京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

胃癌??

2017-06-30 05:48:21 | 定年後生活

昨日は日課の散策は中止です。
理由は胃の精密内視鏡の検査日だったのです。

実は5月末に胃内視鏡を受けました。
持病の主治医からスクリーニング的にすすめられていていたのと、ちょうどその頃胃の調子がいまひとつだったのです。
私は胃カメラが嫌いで、長い間拒否しつづけてきたのですが、今回やっと受けることにしました。

5月末の予約時間は朝9時です。
9時前に着き、コップ一杯の水を飲み、飴玉をなめ、皮下注射を受け、内視鏡ベッドに横になり開始です。
あいかわらず、苦しかったのですが、胃が荒れているのと悪性を否定するためにと4個所の病理組織を取られました。
一週間後の病理の結果は、悪性ではなかったものの、Group 2 という結果でした。

ガイドラインでは
Group 2:とは

腫瘍性(腺腫または癌)か非腫瘍性か判断の困難な病変
このGroupには確定診断できない病変が含まれる。次のような症例が含まれる可能性が高く,それぞれ臨床対応が異なることがある。

(1)組織量が少なく細胞異型からでは腫瘍性病変(腺腫または癌)としての判断が困難な症例では,臨床的な再検査を行い診断の確定を試みる。
(2)びらんや炎症性変化が強く腫瘍(腺腫または癌)か非腫瘍かの判断が困難な症例では,臨床的に消炎後再生検を行うか十分な経過観察を行う。
(3)病組織の挫滅や障害が強く腫瘍(腺腫または癌)か非腫瘍かの判断が困難な症例では,臨床的な再検査を行い確定診断が必要である。またこの診断を行う場合,病理側としては,まずは深切り切片などを作製し追加検討を行う。
さらに幾度かの検査において連続して本診断がなされる場合には,専門家への病理コンサルテーションを行うことを奨める。


病理組織検査では悪性はでなかったが、悪性の疑わしい可能性があるということのようです。


それで、約一ヶ月後の昨日精密内視鏡検査が行われました。
精密内視鏡検査はミタゾラム(ドルミカム)という呼吸抑制剤を注射し、複数の内視鏡医師による精密検査を行うものです。

9時に内視鏡室でコップ一杯の水飲み、咽頭を麻酔する飴玉を口にいれ、血管確保のルートを作り、
内視鏡室ではなくレントゲン室に移動しました。
ミタゾラム(ドルミカム)を注射すると、あっという間に記憶がなくなり目が覚めたのは内視鏡検査が終わってからでした。
1時間ほど内視鏡で調べられていたようです。

医師に聞くと再度二カ所の組織を採取したそうです。
結果は一週間後とのことです。


医師に聞くと悪性の確率は悪性3割、良性7割とのことです。
もし悪性ならば内視鏡による切除術を行うそうです。

検査が終わり1時間ほど処置室のベッドで休んで帰宅しました。
当日は安静にしておくようにというので、家の中で休んでいました。

あと一週間不安な日々が続きます。