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京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

常寂光寺、落柿舎、二尊院の紅葉

2013-11-21 06:30:40 | 2013紅葉

京都もこの2,3日めっきり気温が下がったせいか、紅葉が一気に進み、見頃を迎えつつあります。
紅葉シーズンには毎年訪れるコースを今年も行こうと思っておりますが、まだぎっくり腰の後遺症が残り、いつもより、短縮コースになりそうです。
今日御紹介するのは、昨日朝に訪れた嵐山・嵯峨野コースで常寂光寺、落柿舎、二尊院です。私は紅葉と桜の時期は可能な限り、朝に行くようにしています。
常寂光寺に着いたのは、開門9時の少し前です。毎年、シーズン休日は開門前にも関わらず、大勢の行列ができていますが、昨日は平日ということもあり、多くはありませんでした。ちょうど見頃開始で朝日に映えた紅葉は毎年ながら美しいです。

常寂光寺は、 百人一首で詠まれる小倉山の中腹の斜面にあって、境内からは嵯峨野を一望でき、秋は紅葉に包まれる。その常寂光土のような風情から寺号がつけられたそうです。
とにかく、紅葉のきれいな名所です。

門を入ってすぐの参道です。





仁王門




仁王門をくぐると石段があります。石段から振り返り撮影します。




本堂の庭園です。




多宝塔




本堂前の紅葉はこれから見頃になりますので省略。
本堂降りて、もう一度仁王門です。




仁王門周辺は見頃です。










落柿舎は元禄の俳人で芭蕉の門人である向井去来の遺跡です。 去来の『落柿舎記』に、庭に柿の木四十本あり、その柿の実が一夜のうちに殆どおちつくした。それが落柿舎の名 の由来と書かれているところから名付けられたそうです。





まだ柿が残っています。




二尊院の名は、本尊の 「発遣の釈迦」と「来迎の阿弥陀」の二如来像に由来しています。
総門を入った「紅葉の馬場」と呼ばれる参道は、紅葉の名所として 知られています。また奥には百人一首ゆかりの藤原定家が営んだ時雨亭跡と伝わる場所があることでも有名です。

二尊院総門です。




長い参道の「紅葉の馬場」 です。見頃はもう少し先です。












黄色モミジ




室町時代の本堂です。大日如来像が特別公開されていました。





帰り道、久しぶりにススキを見ました。