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多文化共生とは永続的なココロの営み

ダイバーシティ・サポーター養成講座 実施報告 ダイバーシティとやま

2012-11-29 10:44:21 | ダイバーシティ
ダイバーシティ・サポーター養成講座 実施報告 ダイバーシティとやま
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 NGOダイバーシティとやまでは、10月27日(土)から11月25日(日)にかけて、4回のダイバーシティ・サポーター養成講座を実施しました。

講座の詳細は、ダイバーシティとやまのウェブサイトに報告記事がありますので、ぜひ、ご覧ください。
(ダイバーシティとやまHP/ダイバーシティ・サポーター養成講座実施報告

外国人参政権 「日本人自身の問題」

2012-11-29 10:37:23 | 多文化共生
(以下、東京新聞【神奈川】から転載)
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どこへ’12衆院選神奈川 外国人参政権 「日本人自身の問題」

2012年11月27日


外国人地方参政権について語る曽徳深・横浜華僑総会顧問=中区で

◆横浜華僑総会顧問 曽徳深さんに聞く

 民主党政権が誕生した直後に打ち出された永住外国人に地方参政権を与える政策は、実現しなかった。再び政権を選択する衆院選を前に、国内最大のチャイナタウンの横浜中華街の人々は、どう受け止めているだろうか。横浜華僑総会顧問の曽徳深さん(72)=横浜市中区=は「日本人が外国人とどう関わるかという、日本人自身の問題。日本が国際化する中で決めることだ」と話した。 (志村彰太)

 横浜で生まれ育った在日華僑二世の曽さんは「参政権は外国人のため」という見方を否定した。外国人登録者数が二百万人余りで、日本の総人口に占める割合がわずかなことを理由に挙げた。

 自身が県内の課題を議論する県総合計画審議会の委員を務めていることもあり、「交流会などを通して、意見を言う場はある。票を投じる以前の話として、交流できる関係を構築することが大事。参政権で何でも片付くとは思わない」と話した。

 「尖閣諸島の問題では中華街に影響はなかった。それより、中国産の冷凍ギョーザに毒物が含まれていた事件(二〇〇八年)の方が大変だった」とも。「華僑は社会問題に関心は持っているが、政治的な行動には距離を置いている」と、華僑の心理を解説した。

 ただ、民主党政権で永住外国人に地方参政権が与えられていたならば、「有権者が合意して外国人にも(政治に)責任を担えと決まれば、喜んで責任をまっとうしたいという気持ちはあった」と語る。

 今回の衆院選は国政選挙で、外国人参政権の対象外だが、曽さんは「言葉のせいで経済や教育、文化活動に参加できない方が問題。日本が国際化する上で、外国人の能力を発揮できる環境を整えることが大事だ」と締めくくった。

<外国人地方参政権> 永住権を持つ外国籍の住民が、居住する自治体の首長選や議会選で投票する権利。2009年の政権交代後、小沢一郎・民主党幹事長(当時)を中心に、10年の通常国会への法案提出を目指していた。だが、党内外から異論が噴出したことなどから、法案は提出されなかった。民主党は10年に発行したマニフェストには盛り込まず、衆院選前の「2009年マニフェストの実績検証」でも触れていない。

12言語に対応 無料法律相談

2012-11-29 10:36:58 | 多文化共生
(以下、NHKニュースから転載)
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12言語に対応 無料法律相談
11月29日 4時20分

日本に暮らす外国人の法律に関する悩みに応えようと、英語やスペイン語、それにベンガル語など12の言語に対応する無料の相談会が東京の法律事務所で開かれました。

相談会には外国語に詳しい22人の弁護士のほか、東京外国語大学などから15人の通訳が参加して行われました。
対応するのは、英語やスペイン語、それにタイ語やベンガル語など合わせて12の言語です。
この法律事務所は、職場や家庭でトラブルを抱えても、ことばの壁で弁護士に相談するのが難しい外国人に対応しようと、先月開設され、無料の相談会を開くのは今回が初めてです。
相談は電話のほか、事務所で直接応じる形で行われました。
この中では、日本人と結婚したエクアドル人の女性が、スペイン語の通訳を通して、子どもの戸籍について相談したり、タイ人の男性が在留資格の延長について相談したりしていて、一日で47件の相談が寄せられました。
東京パブリック法律事務所三田支所の大谷美紀子弁護士は「弁護士を必要としている外国の方が日本にたくさんいることが相談会を通じてつかめた。相談会での協力体制をもとに全国にいる外国人が司法にアクセスしやすい仕組み作りを進めていきたい」と話しています。

香川県が外国人向け防災ガイド 4種類、避難など解説

2012-11-29 10:36:28 | 多文化共生
(以下、日本経済新聞から転載)
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香川県が外国人向け防災ガイド 4種類、避難など解説
2012/11/29 0:04

 香川県は県内に在住する外国人向けの防災ガイドブックを発行した。英語、中国語、韓国語の3カ国語のほか、少しだけ日本語がわかる外国人向けの「やさしい日本語」の4種類。地震や台風の対策について解説している。同県が外国人向けの防災ガイドブックを発行するのは初めて。

