日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

社会学科後藤ゼミナールの実態とゼミ生の生態が一目で分かるゼミ日誌! しかと見れ!!!

4月27日 3年ゼミ

2022-04-27 14:30:00 | 2022年度

こんにちは。ゼミ3年の及川穂乃佳です。

今回は427日に行われた3年ゼミの様子をお伝え致します。

 

3回となる今回のゼミでは、「下高井戸・桜上水物語」の過去作品を視聴し、今後私たちが制作する町について理解を深めました。

 

過去作品の視聴

視聴した作品は、2011年度プレゼミナール生の方が作られた「しもたか音楽祭ー響け!愛するこの街でー」「下高井戸シネマーマンション2階の"大きな"映画館」の2作品でした。これらはどちらも下高井戸を舞台とした作品であったため、今回は下高井戸にターゲットを絞って町の魅力や町に存在する物語素について考えながら視聴しました。

 

少人数グループでの話し合い

そして、数人のグループに分かれメンバーを交代しながら複数回各々が感じ取ったことを話し合いました。

私たちのグループで出た意見は以下の通りです。

・音楽祭では区民や外から訪れた人々が団体に所属し発表に参加でき、シネマでは誰でも見てみたい映画を意見できるなどどちらも人々が客として訪れるだけではなく、自ら参加することで積極的な交わりが生まれている。

・皆が地域の一員として連帯感を持って活動することで下高井戸は活気に溢れた発展性のある町として存在している。

 

全体での議論

次に、そこで出た意見を全体に投げかけ議論を深めました。

自分たちが制作にあたる際の視点から、映像技術についての意見も出ましたが、後藤先生から今回は下高井戸について知ることに重点を置くように指摘を頂きました。

それを踏まえ、下高井戸独自の魅力、物語素を発見するためにはどのような視点が必要なのか、なぜ下高井戸では地域住民がゆるやかに長い間連帯して活動を続けているのかと後藤先生から論点が投げかけられ再度話し合いを行いました。

 

2回目の話し合いの後、具体的な町との比較を用いて下高井戸独自の特徴について意見が出ました。

比較したのは、教育機関が地域に存在し駅周辺に店が隣接されている成城学園前です。成城学園前駅に隣接された商業施設に入っている店舗はチェーン店がほとんどですが、下高井戸駅周辺の店舗は下高井戸にしかない地元に根付いた店舗が多く点在します。そのため、働いている人々もチェーン店の場合は地元の振興に関心を持つ人が少ない中、下高井戸に店を構える人々は地元に愛される店づくりを目指すため商店街全体の振興、下高井戸の発展に尽力する人が多くいます。そのような商店街、地域への愛着が地域振興の原動力となって皆が連帯し町を盛り上げているのではないかと議論がなされました。

今回は下高井戸に着目し、そこで働く人々や生活する人々が連帯して様々な人を巻き込んで町を盛り上げている様子や実態を理解することができました。実際にドキュメンタリー制作に取り掛かる前に、大まかな町の輪郭が掴めたような気がします。

次回も過去作品の視聴を通して、私たちが取り組むプロジェクトについて理解を深めていきます。

 

拙い文章で申し訳ございません。ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

 

文責 : 及川穂乃佳(2022年度3年ゼミ生)

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4月20日 4年ゼミ

2022-04-22 16:04:09 | 2022年度

こんにちは

 

ゼミ生4年の河西優介です。

 

先週1回目の対面でのゼミを行い、もう一週間が経ったのかと時の流れが早く感じています。

 

大学に通い始めて三週間ほどが経過して久々の対面授業で胸躍らせていたあの感覚はどこへ行ったのやら、

やはり通学するという苦痛が早くもひしひしと感じ始めてきました。

 

 

さて、早速ですが2回目となった今回のゼミの活動内容を報告させて頂きます。

 

今回の活動で話し合った事は、

 

前回に引き続き今年のプロジェクトのテーマをどうするのか。

 

班構成をどのようにして作品を作っていくのか。

 

