日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

社会学科後藤ゼミナールの実態とゼミ生の生態が一目で分かるゼミ日誌! しかと見れ!!!

同時多地域タウンウォッチング成果報告

2005-06-27 00:32:36 | 2005年度
6月20日に実施した、グループ別の同時多地域TWの成果報告会。
番町、浅草、秋葉原、中野、大田区、江古田。
六班全ての発表を終え、行われた後藤教授の講評は、

『考察において「何故」の意識が全く働いていない。表面的・表層的な報告が多く社会学とはいえない』

といった非常に手厳しいものだった。
同席していた卒業生、梶山さんのフォローを受けつつも、落胆するゼミ生達。
そして次の日の午後、ゼミ生達の元にはMLから流された後藤教授の心中を吐露した
「独り言」メールが届く事となる。


文責:長戸健太郎(2005年3ゼミ生)
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同時多地域タウンウォッチング

2005-06-20 00:30:30 | 2005年度
6班に別れて、先週企画したTW(番町、浅草、秋葉原、蒲田・羽田、中野・高円寺、江古田)に旅立ちました。

1班:番町

江戸時代の大名屋敷の跡地である、番町でTWが行われた。
13時に市ヶ谷駅に集合し、皿が足りないお菊さんが走ったとか走らないとかいう坂を上って
大きく番町を一周。途中、上智大学やローマ法王大使館などを通過。
靖国神社で小休止しているところで、ビールという名のガソリンを給油済みの後藤教授と松橋さんに会う。
一番町にある英国大使館の大きさには参加者全員、度肝を抜かれた。
大名屋敷跡地ということで、独特の雰囲気を味わえると思って行ったが、
結果としては満足できるTWとはならなかった。
先入観が強すぎたか? 反省点を多く発見したTWだった。
TW後は、新宿で他のTW班と納涼会。
当日は夏の訪れを感じさせる天気だったため、この上なくビールがうまかった!

文責:加藤智明(2005年度4ゼミ生)


2班:浅草

浅草は、6区から浅草寺へと、下町という昔ながらの風景を残しつつ、
現代の娯楽を取り入れられた町並みを見ることが出来ました。 
下町の風景、人々に出会ったり、観光に訪れていた外国人ファミリーに道案内をしたりと、国際交流も交えたTWになり、浅草の魅力を色々な角度から感じられました。

文責:新井未菜(2005年度3ゼミ生)



3班:秋葉原

マニアとオタクの街、アキバに潜入。
秋葉原に男女6人グループはとても浮いていました。
普段は絶対に入れないような、怪しいオタクのお店にもみんな堂々と入っていきました。
未知なる世界に、みんな興味深々。
秋葉原に集まる「PC・アニメ・ゲーム」は、みんな「探して作る」という共通点があることに気付く。
TW後は、メイドカフェに行きましたが、メイドさんの対応がいまいちでガッカリでした。

文責:斎藤雅美(2005年度4ゼミ生)



4班:蒲田・羽田



大田区は蒲田という地に脚を踏み入れたのはこの日が初めて、という人は果たして我が班に何人いただろうか?


「カマタ」ってどういう字を書くの?
「蒲鉾」の「蒲」に「田んぼ」「田」のだよ。
その前に「カマボコ」って感じが書けないんだけど。
・・・・。


全国における蒲田の知名度がどのくらいかは知らないが、前都知事と同じ苗字の刑事が活躍する映画のPart2で少しは上がったのではないか、と考えていたあの日。

僕らと蒲田との出会いは全然ロマンティックではなかった。
(後藤ゼミではロマンティックは扱っておりません。多分。)


「工場の数が23区で一番多い」と聞いていたので、自然と、「町と工場の融合性とその雰囲気」を肌に感じてこようという流れになった。

余談だが、蒲田は餃子の町としても有名らしい。(知らなかった)
蒲田と餃子。
この2人の出会いがその後の人生を左右しようとは・・・。
歴史の表舞台には一切表れない驚愕の事実がそこには隠されていた!?


