指摘され
二人一組になって調べることになりました。

三十分後に集合して話し合って出た意見として
プレゼントとして宝石を買いに来ている人は少ない、
卸が多いためハードケースを持った人たちが中に
宝石をたくさん入れている。
そして、みんな黒いスラックスに白いYシャツという服装が多い
といった意見が出されました。
最後の服装については後藤先生も力説されており
この服装を窓口にしダイヤモンド業界の奥をのぞき込んでみると
面白いと指摘されていました。

御徒町を探索後、徒歩で秋葉原まで行くことに。
その途中で「2K540 AKI-OKA ARTISAN」という
いくつものショップが高架下にある場所に行きました。

高架下ということもあってその日の猛暑を和らぎ
みんなリラックスした雰囲気になりました。


たまたまやっていた地酒の物産で日本酒を試飲する佐藤君。
この後顔が真っ赤になっていました。


そのあと秋葉原に到着。ラジオ館前で秋葉原のガード下に
あるラジオセンターとその近辺を探索することが決まりました。
集合した際にたまたま白衣を着た人がいたため
後藤先生と深瀬さんが非常に注目していました。


写真が小さくて分かりにくいかもしれませんがこのラジオセンターは
電子機器がたくさん売っていています。
昔、理科の実験で使ったようなコードや
今話題になっている放射線を計る機械のガイガーカウンター
など様々な電子機器が売っていました。

一通り探索した後、みんなで話し合うことに。
みんな先ほどの御徒町のことが頭に浮かんだのか
秋葉原にいる人はスーツを着ている人が
多いという結論に至りそうになり後藤先生が
よく観察するようにという指摘をいただき
きちんと服装を見てみるとフォーマルなスーツというよりは
カジュアルなスーツであるということに気付きました。
そのあともう一度よく考えてみると
ラジオセンターの近辺には退職した比較的に高齢な人がいて、
ラジオ館近辺には10台後半から20代前半の若い層がいるということが
判明し、結論として秋葉原は目的をもった人たちが集まり、
その目的ごとに秋葉原の中でも行く場所が違う、住み分けが
された街だという結論に至りました。

この日は気温30度を超える真夏日の中本当にお疲れさまでした。

文責:三年 与那覇博
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2011年6月22日 第二回卒論中間発表

2011-06-22 18:15:00 | 2011年度
後半は今日のメインである第二回卒論中間発表!
前回の発表を受けて11人の4年生は一体どんな発表をしてくれるのでしょうか。


まず最初は岡野君
彼のテーマは「個人の地域社会への帰属意識の発生と集団への影響」
地域への帰属意識に対する要因は何かという内容でした。


次は川添君
「都市の再開発による都市文化への影響」というテーマで、秋葉原の例を出して都市文化について語ってくれました。


次は市川君
自分の実体験から、「鉄道における通勤・通学客の動向~うまい鉄道の乗り方~」というテーマで発表してくれました。長距離通勤・通学をいかに有効に使うかを調査する興味深い内容でした。


次は新井さん
新井さんだけでなく、私たちにとっても身近な京王線を取り上げた「京王線調布駅付近立体交差事業と街づくり」というものでした。


次は司茂君
『歌われる「東京」~歌としての「東京」に潜む社会性~』というもので、具体的には「東京」という言葉が題名に入ってる曲、歌詞に注目するということです。後藤先生も、学生が取り組むべき面白いテーマだとおっしゃっていました。


次は米田さん
「メディアミックス作品が流行する理由とは」を探るテーマで、“メディアミックス”を巡る議論がなされました。先生曰く、1970年代に角川春樹が仕掛けたことで流れが形成されたそうです。


次は岩瀬君
多くの人々が知っているであろう文化人に注目したもので、「世界が受け入れる村上春樹の魅力」というテーマで発表してくれました。なぜ村上春樹なのか、ここで言う“世界”とは何かといった問題が課題に挙げられました。


次は上村君
演習生の時に行ったドキュメンタリー制作の作品の一つ、「個性を発信!読者モデル-主役は街の若者たち-」のディレクターだった上村君。そこからの疑問を題材にした「集団形成におけるファッションの役割」を発表してくれました。


