多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

とりあえず記録用に残しておくの記事。

2019-08-14 22:50:21 | 四方山話
あとで、またふりかえってみるかもしれないけど。


まず、日刊スポーツの記事の引用元はこちら。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201908140000103.html


2019/08/14時点での記事全文は以下のとおり。


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小林よしのり氏、立花氏のマツコ突撃に「言論弾圧」
[2019年8月14日9時11分]


漫画家の小林よしのり氏(65)が、マツコ・デラックスの発言に抗議する「NHKから国民を守る党(N国)」代表の立花孝志参院議員(51)の言動を「言論弾圧」だと厳しく非難した。


小林氏は13日、「マツコ・デラックスはN党・権力者の言論弾圧に負けるな」のタイトルでブログを更新。「N国代表がマツコデラックス生出演のTV局前で、1時間マツコ批判演説を続けたという。マツコがN国を批判したことに腹を立てて言論弾圧をしているのだ」と騒動に言及し、「これこそ、テレビで取り上げるべき問題だと思う。なにしろ『国会議員』という権力者が『一国民』の批判に対して、直接職場に押しかけて、圧力をかけているのだ」と問題提起した。


続けて「N国代表は数々の特権を持つ国会議員である。もう権力者の側にいるのだ。彼は国民が払う税金で働き、食う身分である。主権者たる国民によって仕事をさせてもらえる身分なのだ。マツコ・デラックスはたくさん税金を払っているだろうから、N国代表はマツコに食わせてもらっているのだ。なぜマツコの言論を弾圧できる?」と立花氏の言動に疑問を呈し、「権力者が国民の言論を封じる、これを『言論弾圧』という。マツコは『言論弾圧』に負けてはいけない。自由にN党を批判せよ!やはりN党には『公』がないのである!」とマツコにエールを送った。


立花氏は、マツコが先月29日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」で、参院選で1議席を獲得したN国について「これからじゃないですか? この人たちが本当にこれだけのために国政に出られたら、それで税金払われたら、受信料もそうだけどそっちの方が迷惑だし、一体これから何をしてくれるかで判断しないと、今のままだと単なる気持ち悪い人たちだから」「ふざけて(票を)入れている人も相当数いるんだろうなと思う」などと発言したことに「選挙にふざけて行く人なんているんですか?」と反論し、番組の生放送中に突撃することを予告していた。


----ここまで-----


で、同記事中にある小林氏のブログの全文はこちら。
引用元はこちら。
https://blogos.com/article/397514/


2019/08/14時点での記事全文は以下のとおり。


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小林よしのり2019年08月13日 15:34


マツコ・デラックスはN党・権力者の言論弾圧に負けるな


N国代表がマツコデラックス生出演のTV局前で、1時間マツコ批判演説を続けたという。
マツコがN国を批判したことに腹を立てて言論弾圧をしているのだ。


これこそ、テレビで取り上げるべき問題だと思う。
なにしろ「国会議員」という権力者が「一国民」の批判に対して、直接職場に押しかけて、圧力をかけているのだ。


N国代表は数々の特権を持つ国会議員である。
もう権力者の側にいるのだ。
彼は国民が払う税金で働き、食う身分である。
主権者たる国民によって仕事をさせてもらえる身分なのだ。


マツコ・デラックスはたくさん税金を払っているだろうから、N国代表はマツコに食わせてもらっているのだ。
なぜマツコの言論を弾圧できる?


権力者が国民の言論を封じる、これを「言論弾圧」という。
マツコは「言論弾圧」に負けてはいけない。
自由にN党を批判せよ!
やはりN党には「公」がないのである!


----ここまで-------




とりあえず、引用のみで失礼します。



異業種参入はまだまだ可能だ。自社で可能性を捨てない限り。

2018-10-22 19:43:42 | 四方山話
世の中のものごとに対して、なんとなく「こうだろう」という先入観や決めつけ、レッテル貼りなどがあるもので、そういうものがあれば、いちいち立ち止まって深く考え、判断しなければならないというメリット(つまり即時対応できるということ)はあるものの、どちらかというと誤解を招いたり、トラブルの原因となるといったデメリットの側面の方が強調される傾向が強い。
人に対するレッテル貼りは、直接的に「差別」の温床ということで、良識というか、分別というか、争いを好まない人は、そのあたりの地雷原は必ず避けて通る。
思索型のタイプであれば、ひとつひとつのことに対して、丹念に問いかけをしていくというケースもあるだろう。
ただ、最近では物事はものすごく単純化されて、ほとんど単語ベースで、しかも単語に1つの意味しか付与していない例が多く(レッテル貼りよりもはるかに極端だ)、ひとつの単語なり文章なり絵であり動作であり、いろんな物事に複数の意味を付与してきた世界でも類稀な日本語や日本文化をバックボーンとする人間としては、大変、残念な状況にあるともいえる。
そうは言っても一部のSNSでワーワー言っていたり、一部のメディアや一部の政治家などがワーワー言っているだけとも思えなくもない。そういうものは、ほとんど見ないので、「そういうこともあるんだろうな」と了解しているに過ぎない部分もある。正確な統計調査があれば、ぜひ教えてほしいと思う。

