毎年六月に入ると、読者の方々が投稿されたジャカランダの記事を楽しみにしています。
ジャカランダは南米産の植物で、ホウオウボク、カエンボクと並んで世界三大花木の一つに数えられています。
日本では5月下旬から6月にかけて美しいブルーの花をブドウのように房状に咲かせます。
日本でジャカランダの見れる有名な場所は、長崎県雲仙市小浜温泉の「ジャカランダ通り」、
日南市南郷の日本で唯一のジャカランダの群生林、熱海のジャカランダ遊歩道などがネット検索で出てきます。
近畿では大阪市港区の八幡屋公園や和歌山県田辺市のジャカランダがブログに投稿されています。
京都市内でもジャカランダはないものかと探しましたがずっと見当たらずにいました。
画像は長崎県日南市観光情報サイトより引用
画像は熱海市公式サイトより引用 (ジャカランダ遊歩道)
ところが昨日植物園を散策していると温室前にジャカランダの鉢植えがあったのです。
ところがネットで見た青色ではなく、赤の強い紫色です。
表示札をよく見てみると、「ジャカランダ カローバ X ブベロバ 交配種」とあります。
調べてみるとジャカランダといっても多くの品種があり、ジャカランダ カローバ 、ジャカランダ ブベロバもありました。
どちらも小型の品種で花は大きく、濃い紫色となっていました。
温室前のジャカランダは両方の小型品種の交配種ということになります。
残念ながら、見つけるのが遅く花は終盤です。
ジャカランダ交配種だけでも撮影できて良かったです。