部長職のお仕事
管理職としての日々と趣味についてです
 



今年前半のビックイベントである静岡ホビーショー モデラーズクラブ合同作品展も活況の内に終了し、後半のイベントに向けての検討に入りました。

このあとのスケジュールはまだ未確定の内容が多いのですが、
  9月 オラザク参戦
 11月 モデサミ2参加
 12月 「模型大好き」負け犬レース向け作製
が、秋から年末に向けての3大行事になっています。

今年のオラザクはSD部門があるのか?、モデサミの2次募集枠に引っかかることが出来るか?(これは重大な問題)など、非常に不確定要素が多いのですが、これらの確定を待っていられないため、静岡の準備時点でこれから何をどう作るかの決定をしないといけないなぁと思っていました(+さっさと手を動かし始めないといけない)

オラザクとモデサミを同一機体で行くのはちょっと不味いと言う気がするので、とりあえず別機体として、モデサミにエントリー出来ることを前提に(あくまで前提...汗)、まずはオラザク向けの機体(これも今年SD部門がある事が前提)に取り掛かかろうかと。

もともと作りたい機体は
・旧ザク
・デザートザク
・ザクキャノン
と結構マイナー路線ですが、根強い人気のある機体。
ガンダム路線はyasutomoさんとiyoさんにお願いし、しばらくUCジオン系で行こうかと思っています。


で、あれこれ迷いましたが、エイヤぁと決めたのが、この機体。



デザートザクでございます。

このパッケージ絵、カッコ良過ぎ!!!
旧ザクも以前から作りたかったのですが、今回はMSV路線へ。


さて、作製にあたり検討事項が一点有りました。
今まで、ザクは06R-1A、グフ系は最新作のグフカスタムを作製してきましたが、
作製タイミングが異なることと、ベースとしたキット、作製手法が異なることから、実は頭身、体高が異なります。



06RはBB戦士をベースに胴体を改修して、旧キットの脚部を取り付ける手法、対してグフカスはHGUCキットをベースに、切り刻み加工で胴体と脚部を作る手法。
このため、二つを比べると明らかに大きさ、バランスが異なってます。
今後、ジオン系を作製していくにあたり、”リアルSD”として考えた時や、他のUCガンダム系とのバランスを見た時には、グフカスの体高の方がベターであると考えました。今後のジオン系の標準体高をグフカスに置いて、これをゲージとする事にしました。


これに基づき、デザートザクを作製するベースキットを選びました。
いきなり旧キットからの切り出しは難易度が高すぎるので、HGUCグフカスタムと同じ構造を持ち、かつ名作の誉れ高いHGUCザクⅡF2をベースキットにチョイス。
これにBB戦士ザクⅡを掛け合わせて、旧キットのパーツを流用しながら作製していきます。

 


で、ごちょごちょ書きましたが、さっそく昨日から作業を始めています。

頭部はBB戦士ザクⅡと決定しているので、先に胴体のバランス確認から実施。



BB戦士の胸部とHGUCザクⅡF2の胸部を比較すると、グフカスの時と同じように、幅方向がBB戦士とほとんど同じになっています。
奥行き方向は、これもグフカスと同じぐらいの幅増し量になりそうな感じでした。

胸部構造もHGUCグフカスと基本は同じ。
よって、作業はグフカスで行った内容をトレースしながらとなりました。


まずは奥行き方向の幅増しのために、胸部を前面パーツとランドセル取り付け部と中央ブロックに切り分けするところから。



中央ブロックには腕の接続機構と持たせないといけないので、PC可動機構をそのまま生かせる位置で前後切断しています。


このブロックに前面側に約2mm分、ランドセル側に約3mm分のプラ板を貼り付けて、幅増しを実施しています。




今度は横方向への幅増し作業。
肩ブロック取り付けの内側部分で約1mmの幅増し。




また上記を受ける胸部ブロックの両端で1mmを貼り付け。さらに肩ブロックの外側で1mm分幅増ししました。




これらにより、現段階の胸部は以下のようになっています。



F2のRつきの胸部とデザートザクの胸部のデザインが異なる点は、幅増しに使ったプラ板をガイドに、エポパテで形状変更していきます。


と、こんな感じで始まった今年のロード オブ ザ オラザク。
モデサミのエントリー状況によっては参加機体も変わる可能性は高いですが、順次取り組んでいきます。

それと忘れてはいけないのが年末の負け犬レース参加機体の作製。
昨年末の地獄のνガンダム追い込みを再現したくないので(ホンと倒れるかと思いました...)、そこそこの日程で取り組みを開始しないといけないのですが、オラザク→モデサミと考えると圧倒的に期間が足りない。どこかでパラって3体を並行作業という、それはそれで恐ろしい事になりそうな状況です。






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