こんにちは、ゼミ4年の田端兼己です。
今回は5月25日に東京の地下空間の調査として、実際に東京駅周辺の地下を訪れたときのことを報告いたします。
まず、私たちゼミ4年は東京駅丸の内駅前広場に集合しました。
後藤先生と合流したのち、後藤先生から当日の流れや、駅前から見える丸ビル・新丸ビルについての説明をしていただきました。
また、上記の写真には国旗が掲揚されていることがわかる。これは東京駅が天皇の利用する駅であり、天皇の駅だからだそうです。
こちらは東京駅から望むことができる新丸の内ビルの写真です。
かつて、東京駅周辺は皇居を見下ろすことが不敬に当たるとして31メートル以上の建物を建てることを禁止していたそうです。
その名残として、このビルは上下に2分するような形で分かれているとのこと。
また、このような高層ビルが建ったことの理由としては、日本の経済発展により東京が世界都市となったことや、天皇の人間宣言などが大きく影響して高いビルが立ち並ぶことになったそうです。
その後、私たちは行幸地下通路へと向かったのですが、この日はコロナワクチンの接種会場となっていたため、行幸地下通路が封鎖されており、こちらの通路を通ることはできませんでした。
なので、私たちは一旦丸の内ビルに引き返し、そこから地下へと入っていくことにしました。
上記の写真は、実際に丸の内ビルの地下に入り、経路を確認しているところです。
そして、私たちは東京駅一番街へと向かい、その後八重洲方面にも行きました。
この東京駅一番街はスーツ姿の人が多く見られたが、仕事のために訪れている人が利用するというより、店の雰囲気などから旅行客や観光客をターゲットにした店が多い印象がありました。
その後、私たちは一旦地上に上がり、町の案内図から千代田区と中央区の街の違いについて考えました。
千代田区は街区が一つ一つ大きく、大企業が多く集まっており、一方中央区では、街区が細かく区切られており、中小企業が多く集まっているなど、町の案内図だけでも大きな情報を得ることができました。
前半の活動内容は以上となります。
最後に、私は乗り換え以外で東京駅に降りたことがなく、今回通った場所はすべて初めて訪れる場所でした。そして、ただ歩いただけでも東京駅周辺の特徴が肌で感じることができるほど有意義な一日になったと感じました。
私は、この後藤ゼミという東京を対象として研究しているゼミに所属しているにもかかわらず、東京にほとんど行ったことないということは、とても勿体ないことだと、今回の活動を通して感じました。なので、今後は積極的に「東京」に出向き、東京についての理解を深めていきたいと感じました。
5月25日の4年ゼミ前半の活動報告は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
文責: 田端兼己 (2022年度4年ゼミ生)