昨日は、曼殊院門跡に寄った後、詩仙堂に足を運びました。
詩仙堂はご存知のように、 江戸時代初期の文人石川丈山の山荘跡で、
国の史跡に指定されています。
現在は曹洞宗大本山永平寺の末寺になっています。
詩仙堂は正しくは、凹凸窠 (おうとつか) であり、詩仙堂はその一室です。
凹凸窠とはでこぼこの土地に建てられた住居の意味だそうです。
入口は「小有洞」という門をくぐります。
曹洞宗の禅寺らしく、参道もきれいに掃き清められています。
3階建の「嘯月楼」が見えてきます。
玄関前に吊り下げられた「生死事大」の板
室内は撮影禁止ですので、庭園を撮影しました。
サツキの刈込が美しい庭園です。
庭石(縁石)の砂紋がきれいです。
外履きに履き替え、庭園を散策します。
少し色づきもありますが、見頃はまだです。
残月軒です。
室内には「麻三斤(まさんきん)」という禅語の掛軸が吊るされています。
碧巌録、第十二則
「 擧僧問洞山。如何是佛。山云。麻三斤。」からきています。
無門関十八則にもでてきます。
柿と千両
最後に躍淵軒