前置きが長くなった。
自分は自転車仲間と情報交換をしているのだけど、最近、「ワークマン」が自転車もそうだし、バイクに乗る人、ランナーや妊婦などにも支持されてきていると聞いた。
紹介された記事がこちら

東洋経済オンラインだ。

この記事によると、
「「(来客の)45%が女性で、45%がワークマンの店舗を初めて訪れる人」(同社の栗山清治社長)と、これまでワークマンと接点のなかった人が続々と訪れている。」
とのことだ。
そして、「屋外で作業をする人だけでなく、釣りや登山などをする人たちにも受け入れられ」、「レインジャケットや防寒ジャケットがバイクに乗る人に愛用されたり、「すべりにくい靴」が妊婦に話題になったり」しているそうだ。
実際に販売額も「アウトドア用の「フィールドコア」、スポーツ用の「ファインド-アウト」、雨用の「イージス」という3つのブランドの伸びは目覚ましい。3ブランドの売り上げは2017年3月期に30億円だったのが、前期は60億円に、今期は120億円と倍々ゲームの様相で増えて」いるそうなのだ。
そして、価格が他のスポーツメーカーと比べて低価格帯である理由として、「同社は目下、中国やベトナム、ミャンマーなどの工場で生産しているが、「一定の数が出る仕事があると、工場は工員さんにちゃんと給料が払えるし、とても安心。そのうえで、シーズン品が上乗せされても、それは別のお給料になる。工場が安心してやれるということは、値段の交渉もしやすい」」ということや、「作業服はいったんメーカーを決めたらリピートする確率が高いため、毎年一定の売り上げを見込みやすいという特性がある。しかも、過酷な環境などで連日使うことが多く、「気に入った作業服を2、3着買う人もいる」ため、大量に買われやすい。つまり、大量ロットで生産できるため価格を大きく抑えられるというわけだ」そうなのである。



まさに破竹の勢いだ。

申し訳ないが、「ワークマン」には足を踏み入れたこともないし、安い作業着を売っている店という程度の認識しかなく、商品についても、いわゆるホームセンターに陳列されているような外国人労働力を安く買い叩いたような粗悪品しかないのだろうと思っていた。勉強不足で申し訳ない。

最近(といっても、ほとんど気に留めていないので、1年前か3年前かもわからないが)、近所にワークマンの店舗ができたので、実際に商品を見てこようと思っている。
どのくらいのクオリティなのか、今からとても楽しみだ。

PTA活動って。。。(わかりやすい資料づくり3)

2018-10-02 00:00:00 | 四方山話
妻は、子どもたちの通う中学校のPTA役員をしているのだけど、ときどき嘆きの声が聞こえてくる。
もちろん「役員やってらんない」といった後ろ向きな発言ではない。妻は決してアグレッシブではないが、基本的には前向きな生き方をしているのだ。
小学校のときもそうだったけど、PTAの役員の任期は1年なので、毎年、役員が入れ替わるため、過去の会議次第や説明用の資料等がそれぞれに引き継がれている。
そう、この引継ぎのファイルを見ているときに嘆きの声が漏れてくるのだ。
その原因は主に、

・資料のファイリングに規則性がなく、わかりにくい
・資料自体、わかりにくい

の2点に集約される。

この背景にはいろいろな要因が隠れているが、おそらく役員の賞味期限が1年限りということが最大の要因だろう。1回、我慢してやり過ごせばそれで終わり。複数回あったとしても、それが似たようなもの(例えば資源回収等)であればいちいち過去の資料を確認するまでもなくなってくるといったようなことだ。

また、とにかく自分の役回りだけ考えていればそれでいい(つまり、全体を眺める人、判断する人が不在で可)ということもある。

多少、デフォルメしてあるが、例えば、1枚目の画像のようなものだ。
左のベタ打ちのもの。PTAの役員には、各委員制が導入されており、それぞれの地区ごとに担当役員を貼り付けてあるというものだ。



こんなものを見せられるとオレも悲しくなってくる。

これでは妻の嘆きも聞こえてこようて。
各委員、3名で構成されていて、それぞれの地区が貼り付けられていることしかわからない。また、自分の地区から選出すべき担当委員を探そうと思っても、最初から最後まで読んでいかないとわからない。地区役員の数だけ同じこと(同じ労力や時間がかかること)をやらなければならないという、不親切な資料の典型的な例である。(身近な例でいうと、計算式が入っていない表計算のものだったり、文字のフォントサイズや配置がバラバラだったり、印刷の書式設定が定まっていないなどの様式をバラ撒くといった愚例だ。)

