日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

社会学科後藤ゼミナールの実態とゼミ生の生態が一目で分かるゼミ日誌! しかと見れ!!!

第2回検討会(後半)

2006-09-25 18:20:00 | 2006年度
第2回目とあってか、方向性も定まってきたキャプションも
ちらほら・・・そんな第2回検討会。

[1班] ○マック    
・上質な試験場とはどういうことか。     
→新宿は様々な異なるデータをとることが出来るということ。    
・なってしまったという表記について。    
・事実関係をもっと掘り下げるべき。     
方向性は間違っていないが、ハッキリしていないため、おもしろさがでていない。

[2班] ○六本木    
・事実関係の羅列だけ    
・掘り下げ出来ていない        
*何をすれば社会学?    
 見えなかったある種の社会現象を「見えるモノ」にする    
 常識を疑ってみる必要あり

[3班] ○高円寺   
・「消化」していないのでは?  
・阿波踊りを徳島以外で成り立たせているところについて調べる  
・高円寺ではなぜ阿波踊りに注目したか

[4班] ○丸の内    
・写真について述べているが、無理やり。   
・何が結果的にいいたいのかわからない。  
・丸の内らしさ   
 ⇒後藤ゼミの考えを全面にだす    
・東京ミレナリオ、東京国際フォーラムの写真をきるか?
 2枚の写真を残したまま書いてみる。
 +横川さんの写真も使って書いてみる。

[5班] ○学士会館
・他のスポーツについて
 →バレーボール、バスケ、サッカー…外国人教師が学校で教えたことで日本に広まった。
・東大生と一ツ橋大生の人数で比べるのではなく、割り合いで比べるべき。
・如水会と学士会比べる必要ない。
・プロ野球等の流れも丹念に調べる。
・西暦表示に必ずすること。
・もっと多面的・多角的に。

[6班] ○文化放送
・建物が高層マンションになる話
 →まだ調べていない
・物語が2つある。
・文化放送「四谷」を軸にして、リスナーと三位一体
・「四谷」への思い入れが、局内でどう漂っているか。

[7班]○歩行者天国
・写真の男の子について語るべき。
・「銀座ルール」について
 建物の高さ一定(50~60m)←これに松屋や和光反対
 汐留、八重洲、六本木は200m以上建っている。
 「銀座ルール」が通せるわけ… 高層化しなくても十分やっていける。
 高額なお金を落としていく客が多い。
 地権者…
 丸の内→三菱地所
 銀座→お店を構えている人
・なぜ、銀座にはお金を多く落としていく人が集まるか。

[8班]○国立駅
・国立は環境意識が高い住民多い
・社会学してください。
・このような形で残っているものはあまりない。
・推測ではなく、明確な裏付けが必要
*社会学は、多くの人が見ていないものに焦点を当てる

[1班]○春海橋
・だから何なのかがわからない
・深まっていない
・「越中島」とは?
・今の臨海副都心とは何が違うのか
 一帯が工場だった。
・事実関係を丹念に調べる
・方向性見つからず、浮ついている
・事実に即した物語をつくるように
・動きは全部つながっている

[3班]○井の頭公園
・吉祥寺の色とは
・吉祥寺の吸引力
・吉祥寺に近い街は、下北沢
・歩くスペース多い、歩行者にやさしい
・一つ一つ納得するまで調べること

[7班]○神保町
・前回のほうがわかりやすかった。
・この作品から「東京性」がい見出せるか?
・地方と比べることで東京性みえるのでは
・立場がたくさんあるから難しい作品
 アマゾン利用者増える⇒本屋に行かなくなる⇒街から本屋消える
 ⇒日本の地域的文化力はどうなるのか

[8班]○おもちゃショー
・少子化から、大人ターゲットのおもちゃあるのでは
・どうして無料で始めたのか
・ゲームショーについても調べる
*写真を勝手に新しいものを使うのはおかしい
 次回、他の写真も全部もってきて、検討する
   
以上、遅くまでお疲れ様でした。
 
配布資料:キャプションプリント(8班分)
      桜麗祭に関するプリント
 
文責:佐藤美菜子(2006年度4年ゼミ生)
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第2回検討会(前半)

2006-09-25 15:30:00 | 2006年度
今日はキャプションの第二次検討会
9月19日(クイックデイ)からあまり時間がなく
みんな眠そうな様子で授業がスタート!!

