(以下、東日新聞から転載)
========================================
「豊橋社会教育審議会が提言」
2008.3.30
東日新聞
加藤教育長㊧に提言する社会教育審議会の中嶌会長ら
豊橋市社会教育審議会(委員長=中嶌秀樹・会社役員、10人)は28日、昨年度から2年間にわたって進めてきた議論の内容を提言書「青少年教育について家庭・地域・学校の視点から考える」にまとめ、加藤正俊教育長に提出した。ニートやフリーター問題を議論する中で、その前段にある青少年問題に焦点を当て、問題点や対策をまとめた。
提言は4つの視点でまとめてある。家庭と地域、家庭と学校、地域と学校、体制。
このうち、家庭と地域の視点で、特に踏み込んだ提言があった。市民館の活用や地域活動で市内に10ほどあるおやじの会の活用や祭りを活用した世代間交流、ニートやフリーターなど定職につけない若者に豊橋の誇るべき農業を通じて職場体験ができるようにするなど、地場産業、企業の活用などを提案した。
家庭と学校の視点からは、PTA活動の活用を強調した。地域と学校の視点では、学校評議員の活用。
体制の視点では、縦割りでない横の連携ができる体制の整備などで、市の支援体制が求められた。ほか若者支援など。
特徴的なのは多文化共生の社会を取り上げ、外国人とのコミュニケーションの必要性を訴えた。
社会教育の概念そのものがはっきりしない面もあり、こうした形でまとめられたのは初めてだという。加藤教育長は「社会教育のバイブルとして原点に据えたい」と語り、委員の努力に感謝した。
========================================
「豊橋社会教育審議会が提言」
2008.3.30
東日新聞
加藤教育長㊧に提言する社会教育審議会の中嶌会長ら
豊橋市社会教育審議会(委員長=中嶌秀樹・会社役員、10人)は28日、昨年度から2年間にわたって進めてきた議論の内容を提言書「青少年教育について家庭・地域・学校の視点から考える」にまとめ、加藤正俊教育長に提出した。ニートやフリーター問題を議論する中で、その前段にある青少年問題に焦点を当て、問題点や対策をまとめた。
提言は4つの視点でまとめてある。家庭と地域、家庭と学校、地域と学校、体制。
このうち、家庭と地域の視点で、特に踏み込んだ提言があった。市民館の活用や地域活動で市内に10ほどあるおやじの会の活用や祭りを活用した世代間交流、ニートやフリーターなど定職につけない若者に豊橋の誇るべき農業を通じて職場体験ができるようにするなど、地場産業、企業の活用などを提案した。
家庭と学校の視点からは、PTA活動の活用を強調した。地域と学校の視点では、学校評議員の活用。
体制の視点では、縦割りでない横の連携ができる体制の整備などで、市の支援体制が求められた。ほか若者支援など。
特徴的なのは多文化共生の社会を取り上げ、外国人とのコミュニケーションの必要性を訴えた。
社会教育の概念そのものがはっきりしない面もあり、こうした形でまとめられたのは初めてだという。加藤教育長は「社会教育のバイブルとして原点に据えたい」と語り、委員の努力に感謝した。