京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

雪の愛宕念仏寺

2017-01-23 05:36:20 | 京都めぐり

一昨日の奥嵯峨めぐりですが、いつもは鳥居本で終了ですが、今回は愛宕念仏寺まで足をのばしました。
この寺院は別名千二百羅漢の寺とも呼ばれいます。
愛宕山参道の山麓の入り口に位置する嵯峨野めぐりの始発点でもあります。


仁王門










受付を通ると雪景色です。
斜面に石仏が並んでいます。















めずらしい三宝の鐘








本堂 本尊は厄除千手観音





羅漢石像





ふれ愛観音堂













































日当たり良いところはほとんど雪はないです。















仁王門に帰ってきました。





清滝のほうはまだ雪がかなり残っていそうです。





ここの羅漢石仏は参拝者の方々による手づくりで、石仏一つ一つが御自身に似せたとも言われています。
先代の住職であった西村公朝さんによる発願です。
西村公朝といえばご存知の方もおられると思います。
僧侶であるとともに仏師でもあり、三十三間堂の千一体の仏像のうち600体、広隆寺の弥勒菩薩、東寺の焼け仏などの修復しました。
また東京芸術大学の教授として、多くの学生を指導されました。





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2 コメント

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よく御存じ (チー子)
2017-01-23 19:08:24
羅漢石仏の数が半端な数でないですね

羅漢さんの頭に雪帽子かわいいです
先代の住職が作られたことは1度お参りに行った時に知りましたが、大学の教授でもあられたのですね
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チー子さまへ (京都で定年後生活)
2017-01-23 21:11:02
こんばんは
雪をのせた羅漢石仏いいですね。
西村公朝さんは東京芸大教授を定年退官後、関西女子美術短大の教授もされ、後進育成に尽力されています。
大阪高槻市生まれで関西にゆかりの深い僧侶であり、仏師です。
ありがとうございます。

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