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政府、外国人労働者の新規雇用凍結を決定

2009-01-23 09:48:52 | 多文化共生
(以下、マレーシアナビから転載)
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政府、外国人労働者の新規雇用凍結を決定  製造業とサービス業対象、「必要な人材」は例外
2009/01/22 19:35 JST配信

【クアラルンプール】 政府は21日の閣議で、製造業とサービス業における外国人労働者の新規雇用の凍結を決定した。S.スブラマニアム人的資源相が明らかにした。
現在雇用されている外国人は労働許可証の期限内、もしくは解雇されるまでは働き続けることができる。なお製造・サービス業において必要とされる仕事に就いている外国人労働者に関しては凍結措置は適応されない。現在マレーシアの外国人労働者の数は210万人。その半数近くの100万人が製造・サービス業に就いている。
スブラマニアム大臣は、人的資源省は関係機関と会合を開き、他のセクターでも外国人雇用凍結が可能かどうか話し合うとコメント。農園、建設セクターにおいて外国人労働者は必要だと付け加えた。
外国人雇用凍結に関して、マレーシア労働組合会議(MTUC)のサイド・シャヒル議長は、内閣の決定を評価した上で、雇用凍結に関する例外は設けるべきでないと指摘。悪徳斡旋業者が労働者を利用することを避けるためにも、例外をなくすべきだと述べた。加えて、外国人の雇用凍結でマレーシア人への雇用機会が増えることに期待を示し、世界経済の先行き不安の中にあって正しい決定だと語った。
サイド・ハミド内相は、製造・サービス業の仕事はマレーシア人だけで十分だとコメント。今は外国人を雇用する時期ではないとし、企業に対して解雇に踏み切る場合は外国人を優先的に解雇するよう呼び掛けた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、1月22日)
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失職した日系ブラジル人3世 「日本に住み続けたい」 /島根

2009-01-23 09:31:31 | 多文化共生
(以下、毎日新聞から転載)
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失職した日系ブラジル人3世 「日本に住み続けたい」 /島根
 ◇言葉の壁に阻まれながら--出雲

 非正規労働者を中心に全国的に悪化している雇用情勢。出雲市の出雲公共職業安定所(ハローワーク出雲)では、新年早々から職を失った多くの人々で込み合っている。その中には日本人に交じって相談や登録に訪れる日系ブラジル人の姿も見られる。彼らは言葉の壁に阻まれながらも「このまま日本に住み続けたい」と訴える。【細谷拓海】

 ハローワーク出雲では、年明けの営業を開始した5日から14日までに519人の新規求職者が訪れた。昨年同時期(343人)の1・5倍だ。「そのうちの少なくとも100人はブラジル人です」。吉岡克美所長はそう明かす。

 ブラジル人の派遣労働者が多く住む同市。失業したブラジル人たちに対応するため、ハローワーク出雲では8日から、火~金曜の午前中のみポルトガル語の通訳を配置。日本語が不自由な労働者たちが絶え間なく訪れる。

 日系3世の西山リカルドさん(35)もその1人だ。02年に家族3人で来日し、広島県の自動車関連会社で約3年働いた。05年9月からは、電子部品製造会社で派遣社員として働くために出雲市で暮らし始めた。

 残業も多く、安定した収入を得ていたが「去年の6月ごろから周りの派遣社員が減り始めた」。そう振り返る西山さん自身も昨年11月、12月いっぱいの契約を更新しないことを会社から告げられた。

   ◇  ◇

 出雲市では05年5月末以降、ブラジル国籍の外国人登録者数が最も多くなっている。だが、1011人だった昨年1月末をピークに毎月減り続け、先月末には588人にまでなった。西山さんの近所にも8家族が住んでいたが、帰国したり、職を求めて引っ越す家族が相次ぎ、今は3家族が残るのみ。そんな中、西山さんは「ブラジルに帰りたいと強くは思わない。日本にこのまま住み続けたい」と語る。

 西山さんの最初の来日は97年。1年半滞在したが、妻レナータさん(32)の妊娠で一時帰国した。「1回目は必要性があって来たが、2回目は日本が好きだったから来た」。友人が多く住む日本で、家を買って住みたいのだという。

 夫妻がもう一つ気にかけているのが、3歳の時から日本で暮らす長女のサユリちゃん(9)のことだ。「ポルトガル語を分かっているわけではないので、帰国したら家庭教師をつけて特別な授業を受けさせる必要がある。それは本当に大変なこと」とレナータさんが説明する。