まずは先生からの連絡
 ・掲示板は展覧会も行われるためにHPを見る人も増えるために、11月まではちゃんと迷惑な投稿を一日一回は最低チェックする。

 ・桜麗祭委員についてのチラシは成績とともに後期始めのガイダンス時に配られたチラシを社会学科の先生に演習・ゼミなどで配ってもらう。

 ・3次案でボツ作品を決める。これは前期にやった8作品も同様である。

 ・作品・タイトル完成の日にちの変更30日→23日

ここから討論開始

 2班(墓地)
  ・目の付け所がいい
  ・方向性はあっている
  ・400文字なのであとは文字数をどう削っていくか
  ・最後の落とし方にあと一工夫

 5班(W杯)
  ・PVがどうやって東京の社会学になるのか
  ・PVは著作権を払わないと放送できないことになっている
  ・スカパーはPV料金を払っている 

 1班(ハーモニカ横丁) 
  ・臨場感がでて面白い
  ・後半がわかりずらい
  ・吉祥寺の土地柄もいれたほうがいい
  ・なぜ、今のハーモニカの営業形態で経営が成り立っているのか?
    はしごする。酒好き。おしゃべり好き。居心地がいい。

 7班(新橋の将棋)
  ・女性一人で牛丼屋に行ける??
  ・新橋がもつ引力(土地性)
  ・新橋のロケーション
  ・新橋といっても通りによって人の層が違う
  ・官僚の行動をデータ化すると面白いかも
  ・将棋をやっているのは官僚ではなく一般人
  ・夜の新橋の居酒屋の客層を調べる

 6班(乙女ロード)
  ・容姿について
  ・オタクの人が多いから行きやすいのか?
  ・30分で144人観察
    ・店に入るときはかけ足の人が多い
    ・出るときも急いで出る
    ・お店のバックを隠している人が多い
  ・自宅からゴスロリの人もいる(抵抗感は感じない)
  
  ・ランチタイム症候群・・・自由な社会ではない。方向性が固定される。
  ・データだけでは一般化はできない(厳密にやるなえすら1000個ぐらいのデー                   タが必要)   
  ・写真に写っていることが重要
  ・乙女ロードに来ている人は、現実から逃げてここに来ている
   
 8班(雅叙園)
  ・バスツアーなどにより親世代の心をつかみお客を呼び込む
  ・ツアーのお客の年齢層はどれくらいなのか?
  ・広告費についてのデータを調べたほうがいい
  ・ゼクシィにより認知度アップ(毎回5ページぐらいある)
  ・なぜバスツアーに雅叙園が組み込まれているのか?
    ・雅叙園からバス会社に働きかけているのでは?
    ・1993年にバスツアーが始まった
  ・ワタナベウエディングの子会社

 3班(交通博物館)
  ・汽車がなくなっていった
  ・ロコモーション・ディーゼル
  ・なぜ2006年で終わってしまったのか?
  ・なぜ同じ場所ではなくさいたま市で新しくなるのか?
   
  各班回ったところで休憩で・・・

[配布物]
  キャプションプリント(8班分)
  桜麗祭に関するプリント

投稿者:3年宮原 翼
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クイックデー・部会報告

2006-09-19 19:00:00 | 2006年度
部会報告の時間。

〔PPF〕
○ポスター(図案を確認、写真の構図を決定)
タイトルが大きくてそのほかの情報が小さい。「日本大学文理学部のどこでやっているのか」という情報が分かりやすいものを作ること。
注意点としては、①情報にインパクト(文字のメリハリ)がない。②タイトルの位置がずれている。の2点。

サイズは貼る場所によって変えることにし、会場のA1、商店街のA3は決定。枚数の決定は9/25までとし、余るぐらいでいいとのこと。

シンポのパンフに関しては、展覧会のものと同じにしてはどうかという意見があったが、パネリストのプロフィールと資料があれば十分で、A4で2枚ほどのものをホチキス止めにする程度でいい(お金をかける必要はない)。

〔広報・宣伝〕
○チラシ(表面3案、裏面2案の確認)
一つのやり方としてポスターの図案をA4版にして表面として使う、という案が出た。
裏面から展覧会の説明を省き、表面に移動させることでできたスペースに昨年の作品や展覧会の様子を盛り込んだほうがいい。
10/19の教授会で承認を得る際、チラシを配るので間に合うようにする。(予定では9/30に入稿)



↑チラシの図案を配る上野君。なんとクイックデー生まれ!