次は深瀬君
塾講師のアルバイトの経験から「学校教育機関における問題点~テスト教育と自我の消滅~」という内容で発表してくれました。偏差値などの数字で判断されることに疑問を感じつつも、現代の日本が直面している現実に葛藤する。深瀬君の熱いプレゼンが印象的でした。


次は泉山君
「自由とは何か」という深いテーマで、“自由になりたい”とは何にもしがらみがないことが自由なの? 私自身色々と考えさせられる内容だったと思います。


最後は私橋場祐二。
長年サッカーを続けてきたので「日本におけるサッカーと野球の人気度の違い」というテーマで発表をしました。昨年のW杯を契機に、サッカーがあれほど盛り上がる要因を追求したい思いからこのテーマに至りました。

全ての発表が終わり議論に移りましたが、先生からは“こんな内容では卒論にならない。このテーマを取り上げる意義は”などの厳しいお言葉を沢山もらいました。
2週間の時間があり、当然前回の発表者と同水準の評価にならないのは承知していましたが、私を含め全体的に出来がよくありませんでした。
ボツになったもの、卒論をやらない人もいますが、今年から卒論にも力を入れていくことになったので、多くの4年生が卒論に挑戦する表明をしました。あとは与えられた課題を前期の授業までにクリアするという条件のもと、各自調査研究を進めるという結論で今日のゼミは終了。

最後に、卒論は大変な作業です。
でも、大学生なら卒論はやるべきだと考えています。現段階では私のテーマはボツ候補だけど、最後まで諦めず、卒論に対し真剣に向き合っていきたいと思っています。

文責:橋場祐二(2011年度4年ゼミ生)
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2011年6月22日 ゼミナール前半

2011-06-22 14:30:00 | 2011年度
今日は第2回卒業論文中間発表があるので、3限からスタート!
ゼミの前半は、中間発表に入る前にいくつか議論が交わされました。

・桜上水ふれあい祭りについて
 
桜上水ふれあい祭りのイベントスタッフとしてお手伝いに参加する人が、
現時点で4年生が3名、3年生が2名ということで、もう少し意欲的に
参加して欲しいと先生が呼びかけました。
先生は、将来的に仕事をしていく上で、何かをプロデュースする能力が必須
になるとコメント。そして、今回の体験もその能力が培われる契機の1つになるとおっしゃっていました。
その結果、4年生の深瀬さん、3年生の渡辺君が参加表明をしました。
お祭りは7月2日(土)です。参加者7名、力を合わせて頑張りましょう!!


参加者の呼びかけをする後藤先生

・カレンダー編集について

Gmail上のカレンダー機能を使って、日程の閲覧や編集をすることができない人がいることが問題として挙がりました。
招待メールが送られていないのではないか、名義変更を忘れているのではないかと、考えられる原因がいくつか出てきました。
この問題に関しては、総務が早急に確認して対処していくことになりました。


総務の有田さんの話を聞くゼミ生たち

・ブログの写真サイズについて

先週に投稿したブログの写真サイズが大きすぎるために、サイトの読み込みに時間がかかってしまうことが指摘されました。
気付いた人が直すバックアップ体制が必要であることを再認識しました。

・東京探検団「アキバの吸引力とは何か」人数調整

東京探検団企画の「アキバの吸引力とは何か」の日程を7月10日だけではなく、17日も行い、参加人数のバランス調整をしたいという提案が、企画担当者の峰政さんからありました。
4年生が積極的に17日に移動していく中、3年生は誰一人動こうとせず・・・。
それを見かねた先生から3年生一人一人に対して強い問いかけがありました。その結果、しぶしぶでありながらも、17日に行こうと決断する3年生が出て来たのでひと安心。


人数調整を提案する峰政さん

・今日の日経

ようやくここで、今日の日経。
3年生の佐藤君は、放射線量を計る小型測定機が開発されたという記事を取り上げました。佐藤君は、震災後の素早い対応ですばらしい、被災者の不安も取り除かれるだろうと話しました。
その答えに対して先生は、東京の若者たちの原発や放射能に対する認識の甘さを指摘しました。そして、放射能の危険性を始め、問題が長期化・深刻化していくことが全く理解できていないとし、どのように受け止めるのか真剣に考えるべきとコメント。
自分も原発に対して真剣に考えたことが無かったので、先生の言葉は心に強く残りました。