完成までのスケジュールはどうするか。

以上3点です。

 

前回同様数人のグループに分かれて15分ほど意見を出し合って議論を進めていきました。

私たちのグループで出た意見としては、

前回後藤先生が仰ってた東京の地下空間をテーマにしたらどうかという一意見を参考にし東京の地下空間について様々な意見を出し合いました。

東京に広がる地下空間には地下鉄はもちろんのこと、ショッピングモールや大規模駐輪場、駐車場といった様々な用途で活用されている。ありきたりだが東京で地下空間をこれほど多用するのは、地上にこれらのようなものを建設するスペースが無いからで地下の有用性が多く認められるからであるということで意見がまとまった。地下で行っていることは他に何か無いかと考えようとした所で時間が来てしまった。

 

他のグループからもテーマを東京の地下空間をテーマとして東京の地下にはどんなものがあるのかという意見が出た。

 

地下で行われている地下栽培について、浸水対策についての地下の構造、地下商店街についてなどなど、、

 

東京でのあらゆる地下の一面を各グループで話し合って意見を出し合ったが、未だこれといった東京らしい地下の一面を見つけ出せずにいるような感じがしている。

今年のテーマは「東京の地下空間」で決まり今後はこのテーマに則って話し合いが進められることとなりました。

 

また一意見として出た地下栽培については過去作品で既に作品されているものを意見として出してしまい、過去作品はしっかりと見返し確認しているのかというご指摘を頂きました。

私自身、過去作品全てに目を通すことはできておらず、過去の作品にも多くの東京の地下について取り上げられたものが沢山あったことに気づくことが出来ませんでした。

 

来週のゼミでは後藤先生が過去作品の中から東京の地下空間を取り上げた作品をいくつかまとめ紹介してくださるとの事で過去作品にしっかりと目を通し、イメージが膨らむと良いと思います。

 

また、班構成やスケジュールに関してはあまり話し合うことができず、また発表する作品数はここ2、3年10作品以下だったので今年もそれぐらいでいいかなと思っていたのですが30年前などは30作品もの作品を発表していました。ここ最近の風潮に流されずに今一度作品数に関しても考え直してみても良いのでは無いかというご指摘もいただきました。

 

地下地下とこの文章内で書きすぎてゲシュタルト崩壊してきそうなのでここら辺で活動報告を終わりとさせて頂きます。

 

 

ゼミ終了後

 

ゼミ生同士で会話をしながら帰っていて、少しずつではありますがコロナ以前のゼミの形に戻りつつあるのかなという印象を受けました。

感染拡大を防ぐために大学にも通わず我慢したこの2年間。

ラストの一年は大学生らしく羽根を伸ばしてもいいんではないかと自分は思います。

 

 

拙い文章で大変申し訳ありませんでした。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

 

文責:河西優介(2022年度4年ゼミ生)

 

 

 

 

 

 

 

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4月20日 3年ゼミ

2022-04-20 02:30:00 | 2022年度

こんにちは。

ゼミ生3年の池頭純平です。

 

今週でゼミの活動は2回目でしたが、ブログを書くのは始めてでなおかつ3年ゼミのトップバッターということもあり、非常に緊張しております。

自分自身文章力には自信が無く、うまく活動報告や感じたことを言語化することはできないのですが、このブログを通して表現力を身につけていきたいと考えています。

また、これがゼミのテーマのひとつでもある「魅せる化」に繋がると考えているので、早く慣れていきたいと思います。

 

今週の活動では、過去に後藤先生が受けたインタビュー動画を視聴し、今後このゼミで活動するにあたって必要となることを考え、自由に意見交換をしました。

意見交換は4人・3人・3人のグループに分かれ、話し合いました。

 

自分達のグループで出た意見としては、肉眼ではなくカメラを通して社会学をすることの意義、下高井戸・桜上水物語はあくまでもゼミ内で自己満足に終わるものではなく外に発信して相手に見てもらうため、見る側の視点も持った構成、編集をする必要があるなどというものがありました。

