日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

社会学科後藤ゼミナールの実態とゼミ生の生態が一目で分かるゼミ日誌! しかと見れ!!!

大石芳野氏(フォトジャーナリスト)講演会への参加

2006-04-26 20:40:09 | 2006年度
日大芸術学部写真学科出身の著名なフォトジャーナリスト/写真家の大石芳野氏による「レンズを通して見たこと考えたこと-写真をまじえて世界各地での体験を語る-」と題する講演会が、お茶の水の日本大学カザルスホールで開かれました。

会場は数百名の老若男女で満席状態。ゼミからは、4年石田さん、3年若宮君と関(勇)君、卒業生の荒木君、そして後藤の5人が参加しました。



米軍によって投下された枯れ葉剤(ベトナム)、ポルポト政権による大量虐殺(カンボジア)、米軍が残した不発弾(ラオス)、セルビア系武装勢力によるアルバニア系住民の民族浄化(コソボ)、アルカイダとタリバン掃討を目的とした米軍による爆撃(アフガニスタン)、ソ連の原子力発電所実験に端を発する爆発事故と放射能汚染(チェルノブイリ)によって、心身に深い傷を負った子どもたちや破壊され尽くしたマチやムラなどが写し込まれた44枚の写真と共に、40年に及ぶ写真家として歩んでこられた道のりや世界中で経験された様々な出来事や出会いについての大変興味深いお話しをうかがうことができました。

子どもたちの写真には心の奥底に堆積した恐怖心や憎しみ、悲しみ、絶望感といったものが見事に表現されている一方で、彼ら/彼女らの表情に未来への希望が託されてもいました。フロアから出された「どのようにしたら子どもたちのそうした表情を写真に収めることができるのか」といった主旨の質問に対して、「コミュニケーションが成立しなければ(共感し合えなかったら)シャッターは切れません」と答えられた大石さんの言葉が印象的でした。

3年関君が観察学会MLに流したメールの中で語っていた次のコメントも紹介しておきましょう。
「大石さんの写真は、『僕はお前のいる世界に存在してる。同じ空気を吸い、同じ空を見上げている』と訴えている様です。決して他人事で終わらせられない、そんな切迫感がこみあげてきました。写真のチカラに圧倒されました」。

大石さんは、『大石芳野 写真集 子ども 戦世(いくさよ)のなかで』藤原書店(2005年10月刊)の巻末を飾る「いのちの鼓動に耳を澄ます」という文章の最後を次のように締め括っています。



「戦禍に侵された世の中を生きなければならない世界中の大勢の子どもたちが、1日でも早くその苦難から逃れてほしいと祈る思いです。そのために、わたしたちは何ができるでしょうか。現代はまさに戦世であることを真剣に考えながら、子どもたちのことを思う輪が広がっていけばと心から願っています。そのためにもこの写真のひとりひとりと、そして同じような境遇に置かれている世界中の子どもたちと、想像力を膨らませて繋がっていただけたら嬉しいことです。かれらもまたそれを待ち望んでいることでしょう」。

写真の持つ記録性と人々の心を揺さぶる「力」を再認識する良い機会となりました。それにしても、大石さんは若々しく(60歳?には見えません)、エネルギッシュで、とても素敵な方で、一目惚れしてしまいました(笑)。

文責:後藤範章(ゼミ担当者)
コメント

ゼミコンパ in きちんと

2006-04-24 19:00:21 | 2006年度
今年も開催しました、ゼミコンパ!

ゼミの時間でデータ収集・分析課題実習の成果報告を終えた後なので、
張り詰めた緊張感が一転、大盛り上がりの飲み会になりました。中に
は徹夜明けで既に落ちている方も。

座席は恒例のくじ引き。3年、4年生がお互いにじっくり話せる良い
機会だったのではないでしょうか。「こいつ以外に面白い」なんて発
見もあったのでは。


↑嵐が起こる前の写真です。

なにより盛り上がったのが中盤で起こった3年若宮vs4年坂田による
パフォーマンス対決。先手を取ったのは若宮。


↑目をつぶりながら両手を広げ片足を上げる荒業に挑戦!