後藤先生の質問に答える佐藤君

続いては、4年生の上村さん。
上村さんはネット上で行われる個人間取引に関する記事を取り上げました。
家に居ながら商品を購入できる、半額ほどの安い値段で商品を購入できるなどのメリットを挙げながら、消費者と小売・卸の立場の相違について考えていました。消費者としては嬉しいことこの上ないが、小売・卸としては大打撃を被ることとなり、市場衰退が考えられると語っていました。
一方、フロア側からは、手数料や広告収入を手にすることができる通販サイトは儲かるのではないかという意見がありました。


ネット上の個人間取引について語る上村さん

最後に、先生も注目記事をピックアップしました。
それは、今週月曜日の日経1面の記事で、大企業の新卒採用枠が18%増加
するというものでした。
なぜ震災後のこの時期なのかということについて、
 ・団塊世代が定年を迎え大量に退職するから。
 ・グローバル事業が拡大しているから。
以上の2つが大きな理由としました。
特に重要なのが2つ目で、現在の企業はグローバル事業を担える人材を求めていて、語学力の重要性がますます高くなると熱弁しました。


ゼミ生の近くで記事を見せる後藤先生

以上でゼミの前半戦は終了!
後半はいよいよ第2回卒業論文中間発表があります。
先輩方はどのようなテーマを取り扱うのでしょうか?
そして、活発な議論にも期待しましょう!!

文責:初谷佑紀(2011年度3年ゼミ生)
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2011年6月20日(月) 東京探検団 岡本太郎生誕100年記念~若者の街渋谷を巡る~

2011-06-20 17:00:00 | 2011年度
―目的―

「芸術は爆発だ」でお馴染みの岡本太郎。その彼が描いた作
品の一つである「明日の神話」が渋谷駅に掲げられている。
渋谷と言えば若者の街であるが、あの絵を見て一体何を感じ
取るのだろう。生誕100年という記念の年を契機に岡本太郎の
作品に触れ、芸術を見る目を養う。

との触れ込みで、梅雨真っ盛りでじめじめした6月20日に人数ギリギリで催されました。

参加者は、
4年:橋場 上村 鈴木 峰政
3年:井野 (河野) 中野 矢野 與那覇
そして後藤先生の10人でした。


「明日の神話」について説明する橋場君

まずは京王井の頭線渋谷駅改札前に集合し、
渋谷駅連絡通路に展示されている「明日の神話」を皆で鑑賞しました。

この作品は1954年にアメリカが行った水素爆弾「ブラボー」の実験に遭遇し、大量の「死の灰」を浴びた遠洋マグロ漁船「第五福竜丸」と水爆の炸裂をモチーフに描かれた作品とされています。
この連絡通路はよく利用しますが、長時間まじまじを観ることはなかったので今回改めて作品の壮大さを噛み締めることが出来たような気がしますね。

その後、「岡本太郎生誕100年企画展 顔は宇宙だ。」が開催されている渋谷パルコへ移動。


岡本太郎が手がけた生涯最後の作品とされる「雷人」からトリミングされた大きな看板が出迎えてくれました。


1階にはさっそく展示物が置かれていて、5階の催場へと誘っています。
「坐ることを拒否する椅子」という題名の作品で、それぞれが妙な形をして座りにくい形になっていました。

そして5階に移動し、入場です。


岡本太郎のマネキンと記念撮影する橋場君


「眼」をテーマとした空間に入り、テンションが高ぶる中野さん

「宇宙」とのつながりを意識して芸術活動を行っていた岡本太郎の精神を具現化するような展示会となっており、
「眼」、「顔」、「宇宙」の順番で展示空間が形作られていました。


出口のそばには岡本太郎作品のガチャガチャもありました。

30分ほどで展示会場を後にして、そのまま徒歩で南青山にある岡本太郎記念館に向かいます。


道中にある、こどもの城の敷地内に設置されている「こどもの樹」。
様々な人種?の子供たちの顔をモチーフにした作品です。


30分ほど歩いて到着。




岡本太郎のアトリエだった建物が改装され、様々な作品が展示されていました。


館内の見学を終え、意見交換を行います。

後藤先生は、岡本太郎の作品と東京の関わりについて、
「独創性」「大衆性」「東京性」という三つのキーワードを示して説明されていました。
「芸術は爆発だ!」とする岡本太郎の言葉が、
画一的なものを求める現代日本が貯めこむ鬱憤を解き放つ効果があるのではないか、と。

