tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

見えてきた? トランプ政権と日本の今後

2018年08月30日 12時28分57秒 | 国際関係
見えてきた? トランプ政権と日本の今後
 暑さが繰り返し、繰り返しやってきて、高齢者にはつらい時期です。
 「コマメ」に水分を取ることと、エアコンを止めないことで何とかひと様にご迷惑をおかけしないようにしていますが、早くこの暑さをスマートに電力エネルギーに変えて、豊富な電力で快適な生活ができるような時代が来ないかなと思っています。

 ところで報道によれば、日米関係も本当はいろいろな問題があるようです。政府の物言いだけ聞いていますと、(トランプさんは何処へ行っても勝手なことばかり言っていますが)日本とは不思議に仲良くやってくれているのだな、などと思われるのですが、突然、アメリカから情報が入ってきて、「私は真珠湾を忘れない」とトランプさんが言ったという事です。

 安倍さんは「私も広島と長崎は忘れない」とは言わなかったでしょうが、トランプさんは終戦の翌年のお生まれですし、安倍さんはその8年後のお生まれですから、お二人とも、戦争の事は「歴史」としてご存知だという事でしょう。

 日本の真珠湾攻撃については、多様な情報があり、裏の裏までの正確な情報は知る由もありませんが、戦後の日米関係の中で、歴史上の事実は事実として、それなりに「消化」され、「昇華」してきているのではないでしょうか。

 広島、長崎についても、「 日本人の心打つ世紀の和解」で書きましたように、オバマ大統領と坪井直さんの対話のシーンは、あるべき姿の本質を如実に示し、見る人々に感動を当て、日米両国の良識の中にしっかり納まったと考えるのが我々の理解です。

 何故トランプさんが「真珠湾」を蒸し返したか真意は解りませんが、報道から推測すれば、対日貿易赤字問題提起の「枕」したかったのかな、などと感じてしまいます。
 「お金が第一」のトランプさんなどと言われますが、相手が日本人だからいいですが、相手によっては、忽ち反発が出て、「真珠湾と広島・長崎」の論争から、日米関係悪化につながりかねないという事も起こりうるでしょう。

 日本政府は、その点冷静に(卑屈ではなく)対処していますから、これからも特に問題には繋がらないと思いますが、やはりこの問題は世界中でいろいろとトラブルを巻き起こしているトランプさんならではの発言で、その根源は、そういった人を大統領に選んだ「アメリカという国の問題」という事になるのでしょう。

 「 トラブルメーカーとトラブルシューター」でも書きましたが、日本はあくまで、国際関係の中でも、一貫して、安定した「トラブルシューター」としての役割を確りと果たしていってほしいと思うところです。

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