呆れたものである。
つい先日の拙稿 田原総一朗氏の「実質無知」 で田原総一朗氏の無知と無知故の間違った主張について批判したばかりだが、御老体はまたしてもやらかした。
田原総一朗「自由とは逆の意味の命令の『令』を使った元号への違和感」〈週刊朝日〉
↑この記事において田原氏は実に底の浅い屁理屈で新元号「令和」を誹謗中傷している。
ここで田原氏が展開する屁理屈は筆者が先日公開した記事「 新元号をディスる東大教授の薄っぺらさ 」の中で既に否定されている。
漢字一文字では良いも悪いもないのだ。それが例えば善悪の意味を成す場合は他の漢字と組み合わさった場合、2文字(かそれ以上)になった時に意味と価値が生じてくる。だから「令」は命令の令だから駄目だというのはそもそも無意味であるし小学生レベルの悪口でしかない。あまりに低次元であり呆れるばかりだ。
「令」を使ったらすべて悪い意味になるのだとしたら「令息」「令嬢」「令夫人」「令兄」なども悪い意味になってしまうし、「令名」などは良い評判の事を言うのだが…。
田原氏の屁理屈が正しいのなら、田原総一朗氏の「総」は個人の自由を制限する趣旨の「総体」とか「全体」という捉え方をするなら強烈な違和感がある、ということになり、だから総一朗は悪い名前だ、と言われたら田原氏はどう答えるのだろうか。「田」は「我田引水」の「田」だ、とか、「原」は「焼け野原」の「原」だ、というくらいヤクザ・チンピラのいいがかりレベルなのである。全く呆れ返る。
先日のツイートで田原氏は「実質賃金」の正しい意味を知らずに間違った使い方をされていたし、その自覚と反省も皆無である。今回もまた言葉への無理解と極めて浅い知識である。しかもこの記事を掲載したのが反日姿勢を前面に打ち出し部数が右肩下がりの朝日新聞直轄の週刊誌である。無知と反日姿勢が組み合わさるとかくも酷い屁理屈の展開になるのだと明解に示された実例かと思う。
また、田原氏は元号使用を気に入らないそうだが、今になって突然古来より続く日本の伝統文化に関わるものを否定するのもどうかと思う。往々にして進歩系を気取るメディア人は西洋文化は善で日本特有の文化を悪として否定したがるものだが。これもまた田原氏の浅学非才が顕になっている事例ではないだろうか。西暦だけを使用するとなったら、西暦とはそもそもキリスト教の暦なのだがそれは良いのですね?と質すことが必要だろう。西洋の、しかもキリスト教という宗教から出た暦をもって日本古来の重厚な伝統を潰してしまっていいのですか?と。ちなみに世界にはイスラム暦や仏暦、ユダヤ暦など多くの暦が存在する。すべて各々の国や地域・民族の文化から派生してきたものである。田原氏の言説は実に浅い次元の自国伝統文化否定の妄言と言えよう。
田原氏の言動は昔から極端ではあったが、近年ははなから理の通らない話が増えているし、その内容も目に見えて酷くなってきている。ご老体に無理させてまで社会をあれこれ引っ掻き回すのはいかがなものだろうか。彼が司会を担当する討論番組においてもその独裁的かつ独善的な采配ぶりは何処かの独裁国家を思わせるような酷い有様である。真実を探求する為の議論ではなく、田原氏が与する勢力に資する為の誘導も激しくえげつないレベルである。議論を進めるよりもただ引っ掻き回すだけの司会にどれほどの意味と価値があるのだろうか。
このような厚顔無恥な人物にはジャーナリストの資格は無い。全然無い。
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<2020年2月5日追記>
田原総一朗氏は先日の「朝まで生テレビ!(2020年1月31日(金) 深夜1:25〜4:25)」において、天皇についての歴史的事実を完全に間違った形で語った上で、さらにヤクザのようないいがかりをつけた。
田原氏いわく
「天皇は126代、全部男だった。つまり女性を蔑視してきた『恥』の歴史だ」
田原総一朗氏は現在85歳だが、この年齢の日本人が歴代天皇の中で、過去に8人、10代もの女性天皇が存在した事も知らないのである。しかも天皇家の歴史を『恥』だと決めつけた。これはヤクザ・チンピラのいいがかりレベルだ。知識が薄い人間にありがちな典型的なものの言い方であり、しかも天皇家(*1)を破壊したい左派系のバイアスがかかっていることが丸わかりである。田原氏は無知である上に左派系の価値観で物事を見るのでいきおいこうした展開になってしまうのである。どの分野についても知識が薄弱なまま知ったかぶりで偉そうに御託を並べた上で悪意ある決めつけをするので、このような恥をかく上に恥をかいた事にも気が付かない。…正に厚顔無恥が服を着て歩いているようなものである。(蔑笑)
(*1)
一般的な人はついつい「天皇制」という言葉を使うところであるが、そもそも天皇は「制度」ではない。従って元々、日本に「天皇制」という言葉は存在しない。この言葉は日本共産党が悪意を持って言い出した言葉である。