 だが、日常会話程度しかできない夫妻が不況の日本で職を得るのは簡単なことではない。レナータさんは先月から仕事を探し始めたが、ある時仕事の相談をした相手から「日本語が話せなければ、駄目です」と言われた。日本の工場や弁当屋で働いた経験もあるレナータさんは「やり方さえ教えてもらえればできるのに」と唇をかむ。西山さんもハローワークや派遣業者を通じて仕事を探しているが、面接を受けることすらかなわない。「今のところ無理。全然ない」。片言の日本語でつぶやいた。

   ◇  ◇

 西山さんの失業保険の給付期間は90日。期間が過ぎた後の暮らしに不安を抱えつつも、夫妻は「時間もあるし、日本語を学ぶことができたら」と前向きだ。「私たちにとって大切なことは、私たち自身が何かをできるということ。誰かに寄りかかるのではなく、自立して生活していきたい」。まっすぐに前を見つめたまま、レナータさんが言い切った。

毎日新聞 2009年1月22日 地方版

南米系外国人学校:浜松など3市、生徒数3~6割減 /静岡

2009-01-23 09:31:07 | 多文化共生
(以下、中日新聞【静岡】から転載)
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南米系外国人学校:浜松など3市、生徒数3~6割減 /静岡

 浜松、磐田、菊川市にあるブラジルなど南米系外国人学校の生徒・児童数が、昨年9月から今月ごろまでに3~6割も減少していたことが県の調査で21日、分かった。不況で学費が払えなくなった家庭が急増したためとみられる。多くの子供たちは退学後の動向がつかめず、学校に行っていない可能性もある。

 県は昨年9月と昨年12~今月の2回、浜松市の6校、磐田市の4校、菊川市の4校の計14校に生徒・児童数の聞き取り調査を実施。前後で人数を比較した。

 減り幅が最も多かったのは菊川市で、434人から167人(61%減)に減少。浜松市では1000人から627人(37%減)に、磐田市は508人から326人(35%減)にそれぞれ減少していた。

 県が外国人が多く暮らす県内7市から話を聞いたところ、公立学校への転入数は外国人学校の退学者数に見合うほど増えていないという。母国に帰国したケースもあるとみられるが、国内で暮らしながら学校には行っていない子供たちが増えている可能性もある。【望月和美】

毎日新聞 2009年1月22日 地方版

浜松市:外国人ら、ぎりぎりまで応募 臨時職員に4倍、厳しさ浮き彫り

2009-01-23 09:30:45 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【静岡】から転載)
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浜松市:外国人ら、ぎりぎりまで応募 臨時職員に4倍、厳しさ浮き彫り /静岡

 浜松市が緊急雇用対策として19~21日に受け付けた国籍不問の臨時職員50人の枠に、4倍を超える224人の応募が殺到、うち200人は外国人だった。21日午後5時の受付終了時刻ぎりぎりまで応募者は途切れず、県西部での雇用情勢の厳しさが映し出されている。

 申し込みのために延べ450人が市役所を訪れたが、書類の不備のほか、市外や県外在住で応募資格外の人も多かったという。外国人には、マンホールの巡視点検や廃棄布団の回収など日本語能力があまり必要でない仕事が人気だったという。

 昨年11月に自動車部品工場への派遣契約が打ち切られ失業した同市南区寺脇町の日系ブラジル人、ナカノ・キミコさん(45)は、廃棄布団の回収作業員に応募。「同居する息子にはまだ仕事があるが、働く時間は減っている。その収入だけでは暮らしていけないので応募した」と話していた。

 22、23日に応募者全員と面接し選考する。採用者は来月1日から働く。【平林由梨】

毎日新聞 2009年1月22日 地方版

市役所に外国人相談窓口 栗東 ハローワーク職員や通訳出張

2009-01-23 09:30:17 | 多文化共生
(以下、京都新聞から転載)
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市役所に外国人相談窓口
栗東 ハローワーク職員や通訳出張
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外国人の職業相談や生活相談に乗るハローワーク草津の相談員と通訳員(栗東市役所)

 景気悪化に伴い、解雇される日系ブラジル人など外国人労働者が増加している問題で、滋賀県内の市役所などにハローワークの相談員と通訳が出向いて外国人の相談に応じる「出張行政相談コーナー」が開設されており、21日は栗東市役所内にオープンした。県内6カ所目の設置で、早速、相談に訪れる人がいた。