メキシコで「明日の神話」が見つかったのち、三つの都市が誘致合戦を行いました。
万博公園に「太陽の塔」が残る大阪、被曝経験のある広島、そして集人力のポテンシャルが高い東京。

下馬評では広島が有力でしたが、結果は皆さんご周知のとおり東京です。
これについても、先生は「多様性」と「個別性」という言葉を使って説明されていました。

「岡本太郎の作品は多様性に富んでおり、多様性は行き着くところまで行くと個別性と成り得る。
多様性を受け容れる許容度が高かったのが「東京」という場所であり、他候補地より懐が深いことも要因の1つとして作用したのかも。」

これについては、自分は結構納得させられました。
「東京」という、イロが付きすぎていてもはや何色がわからない場所に設置することで、岡本太郎の作品に触れた様々な人々がより多くのことを感じ、産み出すきっかけになるのではないか?という。

もちろん、広島や大阪に設置されることが悪いことではないとも思います。
広島に設置されれば反原爆・水爆のメッセージを世界に発信する強力な武器になっていたでしょうし、
大阪なら太陽の塔と相まって岡本太郎の紡いだ芸術文化の発信基地となりえたでしょう。

このように、設置する場所一つとっても様々な思いを巡らすことが出来る岡本太郎の作品。
彼の作品の多様性を垣間見た気がします。


徒歩で渋谷駅に戻る道中に後藤先生たっての希望で、
尾崎豊が青山学院高等部在学時代によくサボっていたという歩道橋へ。
銅板の周りに大量に施された記念書き込みに驚き、皆で記念写真をパチリ。

とにかく歩いたフィールドワークだったと思います。以上!

文責:峰政良平(2011年度4年ゼミ生)
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2011年6月15日 班別FW ~公園2~

2011-06-20 00:03:36 | 2011年度
~公園2~では代々木公園→日比谷公園→上野恩賜公園を周りました。
メンバーは3年新、4年礒本です。

はりきっていってきました!

まずは代々木公園です。


外人さんと日本人が一緒にバスケットの試合をしている様子

何の集まりなのでしょうか、迫力がありました。


みんなのんびり過ごしていますね


ギターを弾く人やお弁当を食べる人たち

代々木公園では若い人たちが多く、ダンスやスポーツをしている人が多く見られました。

次に日比谷公園に向かいました。


ここでもみなさんのんびりすごしていますね

ぐるっと公園を一周していると、なんだかあやしい建物を見つけました。
なんでしょう?


きれいな建物です、お花屋さんでした!

中に入ってみましたが、植物がたくさんありました。
おしゃれな花屋さんといいますか、なんだか不思議な空間でした。

日比谷公園は、やはりスーツを着た人が多く比較的年齢層も高かったです。

最後に上野恩賜公園へ!


上野動物園から出てくる人たち

私たちが到着した時間はちょうど動物園の閉園時間と重なりました。
平日だというのに、人がたくさん!
パンダのぬいぐるみを持った人をたくさん見かけました。
平日でこれだけ人がいるなら、土日は相当の人がいるでしょう!


パンダグッズの行列

パンダ焼きや、パンダ揚げ、パンダパンケーキなどなど、パンダが押されていました。

以上3つの公園を周りました。
公園によって年齢層や、訪れる目的が違う点を見ることができてとても面白かったです。
公園て奥が深いですね!

文責:礒本沙織(2011年度4年ゼミ生)
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2011年6月15日 ゼミナール グループ別フィールドワーク 公園探索

2011-06-15 18:00:00 | 2011年度
本日のゼミは、各班に分かれて東京の現象をとらえるべくフィールドワーク(FW)を行いました。

・テーマ
「東京の公園」
アウトドア・エコ・自転車の使用などが多くなってきているということで、多々ある公園の中から何箇所か的を絞り、現地に行き実際の公園事情を調べる。

・メンバー(◎リーダー○サブリーダー)
4年生
◎荻井、磯本、坂本、三枝、橋場
3年生
○河野、新、渡辺

荻井班は以下のように3チームに分かれて個々に公園探索しました。

①昭和記念公園・井の頭公園・新宿御苑(荻井、橋場、渡辺)

