Altered Notes

Something New.

「夫婦別姓制度」導入に拘る左派系の違和感

2021-03-08 00:55:55 | 社会・政治
左翼・左派系の人々の目標は日本の伝統的な文化や慣習を破壊して最終的には日本という国家を内側から崩壊させることである。そうすることで彼らがシンパシーを感じている中国や韓国に資する事が彼らの喜びでもあるのだ。その運動に励んでいる政治家の多くは親中で親韓である。もしかしたら半島の血筋の人も少なくないのかもしれない。そもそも日本という国家に何の親しみも愛着も持っていない人々と推察される。彼らの政治活動を見る限り、日本と日本人にやさしく寄り添う気持ちなど微塵も感じられないのだから当然だろう。

現在、日本全国各地で「夫婦別姓制度」の導入へ世論を誘導したい動きが相次いでいる。各地で同時多発的に起きており、あたかも背後にこれを仕掛ける何かの存在があるように思えるところが何とも気色悪いのである。

具体的には全国各県の知事や地方議会である。ここで奇妙な胎動が始まっているのだ。地方議会等で「夫婦別姓推進を国に要請する決議」といったものが出されているのである。以前の人権法案の時と似たような動きであり、実に気持ち悪いのだ。

先日、国会で丸川珠代男女共同参画担当相の「夫婦別姓糾弾」があったが、それも大元は前述の地方議会の妙な動きなのである。

3月3日に始まった国会に於いては社民党の福島瑞穂議員(*1)が「夫婦別姓制度」への異常な拘りを見せていた。「一般の人は通称使用するのも難しいんですよ」として「戸籍名を使う圧力」について主張していたようだが、実際には戸籍名を使う圧力など聞いたこともないのである。政治家に限らず左翼の人はしばしば自己に都合の良い事実を作り出して相手を叩く為の武器にするのである。福島氏は「丸川は旧姓ですよね?家族で姓が違うじゃないですか」と問いただす。丸川珠代男女共同参画担当相は「丸川は通称名です」と回答した。旧姓を通称として使う例など社会にごまんとある。普通のことだ。それについての制約など何一つ存在しないのである。夫婦でどちらの姓にするか話し合い、変更した側が旧姓を通称として使うのであって何も問題はない。現行制度のどこに問題があるのか全く判らないのだが、こうした訳のわからない理不尽な因縁・いいがかりをつけてくるのが左翼の人々なのである。また、福島瑞穂議員がそこまで言うのなら立憲民主党・蓮舫議員の「蓮舫」だって通称であるが、そこにはツッコまないのだろうか。また、在日朝鮮人の通名使用も批判されなければ理が通らないのは明らかだろう。しかもいくつもの通名が使われたりするのだ。左翼の人はこうした矛盾に気が付かない事が多い。気が付かないまま近視眼的に「自分に都合の良い問題」にだけ全力投球でギャンギャン吠えまくるのだ。

また、福島瑞穂議員が1989年9月に共著で出された書籍『楽しくやろう夫婦別姓 これからの結婚必携』の中でこの制度は「天皇制(*2)が女性を大事にしていない事に関係がある」と記されている。さらに、朝鮮人に対して「創氏改名を強制して天皇の赤子にさせようとした」と虚偽の内容を記している。福島瑞穂氏や左翼陣営の人々は夫婦別姓制度の実現を、戸籍制度の解体~皇室解体~日本国の解体を目的とした活動の一つと位置づけているものと推察されるところである。

「夫婦別姓制度」とは、言い方を変えれば「戸籍制度解体」ということである。国会議員の中でもそれこそ将来の首相と目される人たちも含めてこれを推進する勢力がある。獅子身中の虫と言うが、日本を破壊する動きは日本国内で怪しく蠢いているのである。


それにしても、今現在、尖閣諸島の危機があり、武漢コロナウィルスの問題も現在進行形であるにも関わらず、それを一切問題取り上げずに「夫婦別姓制度」を持ち出してくる違和感と不信感、である。これで判るように左翼野党は「日本と日本人の為に」という視点をまったく持っていない事が明白である。彼らの思考の中心にはいつも中国や韓国があるからであろう。そうでなければ今の時点で尖閣諸島の危機について全く何も言わない事の説明がつかない上に、それに触れないのは日本人としては不自然過ぎるというものである。


そもそもの話に戻るが・・・中国や韓国に於いては「姓」は血統を表すものである。だが、日本では家(家族)を表すものとなっている。つまり表すものが根本的に異なるのだ。また、中国や韓国では子供は父方の姓を受け継ぐのが普通である。母親はと言うと旧姓をそのまま使わせられて「血統の部外者」として扱われる事になる。「姓=血統」という規定ならば当然そうなってしまうのであり、従って夫婦が別姓になるのである。その底流には男尊女卑の精神が厳に存在している事を認識すべきであろう。この「夫婦別姓」を日本に持ち込んで「家族の分断」や「家族の崩壊」を目論んでいるのが反日左翼の人々なのである。こうして左翼の人は日本という国を少しずつ崩しにかかっているのだ。ご留意されたい。





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(*1)
Twitterの名作迷作ツイート「猿馬見れんだろ大会」で爆笑をかっさらった福島瑞穂氏である。ちなみにそのツイート本文が下記である。

「千葉県野田市で小倉良夫さんの応援
です今起こり猿馬見れんだろ大会な
の小倉の日のお風呂中日本中4代目の
枕にメールお願い泊なっている心も
離れてない練習ご紹介私の命の言葉
としての勉強」

「凄い」としか言いようがない。頭が沸騰しているのでなければ本国に向けた報告(暗号)かもしれない。こんな人物が日本の参議院議員をやっているのだ。しかも弁護士でもある。喫驚するしかない。


(*2)
そもそも「天皇」は「制度」ではない、という事実を知らない人が多すぎである。制度ではないのだから「天皇制」という言葉自体が日本には存在しない。「天皇制」という言葉は日本共産党が悪意を持って使い始めた言葉である。「えぐい言葉であり、悪意が含まれている」と司馬遼太郎氏(作家)が述べているが筆者も同感である。


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<2021年4月6日:追記>
記事本文で「全国各県の知事や地方議会などで奇妙な胎動が始まっている」と書いたが、地方議員に対して「夫婦別姓制度推進」を陳情する団体があるのだ。そしてそれは共産党系の団体のようである。「やはり…」な事実だ。