 外国人労働者の多い自治体でつくる「外国人集住都市会議」の要請を受け、厚生労働省が全国で開設している。県内では、昨年末に甲賀市のサントピア水口に設置された後、湖南市のサンヒルズ甲西と長浜、米原、野洲の各市役所内に設けられた。

 いずれもハローワークと地元の市が協力し、週1度(米原は月2度)、特定の曜日にハローワークの職業相談員と通訳が出向き、外国人の雇用や生活相談に応じている。湖南市では20人が訪れた日もあるという。

 栗東市役所のコーナーには、ハローワーク草津の相談員とポルトガル語の通訳の2人が出張。早速、ペルー出身の女性が訪れ住宅や仕事について相談していた。ハローワーク草津職員の豊嶋博文さんは「ハローワークよりも住まいに身近な相談窓口だと思うので、気軽に来てほしい」と話していた。
 同コーナーは22日に草津市、23日に守山市でもスタートする。事業は当面、本年度末まで続けられる予定。

浜松海の星高生が失業者に支援 『フードバンク活動』スタート

2009-01-23 09:29:51 | 多文化共生
(以下、中日新聞【静岡】から転載)
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浜松海の星高生が失業者に支援 『フードバンク活動』スタート

2009年1月22日

 派遣切りに遭った失業者らの支援に、浜松市の女子高校生たちが立ち上がった。中心になっているのは、同市中区の女子高校「浜松海の星高」3年の田中芙優(ふゆ)さん(17)=同市西区。友人や生徒会も巻き込み、21日から米やインスタントラーメンなどの支援物資を家庭から学校へ持ち寄る「フードバンク活動」をスタートさせた。失業者支援に取り組む市内の教会を通じ、役立ててもらう方針だ。 (報道部・梅田歳晴)

 「FOOD BANK(フードバンク)」。この日、同校の全クラスと職員室に置かれた段ボール箱には、こう書かれていた。

 「一人ずつ一握りのお米を持ち寄れば、みんなでたくさんのお米になるはず」と田中さん。

 その言葉通り、段ボール箱には次々と米が寄せられた。缶詰やインスタントラーメン、お菓子も。ちょうど1週間前、田中さんが全校集会で訴えかけたこの言葉に、約440人の生徒たちが真心で応えてくれたのだった。

 ボランティアに格別関心があったわけではない。ただ、昨年の文化祭でフェアトレード(公正貿易)品の販売に挑戦した際、貧困問題に関心が生まれた。そして年明けの今月上旬にJR浜松駅前へ出掛けたとき、バスターミナル付近に路上生活者が以前よりも多くなったことに気づき、世界的な不況を一気に身近に感じた。「浜松にも困っている人は多いのだ」と。

 「何か役に立てないか」と、シスターでもある高橋美智子校長に相談し、外国人失業者やその家族に食事を提供する活動をしている浜松市中区の教会の神父を紹介されて「高校生の私でもできる」と決断した。

 同級生たちに相談するうち、準備を手伝ってくれる仲間が次々と現れた。生徒会長で2年生の金取里美さん(17)も「先輩が生徒の側から自発的に提案した話で、すごく良いことと思った」とし、食料の回収や保管など手伝ってくれることになった。教職員たちも「うちの生徒たちは本当にすばらしい」とうれしそうに話し、活動に協力している。

 成果の第一弾は今週末にも、友人たちと一緒に浜松市内の教会に届けられるそうだ。

 田中さんは無理強いしない。ただ「誰でもできることがあると思う」と語るのみ。だが、「Yes We Can(そうだ、できる)」をスローガンに結束を訴えてきた米国のオバマ新大統領のように、周囲の人たちを突き動かしている。

外国人真剣「仕事が欲しい」  豊明の職業相談会に80人

2009-01-23 09:29:30 | 多文化共生
(以下、中日新聞【愛知】から転載)
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外国人真剣「仕事が欲しい」  豊明の職業相談会に80人

2009年1月22日

職を探す外国人が続々と集まった相談会=豊明市役所で
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 豊明市とハローワーク名古屋南は21日、職探しに悩む外国人向けの相談会を同市役所で開いた。予想を上回る数の外国人が殺到し、時間の都合で相談を受けられない人まで出た。