 ガイドブックの地震のページでは震度などの基本的な解説に加え、地震が起きた場合の避難などについて解説している。台風や大雨についても説明。「津波」や「余震」「給水」といった災害時に欠かせない日本語についても解説した。

 英語、中国語、やさしい日本語版は各2000部、韓国語版は500部発行。県庁のサイトからダウンロードすることもできる。

 香川県によると、県内に在住する外国人は約8600人。そのうち半数は中国出身者で、次がフィリピン(約15%)などとなっている。県は防災ガイドブックを県庁や県の国際交流関連施設に置き、関連イベントなどで配布する予定だ。

外国人対象の緊急通報勉強会

2012-11-28 09:43:08 | 多文化共生
(以下、南信州新聞から転載)
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外国人対象の緊急通報勉強会

[ 2012年 11月 28日 水曜日 9時18分 ]

 飯田市公民館は26日、文化庁委託による日本語教室の7回目を同市鼎中平の鼎公民館で開き、飯田広域消防本部の職員を講師に迎えた緊急通報の対応に関する勉強会を開いた。参加した飯田下伊那在住の外国人らは、実際に通報を受けて対応する職員との直接のやり取りに戸惑う場面もあったものの、落ち着いて火災や救急の想定場所などを伝えた。

 「生活者としての外国人」のための日本語教育事業の一環。「地域との協働」を目標に10月から12月までの全9回で、薬局での薬の買い方や火災の緊急通報の仕方、救急車の呼び方などをテーマに日本語学習を行っている。この日はブラジルやオーストラリア、ニュージーランド、ベトナム出身者ら6人が参加。日本語支援員が一人ずつ付いてサポートし、同本部の119番通報訓練装置で実践さながらの様子を再現した。

 参加者らは事前に考えた想定内容をもとに火事か救急、場所、現場の様子、けが人の有無、自分の名前や電話番号など聞かれた質問に返答。「どのくらい燃えていますか?」の質問に対し、延焼規模なのか時間なのかを迷ったり、「お宅」「初期消火」「誘導」などの言葉に詰まる場面があったものの、「何を聞かれているのかは大体理解できた」と話した。

 同消防本部警防課の課長は「実際は慌ててしまい、いまのようにはできない。火事か救急、あとは場所を教えてくれれば最低限現場に向かうことができる」とアドバイス。「まずは自分の身の安全を確保してもらいたい。携帯電話があれば、外に避難してからでも大丈夫」などと呼び掛けた。

8.9%の人が子どものころになりたかった職業で働く 米会社調べ

2012-11-28 09:42:35 | 多文化共生
(以下、FNNから転載)
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8.9%の人が子どものころになりたかった職業で働く 米会社調べ

アメリカの会社が、オーストラリアやインドなど、15カ国の社会人8,000人を対象に、子どものころになりたかった職業に就けた人を調査したところ、全体の8.9%という結果が出た。
今回の調査で、外国人が子どものころになりたかった人気の職業は、1位がエンジニア、2位がパイロット、3位が医師・看護師、4位が科学者、5位は教師という結果だった。
一方、日本の30代の社会人が、子どものころになりたかった職業は、1位がスポーツ選手、2位が芸能人、3位が漫画家、4位がパティシエとお花屋さんだった。

韓国の自殺、2割は「病苦」

2012-11-28 09:42:14 | ダイバーシティ
(以下、朝鮮日報から転載)
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韓国の自殺、2割は「病苦」
「700種類もの痛みに苦しみ、あまりにつらい」
病苦による自殺、過去10年で3万448件

 今月15日午後2時50分、ソウル市道峰区倉5洞にあるマンションの12階から、キムさん(68)が飛び降り自殺した。キムさんの遺書には「胸があまりに痛くて、これ以上生きていけない」と書かれていた。キムさんの妻(70)は警察に対し「夫は普段から『肺結核のせいでとても苦しい。これほど痛い思いをして生きるのなら、いっそ死にたい』としきりに言っていた」と語った。

 韓国では病苦を理由にした自殺が毎年3000人以上も発生している。病苦による自殺の件数は、2011年が3077件、10年が3442件、09年が3230件だった。警察庁によると、02年から11年までの10年間に韓国国内で発生した自殺(13万7128件)のうち、病苦による自殺は3万448件(22.2%)に達する。自殺者の5人に1人は、疾病を苦にした自殺だというわけだ。

 今月18日午前10時30分、ソウル市銅雀区上道洞にある建物(4階建て)から、イさん(68)が飛び降り自殺した。イさんはおよそ10年前から、首や腰にヘルニアを抱えていた。普段から、一緒に暮らしている妻に「ひどく痛くて苦しい。いっそ死んだ方がまし」と苦痛を訴えていた。イさんは、妻に「先に行くので、子どもたちと無事に暮らすように」と書き残していた。

 2010年には「幸せ伝道師」とも呼ばれたタレントのチェ・ユンヒさんが「2年にわたり入退院を繰り返し、とても疲れた。これ以上、入院して点滴をしたまま生きていたくはない。700種類もの痛みの症状に苦しまれた方なら、私の心情を少しは理解してもらえると思う。痛みがあまりにひどくて耐えられない」と記した遺書を残し、夫と共に自殺した。チェさんが患っていたのは、全身性エリテマトーデス(SLE)と細菌性肺炎だった。