妄想である。

 
さて、蒲田。

僕らは「徒歩」というお手軽な移動手段で、その広大な土地を動き回った。
民家の並ぶ中に、人の顔の種類程の数の工場達が現れた。

どんなものを作っているのか予測出来る工場、予測出来ない工場。
小さな工場、大きな工場、その中間の工場。
工場らしい工場、工場らしくない工場。
向上してそうな工場、向上してなさそうな工場。
   
ここを訪れた人々は何を思うだろう?


その内、奇妙な公園を発見した。
タイヤが無数に散乱し、かつて陸・海を走っていた乗り物たちが集まる、公園界においては他の追随を許さない公園。
 
その名も「ガラクタ公園」。まんまである。


「江古田、いや、エコだ。」

そんな事を考えたのはきっと疲れていたからだろう。




更に脚を進めること数十分。
建物の数がガクンと減った空間に出た。

「空港は近い。」

そんな気がした僕らの視界に赤いものが飛び込んできた。


鳥居だった。赤い鳥居だった。


「何故こんな所に鳥居が残されているんだ?」
ロマンティックの匂いを感じなくもないが、先を急ぐ僕らは空港へと急いだ。
(後藤ゼミではロマンティックは扱っておりません。きっと。)


「天空橋」という、名は体を表さない駅から羽田空港へ。


 
「何だここは・・・?」
率直な感想だった。

今まで抱いてた「空港」のイメージが最新型にアップデートされた瞬間だった。


アートギャラリー、高級料理店、有名菓子店、CUTEな雑貨屋・・・etc。
 
中でも圧倒的だったのは、その独特な建物の造りだった。


「蒲鉾だ。」
庶民の僕はそう思った。

その高い天井が、ここは非日常空間であると訴えかけてくる。
 
羽田空港・・・、注目株である。


空港といえば展望台。
いつまでたっても童心を忘れない僕らは堰を切ったように意気揚々と階段を駆ける。
だが身体の方は歳相応だった。
息が切れた。

 
間近に飛行機を眺める僕ら。
しばしの間、それぞれが物思いに耽る。
エンジン音が響き渡る。

「今日は疲れたけど、色々見られて良かったかも。」

夕日を浴びて赤く光る鉄の塊は、少しロマンティックだった。




文責:原田健一(2005年度4ゼミ生)




5班:高円寺・中野

高円寺界隈を散策した後、電車にて中野に移動し、周辺を散策しました。
高円寺はやる気があるのかないのかよくわからないゆるいお店が多く、
そのゆるさが逆に面白い!!
中野の町にそびえたつ中野ブロードウェイにはマニアックなお店が立ち並び、
なかなかそこから去ることのできないゼミ生たち。
中央線エリアは怪しい雰囲気のただよう魅力的な町でした。

文責:大畠真季子(2005年度4ゼミ生)



6班:江古田

学生街としてイメージが強い江古田をタウンウォッチング。
三つの大学と江古田の町自体との関係性を調査。
自分の中ではこのTWがインタビュー件数NO.1であったために三年生にも良い経験になっただろうし、
四年生には以前の感覚を取り戻す良いチャンスであったと思う。
反省するとしたら事実関係の確認やデータが不足していたことと、
終了後の議論が足りなかったこと。
しかし、チャレンジ精神にあふれていたこのTWはいつまでも忘れない。

文責:森田亮(2005年度4ゼミ生)




↑TW後はやっぱりでしょ!



↑き、きまったぁぁぁぁ
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同時多地域及び個別タウンウォッチングの企画

2005-06-13 00:14:00 | 2005年度
後藤先生が、松山土産のタルトについて大熱弁!
権威に弱いのが松山らしさ。
それが、『タルト』や『坊ちゃん』に現れているのではないか?というお話でした。
その他、合宿、グループTWについて確認しました。


文責:御堂真則(2005年度3年ゼミ生)
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麻布タウンウォッチング成果報告

2005-06-06 00:12:35 | 2005年度
麻布TWの成果報告を行った。
各班が独自の視点で報告を行ったが、
「麻布の中でも土地の高低差により住み分けが行われている」という点が共通見解として残った。
先生のお言葉によると、地理的な高低差は地価、階層差とも相関し、災害時にはその被害が
明らかな形となって現れるそうです。


文責:御堂 真則(2005年度3年ゼミ生)
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