〔デザイン〕
○シンポ
シンポの撮影をOBである岸本さんにお願いすることが決定。昨年の撮影が上手くいかなかったことや今後の反省用に使うことを考えてのこと。ビデオカメラを借りるため約1万円かかるが、学部の予算もしくはゼミ費で対応。お金の詳しいことについては岸本さんと話を詰めておくこと。
<シンポの流れ>
第一部:パネリストに10~15分の時間でそれぞれの得意分野について話をしてもらう。
第二部:『「丸の内らしさ」をどう捉えるか』、それを最も表していると考える景観や建物の写真を紹介してもらう。また、何冊かの本で語られている丸の内・東京駅・皇居関連の一説を紹介し、それをどう受け止めるかを答えてもらう。(30分以内)それを受けて口頭で質問の時間をとる。(30分以内)最後にパネリストの感想とコーディネーターの総括。

※ゼミ長からデザイン班へ:これから仕事が増えてきて忙しくなっていくので、部会長や副部会長などの指示を待つのではなく、班分けをした中で予定に沿って自主的に仕事を進めること。

※※先生からデザイン班へ
①平板的な展示方法が望ましいのかよく考えること。昨年にはとらわれずに新たなデザインで配置すること。
②横断幕はポールを使うことを考える!展覧会のタイトル・会期などを掲げる。当たって砕けろの精神で斬新なアイデアを。
③BGMは昨年のアンケートで最も言われたこと。曲調を揃えて流すために1曲1曲通して聞くこと。

〔桜麗祭〕
昨年までは学科企画だったが、今年からは学生の手に委ねられた。現在「立ち上げメンバー」(=桜麗祭社会学科学生委員)を募集中(10/4まで)。
また、部会で展覧会の予行演習として参加できるので、部会で相談しておく。

〔ゼミ会〕
11/26(日)のシンポの日に決定。
OB/OGへの呼びかけ方はゼミ長・副ゼミ長・イベント班で決め、必要に応じて先生に確認してもらう。また、会場や料理の形態はまだ未定なので今後話し合う必要がある。            

配布資料:展覧会までのスケジュール

文責:永山悠(2006年度4年ゼミ生)
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クイックデー(第1回検討会・後半)

2006-09-19 14:00:00 | 2006年度
休憩を挟みキャプション班の発表の後半戦がスタート  
 
     
↑休息ばっちりで集中力が違う

1班<ハーモニカ横丁>
・ここはどういうところか?
・お店も道も狭い
・チームハーモニカの中にも若い人と年をとっている人の意見の違いがある
・吉祥寺という土地は多摩地区で地価上昇率立川に次いで2位
・吸引力がある
・横丁の住所が武蔵野市本町1丁目のわけは?
・吉祥寺らしさを掘り下げよう。

2班<国立新美術館>
・六本木はかつて米軍の施設があり、洋風のバーや飲み屋が多い。
・なぜ美術の街なのか?
 もともとあるダークサイドの危ないイメージを変えるため
・森ビルの開発手法をチェックする必要がある。
・六本木らしさとは?

3班<万世橋>
・写真が2枚あるんだから交通博物館について言及する必要あり
・万世橋を背景に交通博物館を語るべき

<高円寺阿波踊り>
・徳島県は阿波踊りが広がることを嫌がっていない
・線路をはさんで街は北と南正反対
・中央線で阿佐ヶ谷、高円寺、中野は駅ごとに顔を持つまれな例
・連という集まりがいくつもある
・踊り手は高円寺の人だけでなく他の街の連も参加


↑小出君は集中していないようだ

5班〈WC〉
・自国以外の国を応援する光景が珍しいのはなぜか?
・サッカーは世界中いろいろなスタイルがあって好きなスタイルの国を応援する
・東京らしいWC現象がない
・中田カフェの写真と記述が違う、工夫が必要