また、自分達はこれまでの大学生活2年間を遠隔授業中心で行ってきていたため、大学周辺についての知識も乏しいです。

そのため、テーマ決めには時間を有する可能性が高いですが、散策などを通して街のことも知る必要があると考えました。

他のグループでも同様の意見が多く、ゼミ生全員の中で意思統一ができたと感じています。

 

来週のゼミでは、後藤ゼミの過去の作品を鑑賞し、映像制作の見通しを立てます。

 

最後に

先程も少し触れましたが、今の3年生は大学に入学するタイミングと新型コロナウイルスの流行が重なってしまったため、この2年間は遠隔授業を余儀なくされてしまいました。

ですが、こうして今学期から対面での授業が始まり、それまでパソコンの画面上でしか会っていなかった同級生と実際に会って会話をできるということに喜びを感じております。

しかし、悲しい事にこの2年間は特に大学生らしい生活はできなかったですが、もう大学生活も折り返し地点まで来ています。

もうすぐ社会人です。

社会に出て活躍するための能力は、まだまだ備わっていません。

このゼミを通して、人との繋がりを深めながら、社会人になる準備をしていきたいと思っています。

 

拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

文責:池頭純平(2022年度3年ゼミ生)

 

 

 

 

 

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4月13日 4年ゼミ

2022-04-13 17:50:00 | 2022年度

こんにちは

ゼミ4年の大牧美衣奈です。

 

2022年度のゼミが始まりました。

 

今年度から対面授業再開、久しぶりにゼミ生、後藤先生と顔を合わせ、新鮮な気持ちでのゼミです。

オンライン上ではマスクなしの姿で会話していたため、対面でマスクありの姿だと印象が変わっていて、誰だか分からないなんてことも起きていました。

 

対面授業が始まってみての個人的な感想としては、

2年間大学に通っていなかった分、自分が4年生ということが信じられません。

大学に人がたくさんいて、それもほとんど後輩だというのはまだ慣れませんね。

残り1年のキャンパスライフを充実させ、楽しんでいきたいなという気持ちです。

 

 

では、初日の4年ゼミの内容を報告いたします、が、

初日から内容盛りだくさんなゼミだったため、本日のブログは長めになっています。

 

大きく分けると

・お題トーク

・今年のプロジェクト

・ゼミの変容とゼミブログ

3本立てで話していきますね。

 

 

お題トーク

ゼミ冒頭のお話です。

新しい試みとして、お題トークなるものをやってみました。

 

これは、クジに書かれた番号をもとに、30秒程度でお題について話すといったものです。

 

【お題一覧】

  1. 最初なので、普通に自由に自己紹介してください
  2. 最近食べて美味しかったものを紹介してください
  3. 美味しいお店教えてください(プレゼンしてください)
  4. 最近ハマっていることや趣味を紹介してください
  5. フリートーク(内容は自分で考えてください)
  6. 最近あった良いことか、プチ自慢を話してください
  7. 自分の好きなアーティストか曲をみんなにおすすめしてください
  8.  自分の得意なことを教えてください
  9. 自分のキャッチコピーかチャームポイントを教えてください
  10. フリートーク
  11.  後藤ゼミの誰かのことを名指しで他己紹介してください
  12. 後藤ゼミの変えなきゃいけないところ、課題を教えてください
  13. 将来の夢を教えてください
  14. フリートーク
  15. 全員分聞いた感想、締めの言葉お願いします

 

ゼミ生1人1人の個性が出てて、普通の自己紹介とは違うトークができました。

 

実は後藤先生もクジに参加していて、後藤先生からは最近食べた美味しいもので、おからのお話をいただきました。

おからはあまり食べる機会がないのですが、どんな味なのでしょう。

チャームポイントやプチ自慢は自分から話すことはあまりないため、新鮮で面白かったです。

 

こうやって、ゼミ生同士を知っていく機会をたくさん作っていきたいですね。

 

 