②上野公園・日比谷公園・代々木公園(磯本、新)

③有栖川公園・等々力公園・芝公園(坂本、河野)

このブログでは①のFWについて述べていきます。

13:00に西立川駅に集合。
天候は曇り。雨じゃないだけ良かった・・・。
駅に直結している昭和記念公園からスタートしました。

まず大人400円。有料でした。


平日の午後は、小さな子供を連れた家族、ご年配の方々、犬と散歩している人がちらほらいました。
この人たちは毎日この有料公園を使っているのでしょうか。
少し気になるところです。
また、子供が遊べる遊具もたくさん設備されており、無邪気に遊ぶ子供の姿を見ることが多かったです。
遊具のそばには係員さんがいて、やっぱり国営だけあってきちんと管理されているんだなと感じました。

橋場君、渡辺君も童心に返ったかのようです。
そして、ゴミ箱もきちんと4つに分別されて設置していました。横にペットボトルのキャップのみを回収するかごもありました。
まさにエコですね。

続いて、井の頭公園です。



こちらは、比較的若者や学生が多かったように思います。
おじさんの芸を観ている人もほとんど若い人たち。
閑静な昭和記念公園とは違い、若干騒がしい感じです。
遊具は少なく、ベンチや座るところが多かったです。
公園の手前に数多くの飲食店や公園内でもカフェレストランがあることも何か関係しているのでしょうか。

16時で閉まってしまう新宿御苑は次回のFWで探索してこようと思います。
今回のFWでは、公園の空気や表情が個々に違うことが感じとれました。
その土地柄や設備によるものかもしれません。
結構長い距離を歩いてヘトヘトでしたが、やっぱり緑や自然は落ち着くし大事なものだと改めて実感しました!

文責:荻井沙織(2011年度4年ゼミ生)
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2011年6月15日 班別フィールドワーク ~公園1~

2011-06-15 18:00:00 | 2011年度
荻井班は、「公園」をテーマに写真を撮ることを決めました。
その理由は、最近「森ガール」という言葉を筆頭に、
「山ガール」「ECO」「自転車」などとともに
自然と気軽に触れ合える、公園が注目されてきているのではないか!!?
と考えたからです。

と言っても、都内に公園はたくさんありますので、
更に3つに分かれ、合計9か所の公園をまわりました。

~公園1~では、
メンバー 
3年○河野 4年坂本
の二人ぼっち!!で、
等々力渓谷⇒芝公園⇒有栖川宮公園を周りました。



まず、最初にやってきたのが等々力渓谷です。



階段を降りて川の脇を歩いていると、
いきなり!
 


赤い橋が!
写真には映っていませんが、車が結構走っていました。

進むにつれて、車の音も消えてきて…



ん?これは…?



正真正銘の「不動の滝」です!!
東京の滝ともなると、これくらいの規模なのでしょうか…。
もっとナイアガラの滝見たいなものを想像していました…。



しかし駅徒歩3分とは思えない庭園!



緑!この道なのかよくわからない道で
河野君が滑って、こけて、カメラを壊してしまったことは内緒です。。



無料の休憩所もありました!
このおじさんも、等々力渓谷が大好きなようで
「こんなとこ東京中探したってないよ!!」と
おっしゃっていました。

確かに。駅から徒歩3分でこの自然はすごいです!
スーツの人や、学校帰り?の女子高生もいました。
もしや通学路なのでしょうか…?

夏おススメ☆あ、でも蚊がすごいです。

お次は、東京タワーのすぐ傍にある芝公園です。


フジTVで放送中の「名前をなくした女神」を見てから
お母様たちの集まりが怖く感じて仕方なかったです。



でもここは、桃ジュースも置いてある無料休憩所!
近くには警備員さんの男性もいて子どもたちを見守っていました。

都会ってすごいな。と実感。

そして、大使館がひしめく麻布を歩き、



有栖川宮記念公園です。



有栖川宮の銅像の説明文。



ここは土地柄なのか、外国人の子供ばかりでした。

そしてちょっと奥に行くと、


池で釣り?をする子や、ケイドロをする子も。

遊具などは、小さい子ども達が親と一緒に使い
小学生くらいになると、木の陰に隠れたり走ったりして
自分の体を使って遊んでいる感じがしました。

日本人の子と外国人の子が半々くらいで一緒になって
遊んでいるのを見たときは、遊びに国籍など関係ないのだなと感じた瞬間でした^^



最後はよくわからないけど、ラッパを吹いている人の銅像。
金色で目立っていました。たぶんキリスト教の何か…?