6班〈文化放送)
・この建物は老朽化により震度5強で倒壊する結果がでた
・跡地は賃貸マンションになる予定
・ラジオが流れているのはどんなところか?
・タクシー、床屋、そば屋など個人商店の人は聴きながら働く
・聴衆者との対話形式のAM放送はそこにもうひとつ別の世界をつくり出している

7班〈ブックハウス神保町〉
・出版社の意図は何であろうか?
・どんな本が安くうられているのか?
・サブカル的なものが多い
・再販制度の仕組みを詳しく書いた方がいい
・一冊の単価が高い本が並んでいるのではないか

〈銀座歩行者天国〉
・写真の子供について書かれていない
・書き出しでこの写真の面白さに注目させるようにしたらいいのではないか
・パラソルやベンチの設置にはこの長いホコ天の中に滞遊効果があるのでは?

8班〈国立駅〉
・駅舎は住民にとってどんな存在か?
・田園調布の駅舎も今回のケースと似ている
・議会の市長いじめはどこでもよくある現象。そこから何を読み解くか

〈目黒雅叙園〉
・平面の情報だけになっている
・目黒にできた理由
・都市化によって都市的生活様式になると結婚式場ができる
・当時雅叙園を支えたのはどういった人たちか?

最後に先生からは
「もっと写真の中から面白いものを社会学してください」
「社会学の想像力を働かし、データ収集、分析を行ってください」
とお言葉をいただきました。

次の検討会は6日後の25日です。今日でた問題点をよく考え、いい作品を作れるようにがんばりましょう。

ここでキャプション検討会は終わり、休憩のあとは各部会の報告です。

配布資料:無し

文責:吉田一雄(2006年度3年ゼミ生)
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クイックデー(第1回検討会・前半)

2006-09-19 10:30:00 | 2006年度
いよいよこの日がやってきました。
後ゼミ伝統、そう、泣く子も黙るクイックデー。
合宿で決まったわが子たちに息が吹き込まれ、ゼミ生に披露される最初の舞台です。
今年はどんな意見が飛び交うのでしょう。

今回は、1つの班につき1作品ずつ順番に検討されていきます。
【2班】
○青山・多摩NT墓地
・多摩NTの住民は、団塊の世代の地方出身でホワイトカラー層ということ。都内に
通勤している。そして男性は、長男でなく次男・三男が多いというのが特徴。
・多摩NTの墓地は、朱色で墓標された「生前墓」が高い割合で存在する。
・無縁仏は伝統的な寺の墓に多い。経営する寺としては、無縁仏が多ければそれら
を回収し合同墓地として整理し、余った区画を再び売り出すことが出来る収入源
なのである。
・それぞれいつ造営されたか、また経営者、経営戦略を調べることが必要。

【3班】
○井の頭恩賜公園のKANさん
・この光景は吉祥寺文化の豊かな一面のひとつ。Heavenアーティスト以外もパフォ
ーマーがいられるわけは?代々木公園や上野公園のように管理の対象にできない
文化が吉祥寺にはある。
・KANさんと公園を結びつけることで吉祥寺が現れてくる。
・恩賜公園の基礎情報の収集を。

【4班】
○東京駅
・三菱側によりすぎた説明。市民運動など他の視点から書いてみてはどうか。
・全部の写真を説明し、つなげて一つの像にすることが必要。
・個々の写真から見てとれる疑問を解決しよう。また基礎情報の収集が必須。

【5班】
○学士会館
・サッカーやラグビーなどの他の主だったスポーツの日本伝達プロセスはどうか。
・建築も絡められそう。写真にうつる前と後ろの建築物について。
・上意下達ははたして当てはまるのだろうか。
・野球と東大をつなげてそこから見えることは?
・学士会館で集まることになった経緯は?
・他の学士会と違うところはどこか。
・東大の外側/内側からみた面や温度差の違いは?