 専門家らは、病苦による自殺の問題は社会問題だと指摘している。趙成南(チョ・ソンナム)梨花女子大社会学科教授は「治るという希望に比べ、はるかに多くの費用や時間がかかるため、自殺を選ぶ患者が多い」と語った。ユン・ミョンスク全北大学社会福祉学科教授は「病苦自殺者の中には、高齢者が多い。病気になったら暮らしていくのが大変という経済的な面と、慰めなど受けられないという感情的な面から、自殺を選んでいる」と語った。

イ・オクチン記者 , オ・ユギョ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

多重債務相談 震災関係22% 東北

2012-11-28 09:41:51 | ダイバーシティ
(以下、産経新聞から転載)
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多重債務相談 震災関係22% 東北
2012.11.26 02:30

 東北財務局がまとめた平成24年度上半期(4~9月)の多重債務相談状況によると、総数136件のうち東日本大震災関連は22%の30件を占めた。

 震災関連は青森10件(前年同期20件)▽宮城10件(同9件)▽岩手5件(同1件)▽秋田2件(同4件)▽山形2件(同1件)▽福島1件(同9件)。全体で前年同期を44件下回った。

 「津波で自宅と事業用の機械を流されて廃業した。住宅のローンは地震保険で返済したが、機械の借金までは返せない」(70代男性)の例では、個人版私的整理ガイドラインに誘導、弁護士の支援で債権者と交渉を開始したという。

セクシュアルマイノリティー:多様性社会での“フツー”とは?

2012-11-28 09:36:24 | ダイバーシティ
(以下、毎日新聞から転載)
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セクシュアルマイノリティー:多様性社会での“フツー”とは? 和泉・伯太高で向き合う授業 /大阪

毎日新聞 2012年11月27日 地方版
 ◇30人に1人は性に違和感

 “フツー(普通)”に疑問を投げかける授業が、和泉市伯太町2の府立伯太高校で開かれた。心と身体の性別が異なるなどのセクシュアルマイノリティー(性的少数派)に関する授業で、多様性のある社会の一員として他者とどうかかわるか考えてもらう狙い。若手教諭の試みに、生徒からは「そんな友人がいてもいい」「恋人にそうだと言われたらどうしよう」などの意見が出た。【平川哲也】

 スクリーンの写真が切り替わると、教室の空気が一変した。画面の米国人はうっすらとひげが伸びるが、その腹は不釣り合いなほどに膨らんでいる。「妊娠してるやん」。女子生徒のつぶやきに、南善治教諭(28)が応えた。「体と心の性が一致せずに男性となった人ですが、病気の奥さんに代わって、人工授精で妊娠した方です」

 キャリア教育や人権を柱とした「グローバルスタディーズ(総合学習)」で、同校は一昨年からセクシュアルマイノリティーに取り組む。30人に1人は自分の性に何らかの違和感があるとされ、性別への価値観を再構築することで“フツー”とされてきた人物評や民族観を見つめ直してもらう狙い。若手教諭らが授業計画を練った。

 16日にあった2年6組の授業は、他校の教諭らにも公開。一つの回答には誘導せず「もやもやと考えてもらう」手法で、生徒たち36人の意見に耳を傾けた。

 授業では、画像で示したセクシュアルマイノリティーの当事者を含む芸能人らの第一印象を記述することから始まった。女子生徒が「妊娠」を指摘した米国人は、最初に横顔だけを披露した。生徒からは「男やなあ」「優しそう」との意見が出た。その後、上半身裸の写真を見せると、教室は静まり返った。南教諭が尋ねる。「男女の違いって何やろ?」

 もやもやとする問いかけが続く。「あなたには好きな人がいますか?」「その人があなたの思う性とは違う性でも好きですか?」。頭をかいて記述用紙に向かう生徒の姿。「分からん!」との声も出て、南教諭は右に向かって徐々に色が濃くなる一枚の絵を見せた。

 「このグラデーションのように、性別ってはっきり分けられないんじゃないかなあ?」

認め合う大切さ学ぶ ダイバーシティとやま

2012-11-26 10:21:23 | ダイバーシティ
(以下、北日本新聞から転載)
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認め合う大切さ学ぶ ダイバーシティとやま

 誰もが自分の個性を発揮できる社会づくりを目指す「ダイバーシティとやま」(宮田妙子代表)の設立1周年記念フォーラムが25日、富山市高田の県総合情報センターで開かれ、参加者約40人が互いの違いを認め合うことの大切さを学んだ。
 ダイバーシティ研究所(大阪)の田村太郎代表理事と大阪府の家庭科教諭、南野忠晴さんが講演した。南野さんは、家庭で電話番や夕食作りなどを担うお年寄りのエピソードを紹介。「世話を焼きすぎることで、“弱者”をつくってはいけない。一人一人の能力が最大限発揮できる社会でなければいけない」と強調した。
(2012.11.26)