今回のFWでは、新しい公園のテーマというより
土地柄や公園独自のカラーが見れた気がします。
とても、奥が深いFWとなりました。

お疲れ様でした!

文責:坂本菜穂子(2011年度4年ゼミ生)
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2011年6月15日 グループ別FW 五反野・上野・青山

2011-06-15 18:00:00 | 2011年度
本日のゼミはグループ別のフィールドワークを行いました。
テーマは「「都市と地域のお墓のあり方の違い。またそこにいる人々の雰囲気やお墓への接し方の違い。」です。
そのためお墓に関係する場所のフィールドワークを行いました。

メンバー(◎班長、○副班長)
3年 ◎田中 軽部 田村
4年 ○有田 北村 岩瀬 司茂


13時に北千住に集合して最初の目的地である東部伊勢崎線を使って五反野に向かいます。五反野に来た目的はこの場所の大型墓地建設現場のフィールドワークを行うためです。


商店街を通っていると昔のおもちゃ屋さんなどもあり、落ち着いた雰囲気の場所という印象を受けました。しかし!


こんな垂れ幕や


こんな吹き流しなど現場に近づくにつれ、町の印象も変わってきました。


建設地の周りのマンションのほとんどにこうした墓地建設反対の垂れ幕が多くありました。

再び電車で移動し、第2の目的地である上野に到着しました。


上野にはたくさんのお寺や谷中霊園などお墓にまつわる場所が多く存在します。上野から日暮里方面へ徒歩で向かいます。


平日にも関わらず上野公園付近にはたくさんの人がいました。パンダの影響でしょうか?


上野から歩くこと十数分、いきなり道路沿いにたくさんのお墓がありました。この場所にはほとんど誰もいませんでした・・・なんか怖いです。私は谷中霊園でいきなり出会った郵便局員にびびってしまいました・・・


歩いて日暮里駅に向かう途中、なぜかみんなは橋から熱心に何かを見ていました。(見ていたものは忘れてしまいました。すいません。)


予定を変更して日暮里から電車で青山一丁目に向かいました。谷中霊園もそうなのですが、青山には東京都が運営している青山霊園があります。


青山霊園には外人墓地がありました。青山霊園にはたくさん有名人が眠っています。総理大臣だった犬養毅や吉田茂、など多くの方がいます。また人だけでなく、忠犬ハチ公も眠っているそうです。


青山霊園からの帰り道、側道にたくさんのタクシーが止まっていました。この日、みんなが一番写真を撮ったのはお墓ではなく、この場所だったかもしれません。それだけ多くのタクシーが止まっていたんです。


最後はお墓とは関係ないですが、原宿で休憩&今後の話し合いをしました。みなさんお疲れ様でした。

今回のフィールドワークではたくさんのお墓を撮ったのでホラーが苦手な私としては写真を見るのが怖かったのですが、何も映ってなくてほっとしました・・・

文責:司茂武朗(2011年度4年ゼミ生)
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2011年6月15日 グループ別FW 築地~月島

2011-06-15 18:00:00 | 2011年度
今日は写真撮影のために教室を飛び出しての班別FWです。

 メンバー 
 3年 ◎与那覇 初谷 和田
 4年○糸井(欠席) 川添 本田 峰政

私たちの班は築地~月島を巡って主に「街と食文化の関係性」などをFWの主眼にしていました。
12時半に学校に集合し京王線、大江戸線を乗り継いでまずは築地に到着。


元気がある女子


楽しみですね~


!!!!!


・・・・・

運の悪いことにちょうどお休みでした。ショック大。
しょうがないので市の近くにある築地場外市場へ向かうことに。


ナイスな3ショット。


ここが築地場外市場です。

ここは海産物を取り扱っている店舗が多く立ち並び、お店・働いている方々が独特な一体感を持っていました。この日は市がお休みのためかシャッターが閉まっているお店が多く、お客さんもまばら。そのお客さんも普段から築地を利用していると思われる常連客の方が多かった気がします。


卵焼きを食べる女子。美味そう!


