Altered Notes

Something New.

「琉球民族」は存在しない 「沖縄」は昔から日本

2023-12-18 16:26:26 | 国際
「琉球新報」という地方新聞がある。内容は限りなく「赤く」、限りなく「左」である。あの「赤旗(日本共産党機関紙)」よりも左寄り、と言えばその論調がどれだけ極端か想像できるであろう。

琉球新報が根本的に間違っているのは、そもそも「琉球」は中華帝国から見た名称であり、昔の中国皇帝が授けた名前だからである。「琉球」はそもそも中国由来の名前であり、それを新聞紙名にしているのは、始めから「俺たち中国の為に新聞(世論操作)やってます」と宣言しているのと同じである。そして、実際にこの地方紙は中国に奉仕するかのように「反日姿勢」が濃く、中国の「利益」になるように世論を誘導し続けているのである。

今回は作家・竹田恒泰氏の解説を基調にして、琉球新報や沖縄の左翼界隈がよく言う「琉球民族」という民族など「存在しない」ことを記してゆく。彼らの言説が根本から誤りである事を明らかにしてゆくことにする。


では、「沖縄」という名称はどうなのだろうか。「沖縄」は地元の言葉でああり、外から押し付けられた名称ではない。

「琉球」と言う呼び名はあるにはあるが、それは「中国からの視点」で言うから「琉球国」となっているのである。

それでは、なぜ「琉球国」なのであろうか?

中国の皇帝に手紙を出す時には「琉球国王」という差出人名で出さないと受け取ってくれないからである。中国が押し付けた名前を使わなければダメだったからである。


沖縄は1609年に薩摩が併合した後で、いったん「薩摩藩」になったのだが、その後、「沖縄県」になったのである。「琉球県」ではなく「沖縄県」である。前述のように「琉球」は中国から一方的に押し付けられた名前であるから正式な名称ではないのだ。元々の名前が「沖縄」なのである。従って、「琉球」という名前は捨てて「沖縄県」としたのである。



「琉球」という名称と同様に中国から押し付けられた名前はもう一つある。

「倭国」である。

「倭国」は中国から日本を呼ぶ時に用いられた名称である。「倭」というのは「おチビなおバカちゃん」という意味である。中国の皇帝がそのように名付けたのだが、つまり中国は最初から日本をバカにして見下していたのだ。

遣隋使はずっと倭国名で朝貢していたのだが、遣唐使の時に「おチビなおバカちゃん」を意味する「倭国」を不満に思い、しかもどう見ても雅な名前ではない事から名前を変更することにしたのである。それで「日出ずる国」=「日本」としたのだ。




冒頭に記したように「琉球新報」という新聞は「琉球」と名乗っている時点で中国系の新聞であることを告白しているようなものである。まさに「名は体を表す」と言えよう。(蔑笑)

沖縄のもう一つの地方紙である「沖縄タイムズ」も左翼系だが、それよりも「琉球新報」の方がより極左傾向にあるのは興味深い。いわば頭が「イっちゃってる」連中なのである。

琉球新報の記者・編集者は本物の極左活動家である。基地問題でこれ「以上動けない」となった途端に、今度は「沖縄差別」「沖縄ヘイト」を言い出したのである。そうして「差別されてる」「ヘイトされている」と叫び続けることで、かつてアイヌ新法ができたように「琉球新法」を作らせようとしているのであり、その先には「沖縄の日本からの分断・独立」そして「中国への編入」…既にそういう流れが見えてきているのだ。真に要警戒である。




沖縄は昔も今も日本であるが、それをしっかり論じた人はほぼいないのではないだろうか。

改めて書くが、「沖縄は日本である」。

なぜそうなのか?

沖縄県民は日本人である。

いつから日本人なのか?

元々そうだったのである。

縄文人は沖縄から北海道まで均質であった。縄文時代の前は先土器時代だったが、同じ日本語を喋っていたのである。沖縄の言葉は日本語なのだ。


DNAの核ゲノム解析で琉球大学と北里研究所と統計数理研究所が合同で調査した結果の話を報告する。沖縄県民の全ゲノムを解読したところ、「沖縄県民以外の日本人と一緒」という結論が出ている。

台湾とも違う。
漢民族とも違う。
朝鮮民族とも違う。

・・・ということで、「沖縄県民は日本人だ」という事が分子生物学に於いて結論が出ているのだ。

しかも日本語を喋っているのである。沖縄の言葉は日本語と語順が一緒であり、文法も一緒だ。規則的音声対応もあり、言語学的に完全な日本語方言なのである。

縄文時代には既に我々の祖先、つまり日本列島の先住民は樺太から沖縄まで住んでいたのだ。



大和の国が3世紀に出来たが、地域によって参加した年代は異なる。吉備や畿内は3世紀だったが、関東や北陸は4世紀である。東北は8世紀から9世紀であり平安時代である。北海道と沖縄は遅れて江戸時代である。

「薩摩が併合」というそこだけ見ると、なんとなく独立国を侵略したようにも聞こえてしまうがそうではない。元々、日本人がバラけて住んでいて、縁があって一つの国にまとまっただけで、合流した年代が違うだけなのである。なので、日本列島は日本人が住んでいて各年代で日本という国に合流した…という、それだけのことなのだ。

従って、「沖縄が日本だ」というのは当たり前の話なのである。日本文化圏で日本語を話していて日本人のDNAで骨も日本人なのであるから。沖縄が日本以外の外国である訳がないのである。


だから左翼系がよく言う「琉球民族」というのはそもそも存在しないのである。あるのは日本民族だけだ。「沖縄地方に住んでいる日本民族」、ということである。沖縄県民も本州の人も過去の同じ縄文人の子孫なのだ。

大事なことなので繰り返すが・・・
「”琉球民族”という民族は存在しない」
のである。


上方で記した「琉球国」というのは、例えば「出雲の国」「尾張の国」「隼人の国」というのと一緒である。日本中に100の国(地方)があったのだ。その中の一つが「琉球国」なのである。沖縄は中国に朝貢してたので仮に「琉球」と言っているのだが、実際は「沖縄」なのである。


思えば薩摩が沖縄を併合して良かった、と言えよう。なぜなら、それがなかったら中国に侵略されて持っていかれていた可能性もあったからである。日清戦争で「中国黙れ」とやって、「沖縄県」と名乗って確定したのだ。

「薩摩が併合した」と言っても戦闘行為はしていない。

なぜか?

琉球国は軍隊を持っていなかったからである。だから薩摩の軍隊が行っただけで、その日から薩摩となったのだ。戦闘はない。一人も殺していないのである。
今から見れば結果としてこれは良かった事になる。その時点で薩摩に入っていなかったら沖縄は「清」になっていた可能性があったからである。薩摩が併合して日清戦争に勝ったので、この流れで日本になったが、どこかでちょっと間違ったら日本ではなくなってしまった可能性もあったのだ。結果として沖縄県民にとって薩摩への併合は良かったのである。



日本にとっても、沖縄が日本の領土でなかったら、むしろおかしいと言える。日本人が住んで日本語を喋って日本であるにも関わらず、そこが日本ではなかったら、それはおかしい、ということになる。

日本列島は沖縄まで揃って日本の完成と言えよう。本来なら北方領土、千島列島、樺太など全部揃っての日本ではあるが・・・。



だから琉球新報が「琉球民族」「琉球王国」などというのは完全に誤りであり、根本から間違いなのである。だからデニー知事など左翼系が「琉球独立」などと戯言を言うのは全く根拠のない話であり、まさに親中左翼のプロパガンダ、ということなのである。






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