なかなかやらない『じらし作戦』が皆の目を引き、大撮影会へ突入。
大盛り上がりでした。

続いて4年の意地を見せられるか、坂田。


↑秘儀、逆立ち!(補助つき)

ブーイングが起こったのもご愛嬌。若宮君の圧勝ですね。
2人ともお疲れ様でした。合宿でのリベンジ戦を期待します。

そして、イベント班の皆さん、お疲れ様でした。次回も楽しい
飲み会をよろしくお願いします。

文責:高橋隆介(2006年度4年ゼミ生)

コメント

データ収集・分析課題実習の成果報告会(2)

2006-04-24 17:00:00 | 2006年度
① 4月24日 3時限の授業の内容の疑問点
まずは卒業生から以下のコメントがありました。
『3年生女子の発表で、「丸の内の30%が三菱地所の管轄」という意味が良くわからない』
これは言われてみると土地の30%なのかまたはビルの30%なのか、どこからどこまでなのかいまいち境界線がはっきりしてない言い方だ。文章の流れ的には丸の内という土地の30%といってるような気がするが。
 このように1点1点を確認して、いかに客観的にみて、社会学としてどう料理するかが今後の課題となっていくのである。

② 社会学とは
今回の授業では卒業生が2名来てくれました。現在働いている仕事についての説明を受けました。それによると近いうちに企業が移転するという話がありました。近年IT企業の成長が著しいといわれており、実際にも入社数が前年度と比較してもかなりおおくなっているという。現在借りている赤坂見附のオフィスは450人程働いているそうだが、すでに3%しか空きがなく、大手町に移転予定だそうだ。移転の理由としておおまかに述べてくれたのは、1.業績があがったから 2.企業価値 3.金融系の客を狙った などをあげてくれたのですが、さすがにまだ入社してからそんなに経ってないということなので、上の人達のことはわからないそうです。
 赤坂見附から大手町になぜ移転しようとしたのか、それは各自の課題として後藤先生からだされました。

社会学とは行為の裏づけをするために、1つ1つの行為の意図を知るということが大事なのです。つまり今回の課題はまさにそれにあたるといえるのではないでしょうか。

③ 東日本と西日本
京都・大阪を中心とする西日本の人達はなぜか東日本を格下にみるようです。それは天皇にとっても東京は行幸先でしかなかったことにいえるように、後進的ということが関係しているみたいです。その立場が逆転したのは明治維新の時だと個人的には思っていましたが、なんとそれは1980年代だそうです。一体なぜなのでしょう?
 それは西日本大企業が東京にも本社を置くようになったからです。授業中に生徒からでた企業名をあげると 
トヨタ・松下・京セラ・マツダ・シャープ・ヤマハ・任天堂・サントリー・グリコ・サッポロビール・ミズノ・中国電力・アシックス・高島屋・ダイエー・阪神・阪急・松竹 etc…
など挙げてくれました。これはどの会社もみな有名企業ですが、これらがもともと東京以外に本社があるとは恥ずかしい話よく知りませんでした。毎回ゼミ生の知識の豊富さには驚かされてばっかしです。

今東京でホットな再開発といえば 秋葉原 豊洲 日本橋 品川 汐留 など様々あるが、これらに共通することは何か。それは山手線の東側、特に南東方面である。この辺はいわゆる臨海部にあたる。
 ここでもう一つ課題
三菱は品川へ移ってからまた丸の内に戻ってきた。なぜそのような行動をしたのか。

④ 本日のまとめ
感想として丸の内は景観を大事にしているとイメージがあるという意見が出た。確かに丸の内は乱開発がされていない。銀座にあって丸の内にないものといえば ユニクロ ドンキホーテ マツキヨ などあるが、これらネオンが許されるのは去年で終わりを迎えた東京ミレナリオとクリスマスのときだけなのである。地上にもコンビニはないということから、丸の内がいかに景観を大事にしているのかということがわかる。今回授業を通じて後藤先生が「なぜ?」というワードをゼミ生に使っていたという印象があった。それは社会学の客観的に物事をみることで、自然にでてくる用語なのかもしれない。これからゼミを一年間やっていく上で、「なぜ?」ということを常に頭に入れておくことが大事ということなのだろう。
← 梶山さんがゼミ生の東京駅の写真集めてまーす おつかれです。

← 写真なかったんで、その後の飲み会の様子を撮ってみました。なぜか若宮君の一発芸にみんなで写メとってます(笑)

