地元アサヒビールのサンバチーム
まだ夏ネタで引っ張ります
燦々と照る今日の太陽のせいかな。
浅草の新しい風物詩といえば、7月のおわりの隅田の花火に、8月の締めにサンバカーニバル!
伝統の植木市やほうずき市、酉の市などと違い、どちらもおいらが物心ついてから再開、もしくはスタートしたイベント。
このカーニバルも32回目となる。それなりに風格が出てくるもんだね。
今年の来場者は49万5000人と いう。
なんでも、北半球で最大のサンバらしいですぜ、アミーゴ。
「褐色が包む下町夏サンバ」 海光
この日は気温がぐんぐん上がって、そこここにいるだけで汗が噴いてくる。
褐色の肌が似合う陽気、まさに南米の踊りにぴったり。
沿道に詰め掛けた観客も、カメラと団扇と冷えた発泡酒を片手に見入っている。
アンタも好きね。
第1回目のことをよく憶えている。
テレビニュースでも取り上げていた。子供心に地元が評価されてるようで嬉しかったんだ。
ブラジルのリオの招待チームの腰に度肝を抜かれた。
これぞ、胸騒ぎの腰つきだよ!
対する日本人のチームのカラダがやたらに貧弱に見えた。
だって信用金庫の行員さんだもんね。細く白い肌に、むりやり着せた露出の多い衣装は妙に生々しいエロさで、10代にも痛々しかった。
褐色と健康的な肌だからこその衣装なんだな、と納得だ!
現在では、ご覧のように日本全国のサンバチームが結集する。
日本人女性の体型も変わり、綺麗に焼ける術も学んだんだね。本場の黒さには叶わないけど。
南の香りの太陽、サンバに、どぜう鍋に、冷えたエビス。
浅草の夏ももうお仕舞い。
来週は十五夜。
夏がまた一つ心に残った
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