屋台のように道路でホタテやカキを販売しています。


イカとカキを食ってます。イカは墨で歯が真っ黒になりました。


天皇の知り合いだと仰られる方と話す和田さん。

当たり前ですが市をやっている日に行ったほうがもっと活気づいている築地本来の姿が見れたと思います。今後のFWでは定休日に注意しよう!。


ついでに近くにある浪除神社に立ち寄りました。儀式中。


参拝中。

そこからは歩いて月島へ


途中勝どき橋にて。揺れが激しかった・・・。


水上バス。


月島に到着。

この周辺は高層マンションが多く立ち並んでおり、都会的な住居空間と写真にあるアーケードのような下町的な空間という2つの空間が共存している、もしくは都会的な空間のなかで月島の文化を守るために下町空間が存在し続けているように個人的には感じました。
そして月島といえばやっぱりもんじゃです。有名人も多く来店するもんじゃ屋にお邪魔しました。


いい感じに出来上がってます。


ドヤ。でも若干失敗してます。

このお店はトマトを使ったもんじゃなどバリエーションが豊富で、味の方もたぶん美味しかったんじゃないかなと思います。興味ある人は是非。
その後は月島周辺を上空からみたい!ということで近くの高層ビル群のなかから勝手に上らせてくれそうなビルを物色。


無駄に広いトリトンスクエアにて。


結局海浜公園にある展望台に向かうことになりました。


ここが展望台です。
しかし震災のため施設が破損したため展望台には上れず、三階までしか上がることができませんでした。
結構いい感じのスポットなのに恐ろしいほど人がいなかった・・・。


湾岸にて。

その後はバスで東京駅へ向かい解散。


疲れた・・・

あんまり運に恵まれなかったFWでしたが何かしらの“タネ”は見つけられたような気がします。
ひとまず皆さんお疲れ様でした!

文責:川添智之(2011年度4年ゼミ生)
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2011年6月15日 ゼミナール グループ別フィールドワーク 吉祥寺~下北沢

2011-06-15 17:50:00 | 2011年度
本日のゼミは“写真で語る「東京」の社会学”を探すためにグループに別れてFW(フィールドワーク)を行いました。

○テーマ
東京の「住みたい街」ランキング上位にランクインしている街と「住んでよかった街」上位にランクインしている街をFWする。
何が人を惹きつけ、住みやすいと感じさせるのかを調べる。

「住みたい街」ではランクインしているが、「住んでよかった街」にはランクインしていない街の不思議をFWする。
(またはその逆)

・メンバー ◎リーダー○サブリーダー

4年生
◎矢崎、岡野、鈴木、今宮

3年生
○荒山、江原、飯田

本日のFWでは、住みたい街、住んでよかった街、共に上位にランクインしている吉祥寺、
住みたい街には上位にランクインされているが、住んでよかった街には上位にランクインされていない下北沢を中心にFWしました。

13:00に吉祥寺駅改札口に集合し、井の頭公園方面と商店街方面、2班に別れて行動開始!

私は井の頭方面をFWしました。


「さすが吉祥寺!」と言いたくなるようなオシャレなフレンチレストランがお出迎えしてくれました。


オシャレな喫茶店で人生初チャイを頂き、テンションが上がりました!

井の頭公園に到着!


平日にも関わらず、たくさんの人がいました。

 
購買をパシャリと撮る、我らがリーダー矢崎さん。


幸せそうなカップルを発見!なんとも甘い・・・


井の頭公園内にある吹き抜けの造りでできているレストラン。虫除けとして蚊取り線香が店をおおっていました。

しっかりと手入れの行き届いた綺麗な公園があることで吉祥寺の住みたい、住んでよかったランキングを上位に引き上げているように感じました。
老若男女楽しめる、それが吉祥寺!

全員で合流し、最後はダイヤ街を散策。


ん?荒山さんは何を撮ってるのでしょうか?


次は下北沢に移動し、FW!


骸骨になりきっている江原君。


ジブリの作品にでも出てきそうなカフェ。

下北沢をFWして思ったことはやはり若者の街で、老若男女が楽しめる、万人受けする街というわけではないようです。
こういった点が吉祥寺と違い、ランキングにもでているのではないでしょうか。


今日は終わりです。お疲れ様でした!!

文責:飯田紘貴(2011年度3年ゼミ生)
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