昨日重陽節句、私は重陽の神事が行われる上賀茂神社に行ってきました。
古来よりこの日は菊酒を飲んだり、菊花についた露で肌を拭ったりして災厄を祓ってきました。
本殿前

細殿前に立砂があり、この前で烏相撲が行われます。
この立砂は祭神である「賀茂別雷神」が天から地上に降臨した、神山(上賀茂神社の裏手にある山)を形どったものとされています。
この立砂は鬼門などにまく「お清めの砂」の起源ともいわれています。

10時神官を先頭に斎王代や烏相撲を行う子どもが舞殿に現れます。
第61代斎王代です。葵祭で主役つとめられました。


11時前地元小学生による烏相撲が行われます。
烏相撲は賀茂族の祖先が神武天皇の遠征を先導した八咫烏(やたがらす)だという故事に由来します。
相撲をとる子どもたちが土俵のまわりに座り、神官がお祓いなどが行われます。


刀祢(とね)と呼ばれる役が「カーカーカー」「コーコー」とカラスの鳴き真似で受け答えをするユーモラスな神事です。

左の方が「カーカーカー」と言うと右の方は「コーコーコー」と返ってきます。

禰宜方(ねぎかた)、祝方(ほうりかた)に分れ、子供の奉納相撲が行われます。
地元の小学生1年生から6年生の子どもが11組に分かれ試合をします。




鳥居前からに行列ができています。
菊酒が無料でふるまわれます。私はパスです。

落ち着いたならの小川

かわいい茶店がでていました。
まるで時代劇のセットみたいです。

帰り道社家町に寄りました。
土塀に柿が実っていました。秋です。
画像に写っている山は比叡山です。

参考;今年の葵祭で撮影した斎王代です。


子供たちが、カーカー、コーコーと鳴くのも微笑ましいですね〜
こちら熱田神宮にも子供相撲大会がありますが、何か関連が有るのでしょうか?
柿の実の一枚とても素敵なお写真です。
いつもありがとうございます。
いろんな神事があるんですね。
八咫烏はJリーグのシンボルに使われておりますよね。
神武天皇を導いたという故事から、採用したのでしょうか??
珍しい神事をありがとうございました。
ありがとうございます。
上賀茂神社の重陽の神事と烏相撲は昔から知っていたのですが、いままで機会がありませんでした。
斎王代も出席するなどなかなか趣があります。
カーカー、コーコーと鳴くのは相撲開始の前の儀式ですが、烏のように飛び跳ねた仕草や鳴き声の応酬なんともユーモラスでした。
子どもの相撲は観客も一緒におおいに盛り上がりました。
柿には驚きました。まだ実るには早いと思っていました。
ありがとうございます。
Jリーグのシンボルに八咫烏使われていますね。
私の理解では八咫烏使神武天皇を導いてたたかいを勝利に導いたことが理由ではないかと思います。
また八咫烏使は上賀茂神社の祭神の生まれ変わりとも言われています。
その関係もあり、古来より上賀茂神社の氏子によるユニークな烏相撲が奉納されているようです。
めずらしい神事ですね。
重陽の節句ですか
地方では想像もつかない神事 にぎわいもいいですね
子供力士も盛んですね
本当に可愛い茶店ですね
雰囲気がいいですね
ありがとうございます
ありがとうございます。
京都では上賀茂神社以外にも重陽の節会が行われています。どちらも菊酒や菊の花がでてきます。
本来は旧暦のほうが菊の季節にピッタリだと思います。桃の節句も同じですね。
烏相撲はとてもめずらしく、ユーモラスな神事です。
古来より延々と受け継がれてきたものだと思います。
茶店ですが、映画のセットのようだと書きましたが、よくよく考えると本物の時代劇映画のセットだと思います。
ならの小川は時代劇撮影の定番で、昔は遠山の金さんなどでもよく使われました。
茶店の近くに撮影用の機材を運ぶ車が数台止まっていたのです。