今日のゼミはやること盛りだくさん

  • 今年のプロジェクトの進め方
  • 後藤ゼミに関する新聞記事の配布と説明
  • 今年の成果発表の方法
  • 通いゼミ合宿の日程
  • 研究室の使い方と見学
  • 社会調査に関するアルバイトのお話
  • 4年単独ゼミになったことによるゼミブログの書き方

初回から情報量多め、スピード早めで展開していきました。

 

 

今年のプロジェクト

今日のメインとなった議論は、今年のプロジェクトに関する議論です。

 

まずは、後藤先生から

 

A コロナ前と同じ方式で、学生11人が10点程写真を撮り、良い作品を絞っていく方式

 

B 昨年同様、メインテーマを掲げ、グループで写真を撮り調査していく方式(後藤先生が考えるメインテーマは東京の地下空間)

 

C メインテーマを掲げ、今年の作品とそれに関連する過去作品の両方を発表する方式

 

3つの進め方について投げかけられました。

 

 

ここで、昨年とは違う議論方法になります。

今までのように意見がある人が手を挙げる形ではなく、ゼミ内を2つに分けて議論を行うことにしました。

 

顔を見合わせ、円になって学生だけの話し合いが始まりました。オンラインのときではできなかった議論ですね。

 

(ゼミ生たちの様子)

 

数分議論をして発表の時間。

B案かC案でグループでやりたい

B案がいいと思うが地下空間は広げにくそう

との意見がでました。

 

しかし、後藤先生からは

「具体的に代替案を示さないといけない、議論の内容が薄い」

といったご指摘。再度議論になりました。

 

指摘を受け、私達も具体例を出しながら先程より深い議論になるよう話しました。

 

そして再度発表

B案が良い。東京の地下街、地下空間をメインテーマにするべき。

具体的には、地下の深さ、出口の数、入り組む路線、駐車場、売っているものなどで、他の地域と比べることで東京性を見出していける。

C案が良い。長く続いたコロナ禍から、人が動き出し変化している状況で、もう一度「コロナ禍と東京」というテーマで過去作品と比較していくという意見が出た。

 

両者違う意見となりました。

前者は具体性が増したのですが、後者は意見が出たというところで止まってしまいさらに深い議論が必要でした。

 

その後、後藤先生から「地下街・地下空間」について投げかけられ、他の国や地域と比較しながら地下街が生まれていく理由を考えました。

 

(地下街についての議論を進行する後藤先生)

 

東京の地下街についてはまだ深堀できていないので、今後考えていく必要があります。

今年の進め方に関しても来週に持ち越しです。

 

 

ゼミの変容とゼミブログ

最後に、今年度のゼミとゼミブログについてお知らせです。

 

昨年度までは、34年合同でゼミを行っていましたが、今年度は、3年ゼミと4年ゼミで分かれて活動を行います。

3年12名、4年15名のメンバーで、それぞれ3限、5限と別の時間に行います。

内容は、3年は下高井戸・桜上水物語、4年は写真で語る「東京」の社会学で別々のプロジェクトとなっています。

 

それに伴い、ゼミブログも変わっていきます。

 

3年ゼミと4年ゼミで別々にブログを書くため、2つの活動が同時進行で書かれていきます。

タイトルが日付+3年ゼミ、日付+4年ゼミとなりますので、内容が混ざらないようご注意ください。

また、今年から対面授業再開ということで、フィールドワークも活発に行い、写真も多く掲載していきたいと思います。

本日の写真が少ないのは申し訳ありません、反省点です。

 

 

これからのゼミがどう変わって、どう成長していくのか、私も楽しみです。

変革の年になるかもしれません。昨年の課題は今年に持ち越さず、変えていきましょう。

まずは、オンラインに慣れて重くなってしまった身体を動かし、たくさん頭を使って議論して、より有意義なゼミ活動を行っていきたいです。

 

長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。

これからの後藤ゼミもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

文責:大牧美衣奈(2022年度4年ゼミ生)

 

 

 

 

 

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