つい先日の拙稿 田原総一朗氏の「実質無知」 で田原総一朗氏の無知と無知故の間違った主張について批判したばかりだが、御老体はまたしてもやらかした。
田原総一朗「自由とは逆の意味の命令の『令』を使った元号への違和感」〈週刊朝日〉
↑この記事において田原氏は実に底の浅い屁理屈で新元号「令和」を誹謗中傷している。
ここで田原氏が展開する屁理屈は筆者が先日公開した記事「 新元号をディスる東大教授の薄っぺらさ 」の中で既に否定されている。
漢字一文字では良いも悪いもないのだ。それが例えば善悪の意味を成す場合は他の漢字と組み合わさった場合、2文字(かそれ以上)になった時に意味と価値が生じてくる。だから「令」は命令の令だから駄目だというのはそもそも無意味であるし小学生レベルの悪口でしかない。あまりに低次元であり呆れるばかりだ。
「令」を使ったらすべて悪い意味になるのだとしたら「令息」「令嬢」「令夫人」「令兄」なども悪い意味になってしまうし、「令名」などは良い評判の事を言うのだが…。
田原氏の屁理屈が正しいのなら、田原総一朗氏の「総」は個人の自由を制限する趣旨の「総体」とか「全体」という捉え方をするなら強烈な違和感がある、ということになり、だから総一朗は悪い名前だ、と言われたら田原氏はどう答えるのだろうか。「田」は「我田引水」の「田」だ、とか、「原」は「焼け野原」の「原」だ、というくらいヤクザ・チンピラのいいがかりレベルなのである。全く呆れ返る。
先日のツイートで田原氏は「実質賃金」の正しい意味を知らずに間違った使い方をされていたし、その自覚と反省も皆無である。今回もまた言葉への無理解と極めて浅い知識である。しかもこの記事を掲載したのが反日姿勢を前面に打ち出し部数が右肩下がりの朝日新聞直轄の週刊誌である。無知と反日姿勢が組み合わさるとかくも酷い屁理屈の展開になるのだと明解に示された実例かと思う。
また、田原氏は元号使用を気に入らないそうだが、今になって突然古来より続く日本の伝統文化に関わるものを否定するのもどうかと思う。往々にして進歩系を気取るメディア人は西洋文化は善で日本特有の文化を悪として否定したがるものだが。これもまた田原氏の浅学非才が顕になっている事例ではないだろうか。西暦だけを使用するとなったら、西暦とはそもそもキリスト教の暦なのだがそれは良いのですね?と質すことが必要だろう。西洋の、しかもキリスト教という宗教から出た暦をもって日本古来の重厚な伝統を潰してしまっていいのですか?と。ちなみに世界にはイスラム暦や仏暦、ユダヤ暦など多くの暦が存在する。すべて各々の国や地域・民族の文化から派生してきたものである。田原氏の言説は実に浅い次元の自国伝統文化否定の妄言と言えよう。
田原氏の言動は昔から極端ではあったが、近年ははなから理の通らない話が増えているし、その内容も目に見えて酷くなってきている。ご老体に無理させてまで社会をあれこれ引っ掻き回すのはいかがなものだろうか。彼が司会を担当する討論番組においてもその独裁的かつ独善的な采配ぶりは何処かの独裁国家を思わせるような酷い有様である。真実を探求する為の議論ではなく、田原氏が与する勢力に資する為の誘導も激しくえげつないレベルである。議論を進めるよりもただ引っ掻き回すだけの司会にどれほどの意味と価値があるのだろうか。
このような厚顔無恥な人物にはジャーナリストの資格は無い。全然無い。
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<2020年2月5日追記>
田原総一朗氏は先日の「朝まで生テレビ!(2020年1月31日(金) 深夜1:25〜4:25)」において、天皇についての歴史的事実を完全に間違った形で語った上で、さらにヤクザのようないいがかりをつけた。
田原氏いわく
「天皇は126代、全部男だった。つまり女性を蔑視してきた『恥』の歴史だ」
田原総一朗氏は現在85歳だが、この年齢の日本人が歴代天皇の中で、過去に8人、10代もの女性天皇が存在した事も知らないのである。しかも天皇家の歴史を『恥』だと決めつけた。これはヤクザ・チンピラのいいがかりレベルだ。知識が薄い人間にありがちな典型的なものの言い方であり、しかも天皇家(*1)を破壊したい左派系のバイアスがかかっていることが丸わかりである。田原氏は無知である上に左派系の価値観で物事を見るのでいきおいこうした展開になってしまうのである。どの分野についても知識が薄弱なまま知ったかぶりで偉そうに御託を並べた上で悪意ある決めつけをするので、このような恥をかく上に恥をかいた事にも気が付かない。…正に厚顔無恥が服を着て歩いているようなものである。(蔑笑)
(*1)
一般的な人はついつい「天皇制」という言葉を使うところであるが、そもそも天皇は「制度」ではない。従って元々、日本に「天皇制」という言葉は存在しない。この言葉は日本共産党が悪意を持って言い出した言葉である。