 午前10時の開始直前には、既に30人以上が順番待ちのカードを求める“盛況”ぶり。会場には「就職相談」3ブース、「雇用保険」1ブースを通訳付きで設置し、昼休憩なしで対応した。この日はブラジル出身者を中心に80人が利用し、来庁が遅かった十数人には近くのハローワークを紹介した。

 パキスタン出身で、北名古屋市に住むハン・ニック・ダードさん(29)は、半年前に自動車解体工場を解雇されて以降、仕事がないという。「貯金がなくなって生活が苦しい。何でもいいから仕事が欲しいです」と悲痛な面持ちで話していた。

 (遠藤康訓)

多文化共生へ対策探る 県推進本部が初会合

2009-01-22 09:39:03 | 多文化共生
(以下、静岡新聞から転載)
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多文化共生へ対策探る 県推進本部が初会合
01/22 08:17
 県は総合的、計画的に多文化共生施策を推進するため、石川嘉延知事ら県幹部で構成する「県多文化共生推進本部」を新たに設置し、第1回の本部会議を21日、県庁で開いた。外国人の雇用環境悪化を受けた緊急対策を検討するとともに、昨年12月に施行された県多文化共生推進基本条例に基づく基本計画を策定する。
 会議では、国、県、外国人が多く住む県内の市などが取り組んでいる雇用対策や、外国人の子供たちの教育環境の悪化などについて担当部長から報告があった。浜松、磐田、菊川市の南米系外国人学校14校への聴き取りで、昨年9月に計2000人近くいた児童・生徒が、3、4カ月で800人余りも減少したことなどが報告された。
 同条例に基づく基本計画は、総合計画などとの整合性を保ちながら、多文化共生に向けたさまざまな施策を盛り込む。この日の会議では、2月に実務レベルの幹事会、3月に審議会を開き、策定作業を開始することを了承した。審議会などの意見を聞きながら、22年度の策定を目指す。

一時入居者に温泉開放 市営住宅世帯対象 御殿場市

2009-01-22 09:38:40 | 多文化共生
(以下、静岡新聞から転載)
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一時入居者に温泉開放 市営住宅世帯対象 御殿場市
2009/01/22
 御殿場市は20日、失業・住居退去で市営住宅に一時入居した世帯を対象に、市温泉会館の日帰り温泉施設を無料開放するサービスを始めた。市営住宅に浴槽や湯沸かし器が備え付けられていないことから、設備を購入できない入居者の衛生状態を守る狙い。
 入居者は一時入居許可証を示せば、世帯全員が自由な時間に無制限で施設を利用できる。温泉会館は源泉100%の良好な泉質と富士山の眺望、広い休憩室などで、首都圏からも多くのファンが通うとされる人気の観光スポット。同会館の担当者は「温泉で疲れをいやして、厳しい境遇を乗り切ってほしい」と呼び掛けている。
 同市は失業で住居を失った世帯に市営住宅の空室の一時入居を認め、今月から募集を始めた。市によると、これまで9世帯が入居し、このうち8世帯が外国人労働者とその家族だという。
 市は残る市営住宅の空室7戸で申し込みを受け付けているほか、市役所で週3日実施している外国人相談の開催日増設も検討している。

新設初日70人 ハローワーク浜松、外国人相談窓口

2009-01-22 09:38:17 | 多文化共生
(以下、静岡新聞から転載)
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新設初日70人 ハローワーク浜松、外国人相談窓口
01/22 08:10
 静岡労働局は21日、浜松市中区の旧名古屋入国管理局浜松出張所に「ハローワーク浜松外国人職業相談窓口」を設置した。早朝から多くの外国人が詰め掛け、初日は70人が新設の窓口を利用した。
 同労働局によると、従来の相談コーナーに加えて窓口を8カ所増やし、相談員7人、通訳4人を補充した。既存の相談コーナーは雇用保険の手続きを中心に対応し、新設の窓口は職業相談を中心に応じる。
 午前8時半の業務開始前に約30人の外国人が列を作った。午前5時すぎから並んだという浜松市中区の日系ブラジル人の女性(37)は「今までは1日待っても順番が回らずに相談できない日もあったが、きょうは進むのが早い」と相談体制の拡充を歓迎した。
 不況による雇用情勢の悪化に伴い、昨年12月のハローワーク浜松の外国人向け職業相談件数は、前年比5・1倍の1271件に上った。従来の窓口だけでは対応できず、庁舎外に相談待ちの人があふれたり、長時間待ちが当たり前になったりする状態が続いていた。