tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

狭い庭はリュウキンカ全盛の気配

2023年03月14日 13時40分22秒 | 環境
昨日は寒冷前線が西から東に抜けていき、大分雨が降って、風向きは南風から北風に変わり、今朝の外気は、昨日の14℃から7℃に下がりました。

朝方は曇りでしたが10時過ぎて綺麗な青空になり、暖かい日差しでよい春の日にありました。

桜が一層早くなるかな、などと思っていましたら、ニュースで日経平均が700円近く下げていると言っていました。
シリコンバレー銀行に続いてシグネチャー銀行も破綻という事で新興中小銀行でもそれなりの資金量を持てば、マネーゲームの成功を夢見て「巨大な想定元本」の取引をするのでしょうか。

アメリカ政府は大変心配なようで、何はともあれ預金は100%保証と言って金融危機につながることを徹底して避ける気配です。
この辺りは、バーナンキさんの、金融危機は徹底した金融緩和で救えるというリーマンショックの経験を早速に活かす動きのようです。

これで今日の天気のように青空になればいいのですが、問題は破綻した銀行の中身でしょう。当局の監督が甘かったという指摘もあるようです。

青空になった我家の狭い庭では、昨日の雨で雑草も含めて緑が増え、陽光に光っていますが、小さな花壇では困った事が起きて来ています。



春はチューリップ、夏から秋はきゅうり、トマト、茄子のミニ菜園のつもりですから、昨年も11月に、チューリップの球根80球を買って、3列にびっしり植えました。

掘り返して綺麗に整地し、肥料も撒いて球根を植えこれで来年も綺麗なチューリップ観賞と思っていました。
ところが、暮のうちから花壇一面に一面にリュウキンカの芽が出てきたのです。

我家では、何故か至る所にリュウキンカが出て来るのですが、整地した花壇に、寒さの中でも光沢のある小さな濃緑の葉が春先になるとびっしりです。抜くのは大変ですし、チューリップの芽にも傷つけたくないという気もあって放置しました。

どうせ1年目では花も咲かないリュウキンカの葉の中から、背の高いチューリップが伸びて来て、緑の絨毯の上にチューリップの花が咲くのもいいかもしれないなどと考えていました。

確かにチューリップの芽は並んで出て来ました。しかしリュウキンカの成長は予想外に早く、よく日の当たる所は花が咲きだしています。

一方、チューリップの方は、何か育ちが遅く、なかなかリュウキンカの上に伸びてこないのです。上の写真は、今日現在のもので、負けそうなチューリップが一生懸命リュウキンカの葉の間から背丈を伸ばそうと苦闘しているところです。

これでは今年は「咲いた、咲いた、チューリップの花が、並んだ、並んだ・・・」とはいかないかもしれません。

これでは、結果はどうなるのか解りません。
しかし、どうなるにしてもリュウキンカは元気に咲き、多分チューリップも、後から頑張ってそれなりに綺麗な花を見せてくれるのではないでしょうか。

自然にお任せすれば、「結果自然也」で、「それも良かったな」と思えることになるのだろうと素直に自然の働きを見守っていようと思っています。