※配布資料 特になし

文責:相沢政斗(2006年度3年ゼミ生)
コメント

データ収集・分析課題実習の成果報告会(1)

2006-04-24 15:00:16 | 2006年度
まずは後藤先生から諸連絡。
5月号の建築ジャーナルに、3月26日に行った「東京駅探検&撮影会」の記事が掲載されるそうです!!
これは楽しみですねぇ♪

続いて、本日ゼミ初参加の4年生・佐藤美菜子ちゃん、お忙しい中来ていただいた卒業生・横川さんと西村さんから自己紹介。

そして今日のメインテーマ「東京駅・丸の内・皇居に関するデータ収集・分析課題実習 成果報告」。
各班の詳細内容はレジュメのとおりなので、ここでは大まかなポイントや+αの情報等を載せたいと思います。

まずは4年女子班。
1、東京駅を含む丸の内周辺の復原
2、歴史や丸の内周辺の整備などから見えてくる東京
3、スカイライン
4、八重洲の開発
という4点に焦点をあてた発表内容。
トップバッターのせいか、“4年生”というプレッシャーからか、若干緊張気味。
(私だけかもしれませんが‥。笑)

次に4年男子班。
「三菱」「東京駅・丸の内」「行政」の関係性に注目した発表内容。
今年の4男独特のペースで発表が進められたように感じた。
後藤先生からのコメントも多かった。
さすが4男!!

続いて3年女子班。
はじめに、班長が堂野前さん、副班長が柳川さんに変更とのこと。
1、東京駅周辺の企業
2、丸の内地区再開発計画
3、丸の内地区と皇居
の3点に焦点をあてた発表内容。
内容は4年女子班と重なる部分が多かったと思います。
そしてここで+αの情報!
・行幸通りの「行幸」は、天皇が外出することをいうそうです。

最後に3年男子班。
「東京の歴史」「丸の内と八重洲」「皇居と東京駅」の3点に注目した発表内容。
「皇居と東京駅」の部分で、“建築の正面性”という表現は、「街並みの真ん中に東京駅がくる」ということを言っているとの解説。

3限を大幅にオーバーしましたが、最後に4年生・岡田紗代子ちゃんからの自己紹介を終えて、無事前半戦終了。

各班それぞれ情報満載の内容だったので、とてもおもしろかったと思います。
でもまだまだ抜け落ちているところ、調べや掘り下げが足りないところもたくさんあります。
「これではまだ社会学できていない」と先生もおっしゃっていましたが、今回の実習で、3年生は調べることの楽しさを実感していただけましたかな??
4年生も負けずにがんばりましょう!!

※配布資料
 ・各班のレジュメ
 ・東京人観察学会 2006-2007 現役生名簿

文責:植竹紗由(2006年度4年ゼミ生)
コメント

インタビュー実習と他己紹介

2006-04-17 17:30:35 | 2006年度
今回のゼミは3、4限通して今年度初の実践、インタビュー実習と他己紹介を行いました。

まず。
文章表現力向上実践講座の投稿順についてのプリントが配られ、内容を確認。



そんな中カメラを向けると真面目なフリをする高橋ゼミ長↑

この投稿順をもとに3、4年生のペアをつくり、インタビュアーとインタビュイーに分かれ実習開始!ほぼ初対面の3年生と4年生が根掘り葉掘りお互いのことを詳しく質問していきます。質問の答えの中には建前もあれば、本音もある。限られた時間の中で、相手の警戒心を解いて、たくさんの情報を聞き出す。さらにそこから相手の本音を探る。難しかった・・・
お互いがインタビュアーとインタビュイーを交代で経験したら、ペアを変えて同じ事をもう一度繰り返す。つまり学生はそれぞれインタビュアーとインタビュイーを2回ずつ経験することになります。



↑撮影:後藤先生 写メに興味があるらしい。

4限。他己紹介。
インタビューで得られた情報をもとにインタビューをした相手について紹介していきます。今年は本人の名前を伏せて紹介して、紹介の内容によって誰かを当てるというゲーム感覚の他己紹介。
これが以外に盛り上がる。
4年生に関しては、周知の事実が多すぎて答えがすぐわかってしまって笑っちゃいましたね。逆に思いがけない新事実が発覚してみたり。あらみーのチアガールとか。
3年生に関しては、ほとんどの内容が知らなかったことで新鮮だった。逆に普通の自己紹介では知ることのできないような話も聞けて素直に楽しんでしまいました。

