梅小路公園の朱雀の庭で、「藤袴と和の花展」が昨日から開催されました。
以前はよく、梅小路公園を訪れましたが、水族館ができて以降は、
大混雑に圧倒され、足が遠のいていました。
会場入り口
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藤袴はキク科の多年草で、9~10月に藤色かかった白い花をつけます。
昔から河原や野辺に咲く山野草として親しまれてきました。
「日本書紀」に最初に登場し、「万葉集」には秋の七草として、
詠まれています。
園芸員の方にお聞きしますと、藤袴は結構強い花だそうです。
株分けと挿し芽で、ほぼ100% 増やせるとのことでした。
それなのに、激減しているのは、藤袴の育つ環境そのものが、
減少しているからだと仰有っていました。
今回の展示会では、藤袴の鉢を、朱雀の庭の「水鏡」の上に配置しています。
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「水鏡」とは、黒御影石を敷き詰めた上に、1cmほどの水を張り、
鏡のように演出した池のことです。
夜は月を映すそうです。
「水鏡」に映された十五夜の月は、さぞかし素晴らしいと思います。
一度見てみたいですが、閉館時間なのが残念です。
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入り口の藤袴の2鉢は、冷泉家からお借りしてきたものだそうです。
少し葉が大きく、背丈も高いのが特徴だそうです。
和歌の家、冷泉家では、藤袴は男性をあらわすそうです。
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朱雀の庭は、山里の景観を現し、野筋や築山もあります。
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広い園内をゆっくり、秋の和花を観賞しながら歩きます。
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撮影した花を紹介します。
サワギキョウ(準絶滅危惧種)
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イヌハギ(絶滅寸前種)
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黄花ホトトギス
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青葉山大文字草
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フジウツギ
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オヒガンギボシ
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ヤマノホトトギス
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カワミドリ
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シュウカイドウ
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イワシャジン
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ヤマジノギク(絶滅危惧種)
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キノシタ
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アサマフウロ(準絶滅危惧種)
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キブネギク
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スズムシバナ
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ナンテンハギ
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ホトトギス
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トリカブト
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ヒダカミセバヤ
日高地方で発見された、ミセバヤは見せたいという古語だそうです。
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ハギ
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カメオ
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彼岸花
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/1d/0beec4d92402a6dafd25fa1bbf12b3fa.jpg)
画像が多かったですが、いかがでしたか。
見終わって、大広場や水族館の方へ行こうと思ったのですが、
暑すぎて断念しました。
私は梅小路公園の大広場に立つと、少し興奮します。
この場所は、平清盛と一族の邸宅、西八条第があった場所だからです。
平安京好きの私には、たまらない場所のひとつです。
『夏草や兵どもが夢の跡』
芭蕉が、平泉で奥州藤原一族が繁栄した地で詠んだものですが、
私は梅小路公園の大広場に立つと、いつもこの句を思い出します。
朝からたくさんの日本古来の貴重な和の花堪能させていただきました
特に大好きなホトトギス素敵に撮られていますね
今年はまだ生花を見ていないのでひと足先にブログで拝見させていただきました
たくさんの花の画像は何枚でも多いに結構です
これからも楽しみにしています♪
今日も朝から素晴らしい秋晴れでした。
それで、久しぶりに妻とドライブに出かけてきました。
向かったのは洛北静原と大原ですが、そこで
またホトトギスを撮影できました。
日々好日さん同様、私も妻もホトトギス大好きです。
明日朝、投稿します。
先日山中湖に行きましたとき、フジバカマが綺麗に
植えてあり(定年後生活様)のことを思いましたよ
上品で華やかなフジバカマをアップされていたことを
思い出しました!
こちらも良い天気で2~3日前と変わっていたら…
恨めしく思いました
奥様とドライブ~~素敵ですね
奥様は撮影されますか?
ちょっと余分なことですみません……
定年後生活さまの素敵なブログ…ぜひぜひ
奥様に紹介して批評を聞かれるとよいと思います
<?>これだけ京都を美しく紹介されるので
もったいない?私は主人が<がん完治>でも
無理が出来ないので
遊んできた写真を見せますよ、もちろんブログも…
するとブログの材料を教えてくれるんですよ!
好きなことをして{いきいきする}と家族が元気が出ます
良い天気で、暑かったです。
こんな天気でしたら、富士山も見れましたね。
妻も写真は撮りますし、妻の画像がきれいな場合は、そちらをブログに使います。
京都めぐりの記事は、夕食後にプレビューで見てもらいます。と言いますのは、妻から「今日はどこへ行ってきたの?」とチェック(笑)を受けますので、行ってきた画像を見せます。
私の行き先はきちんと毎日、報告しています。
まるで子どもみたいですね(笑)。
私も日本史が大好きでして
中でも奈良、平安といった天皇・貴族中心の時代が好きで
邸宅跡や寺社等は、ここに誰々がいたのか、
・・・と想像するだけで非常に興奮します。(笑)
この気持ちは歴史に興味のない方にはわかっていただけないのですよね。
ちなみに冷泉家という響きだけでもプチ興奮です。(笑)
本題のお花ですが、私はトリカブトが好きなのですよ。
きれいな花には毒がある・・・ではありませんが
毒があるとは思えないほど美しい花ですよね。
私もあゆさんと全く同じような、感覚で歴史を楽しんでいます。
特に平安京に関する書物は読みアサリました。今では、平安京の条坊図が現代地図上に再現されていますが、以前はありませんでした。
それで、大きな市内地図の上に、平安京の条坊の線を引いて、現在と過去を対比していました。あゆさん同様、あそこは○○の屋敷跡だと思いをめぐらせていました。
私の今住んでいる家は、平安時代○○だったと思うと興奮してきます。
大内裏(平安宮)、天皇の住居の内裏など平安京の舞台を、現地を何度も訪ね歩きました。
平安京を語り合うには、何日もかかるくらいです(笑)。
この感覚は、他人にはわかってもらえないだろうとずっと思っていましたが、あゆさんが日本の歴史好きで非常に嬉しい限りです。
今日も良い一日になりそうです。
どこへ行こうか、思案中で~す。