【6班】
○乙女ロード
・池袋における乙女ロードの位置づけは?
・元々、東池袋はどういうエリアだったのか。低湿地、刑務所、木賃アパートが多
 く東アジア系の人々が住んでいた。
・低湿地の秋葉原と通じる点がある。
・写真をもっとフューチャーしよう。写っている事象が真実か/たまたまかを検証
 してみよう。
・この子たちがなぜそういうのに走って(現実逃避)してしまうのか。
・サブカルが盛り上がる街は、特異な街。

【7班】
○新橋 将棋
・新橋の地域性とリンクさせてみよう。
・なぜ将棋なのか。
・将棋といえば坂田三吉。将棋のルーツは?また囲碁の担い手やルーツも調べてみ
 たらどうか。
・「ふらっと来た」。その奥にある理由は何だろう。
・WINDSの客とオーバーラップしている。
・商店街の意図は何か。

【8班】
○おもちゃショー
・2006年夏、玩具業界の合併は外せない。
・見本市の始まりは?
・元々は商取引
・開催者へお金はどうやって入るのか。
・写真を1枚にする必要はない。

【1班】
○マック
・ファーストフード経営の逆をいく経営方法。これを概念化できないだろうか。
 マックの経営路線転換はなんだろう?
・マックリモデル:店舗作りと地域性
・いつ、こういう店舗に切り替わったのかを時系列で調べてみよう。
・営業形態変化の前後の店の売り上げはどう変わったか。
・時間に対するお金の内訳はどうか。
・東京の早いスピードに相反している。東京以外のエリアでもこのような営業形態
 があるのか。

1周したところで検討会前半は終了です。たっぷりとお昼休みをとって後半戦に挑みましょう。陽が差して温かいので、外でお昼を過ごすゼミ生もいました。
それではまた後でー!!

配布資料:キャプション(8班分)

写真は不具合により載せることができませんでした。

文責:奥山涼子(2006年度4年ゼミ生)
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丸の内レクチャーin三菱地所設計

2006-09-13 16:00:00 | 2006年度
今年度の展覧会の重要なテーマの一つでもあるのが東京駅と丸の内です。今回は建築ジャーナルの伊藤さんのお計らいによって、丸の内の再開発に力を注いでいる三菱地所設計の方から直接お話を伺える事となりました!

今回の参加メンバーは後藤先生、石塚('00卒)、石田、奥山、上野、若宮です。

東京駅で集合して、三菱地所設計へ移動。会議室へと案内してもらい、そこでパワーポイントを使いながら丸の内の歴史を解説してもらいました。丸の内の歴史の始まりである江戸~明治~大正、昭和、そしてバブル期以降現在に至るまで、という時間の区切りの中でどのように丸の内に開発の手が入り、どのような街づくりと発展が成されてきたのか、というものを過去の貴重な写真を織り交ぜながら解説していただきました。

江戸期から現在に至るまで、丸の内の街区割りは変わらずに残されていること、東京駅の完成と共に丸の内の発展の中心が変化していったこと、太平洋戦争時に占領軍が使用することを想定し、爆撃が避けられたために古くからの建物がそのまま残ることが出来たことなど、丸の内の歴史にはまだまだ知らない事がたくさんあり、とても興味深く聞く事が出来ました。そして現在、丸の内はこれまでの単一的すぎた街の機能を変え、アフターワークを過ごす事が出来る街を目指して再開発を行っているそうです。

最後に、今回のレクチャーをしていただいた方に丸の内らしさとは何か、という事を聞きました。丸の内らしさとは「歴史をベースとした整然と品格さ」、建物は変わっても街のベースは変わる事のないという400年近くの歴史の重みを感じさせる街、という事ではないかと答えてくれました。再開発に最も力を注ぐ三菱地所設計の方の言葉だけにとても意味深いものだ、と感じました。本当にありがとうございました。

レクチャーを終えて三菱地所設計を出た後、建築ジャーナルの伊藤さんと展覧会に向けての打ち合わせをして、この日は解散となりました。
個人的には展覧会の東京駅作品を担当する身、今回の話はとても興味深く聞く事が出来たし、作品化の中に是非とも活かしていきたいな、と思いました。と同時に、今回のキャプションも前期と同様にかなりの強敵だな、と実感せずにはいられないのでした…。


↑建築ジャーナルの伊藤さんとの打ち合わせ(撮影は後藤先生)

文責:上野哲広(2006年度3年ゼミ生)
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