この時間、楽しさと共に情報を正確に伝えることの難しさも感じました。偏った見方で情報を伝えてしまうと相手にも偏った情報が伝わってしまう。僕が渡辺さんをちょっと変わった人に仕立て上げてしまったように、一部のイメージだけを伝えてしまうと本人の本質とは違ったイメージで伝わってしまう。
そんなズレがこの距離感を生み出してしまったのだろうか・・・



※配布資料
 ・「現役ゼミ生の文章表現力向上を目指した実践講座」スケジュール表
 ・4月17日付け日経新聞朝刊に掲載の「まなび再考(大学生になった君たちへ――知識や世界観、自分の頭で)」

文責:増田義雄(2006年度4年ゼミ生)
コメント (2)

2006年度年間スケジュールの決定

2006-04-10 17:00:00 | 2006年度
自己紹介も終わり、和やかな雰囲気で始まった4限。

2006年度のゼミのスケジュールについて真剣に話し合い。
昨年の反省を踏まえて、作業部会を前期から活動開始。それに伴いキャプション作成も8班に分かれ各班1作品づつ担当し、前期から展覧会に向けて動き出すことに。

3年生の皆さん、初めてのゼミでドキドキしながら来たら、「部会?」やら「キャプション?」やらと聞きなれない言葉が飛び交い、どんどん話が進んでいくことに驚いた人もいたのではないでしょうか?(1年前の私はそうでした。)

後藤ゼミでは実際やりながら体で理解していく事がとても多いと思います。

なぜ、私たちはここで日大生やっているか?
なぜ、このゼミを選んだか・・?

私は、このゼミで、「自分をもっと磨きたい」と思って入りました。

皆さん、理由は様々だと思いますが、みんなでせめぎあいながら2006年度の
「後藤ゼミカラー」を創りましょう!

最後に、先生に自己紹介を飛ばされ名前を間違えられた私ですが、
これからはそんなことがない様、私自身のカラーを出せるよう張り切って行きます。
目指せ有言実行!


ゼミ休み時間の風景。長戸君、今日のTシャツは「麦茶」!
来週は何かな?皆さん、彼のTシャツに注目!

文責:新井未菜(2006年度4年ゼミ生)
コメント (4)

2006年度、後藤ゼミ始動!

2006-04-10 14:40:00 | 2006年度
4月10日、ついにこの日がやってきた・・・。
2006年度、第一回の後藤ゼミ。今日は3年と4年の正式な顔合わせの日でもある。

今年から教室の机をコの字型にして毎回ゼミを行っていきます。非常に重い机。みんなで協力して作業をしましょう☆

まず、1限目は「後藤ゼミとはなんぞや」について。
特に今年からは「時間厳守」です。つまり「遅刻厳禁」。遅刻・早退は0.5回、欠席は1回、そして無断欠席は「2回」にカウントされるので要注意!
(4年生にとっては前期はかなり厳しいですね・・・。)

続いて自己紹介。
ランダムに先生から指された人から30秒~1分で。聞いていてそれぞれ個性的でとても面白かったです。特に今年の3年生は凄そうと思わずにはいられなかった!

そのほかにこの時間での話として・・・
・席は固定しないで、毎回違うところに座るようにする。
・ゼミはルーティンワークではない。固定的発想はやめよう。
・ゼミ日誌を紙面→ブログへ。誰が見るか分らないWeb上でいかにして表現できる か。読み手を想像して表現してみよう。

後藤ゼミ二年目の荒井ですが、このゼミは本当に流動的です。
良いものは素早く取り入れ、ダメなものは改善する。だから、二年目だからとか、初年度だからとかは関係ない。むしろ3年のほうがゼミを客観的に見られるので良いのかも知れません。
これから1年頑張りましょう。

※この時間の配布資料
①後藤研究室利用規約
②第2回“「東京」を観る、「東京」を読む。”展に関する企画書
③2006年度の後藤ゼミ年間スケジュール

文責:荒井 沙彌佳(2006年度4年ゼミ生)
コメント (1)