例題に戻る。簡単なことだが、誰かが一覧表にすれば済む話だ。
ということで、妻が作図したものが画像ファイルの右側(例)だ。

これを見れば、自分の地区からどの委員の役員を選任しなければならないのか、一目瞭然だ。また、どの委員を担当しなくてもいいのかが分かる。つまり、○印だけでなく、空欄も重要な情報というわけだ。

そして、ここにも少子高齢化の影響が及んできているのだ。

地区ごとに、何人、委員を選任するのか?ということは、子どもの人数で按分して決めてあるらしい。数年前であれば、特に不都合も感じなかったのだろうが、この例でいうと、「まみ地区」の子どもは現在1人だけであり、必然的にその親が毎年「厚生委員」を担当しなければならなくなってしまう。

じゃあ、どうしたらいいのか?

ということは、左の文字の羅列(わかりにくい例)からは、何の解決策のヒントも見えてこない。
これが図表化されていれば、委員の数が多過ぎるとか、地区割りを変更(例えば「まみ地区」をとなりの「やゆ地区」と合併してしまう)するということは、誰でもすぐに思いつく。全体が見えないと、何も判断できないということは、こういうことだ。

現在、24人の委員で受け持っている事業は、例えば10年前と比べて、どのくらい負担増になっているのか。子どもの数が減ってきているのであれば、PTA活動も圧縮していくべきではないのか?といった全体像も俯瞰できる。
本当に3人ずつ必要なのか、業務を洗いなおしてみてはどうか?など。

で、2枚目の画像はこれらを加味して、考える材料を入れ込んだ図表となっている。



子どもの数が約半分になっているのであれば、業務業も見直し、地区割り役員数も見直してみたらどうかという提案を示したものだ。
実際には、個別にグラフ化するなど、いくつかの指標を検討しながらの作業にはなるのだけど、1枚の画像で表現すると、このようになるというものだ。
対比がわかりやすくなるように、青が現在、オレンジが見直し後に統一してある。

ちなみに、エクセルでの一般的な作図は3枚目のとおり。


わかりやすい資料づくり2

2018-09-30 19:48:39 | 四方山話
大阪市内の専門学校で、定員を超過した外国人留学生が在学していたとして、入国管理局が在留資格の更新を認めなかったといのニュース記事を昨日読んだ。
私のFB友だちには、私よりも在留資格に明るい人も多くいるので、あまり詳しくは説明しないし、間違っていたらコメントしていただきたいのだけど、「在留資格」というのは、外国人が(日本に住むための要件ではなく)日本国内でどのような活動(主に「仕事」だと考えると理解しやすい)を行うために一定期間、入国することを許可しているかというものだ。
(こう書けば、外国人は日本に住んでいるのではなく、一時的に、仕事をするためだけに来ているという制度設計がわかるだろう。)

この説明で、定員超過が「留学」の在留資格を付与できない状態であるということも理解できるかと思う。定員というのは、適切に学習できるための上限を定めたものであるはずなので、超過していれば、教員数が不足しているとか、教室数が足りないとか、所定のカリキュラムを組むことができないことを指す。ゆえに、在留資格を付与できない状態にあると思料されるわけだ。この点について、専門学校の指導監督官庁である大阪府も指導しており、それを受けて、入管も在留資格の更新は認められないと事前に通告を行ったとのことである。
そして、この定員超過状態が解消されないまま、「留学」の在留資格の在留期間を満了する学生が在留期間の延長申請を行ったところ、その申請が認められない学生が多くあったということに至る。
というのが報道記事の内容である。

これってどうなんよ?と思うところは多々あるが、それはさておき、「わかりやすい資料づくり2」である。

まずは1枚目の某Y新聞社の図を見てみよう。



なんだかゴチャッとしている。
こんなんでわかるかよ!と思ったところで例題に掲載したものだ。
ベトナム・中国という文字と国旗は不要だろう。これは制度の問題なので国籍はまったく必要ない。
次に、「日本語学校など」が入っているが、記事本文中にはまったく触れられていないので、混乱を招く要素になっている。例えば、日本語学校などを卒業しないと専門学校に入学できないのか?など。
また、入学時と退学時に茶色の人のイラストがあるが、これでは入学するときから退学する人物が決まっていたようにも受け止められかねない。制度上、定員超過部分が資格更新を認められない部分なので、あくまでも、専門学校内で、定員数に達するまで資格付与が認められないということであり、在留資格の期限を迎えた順番に、退学者が発生するということになる。

時系列に、左から右へと図を配置していく方法は正しい。

これをわかりやすく図式化したものが2枚目である。



すっきりしているといえば、すっきりはしているが、あえていうなら、わざわざ図解するほどのものではないということだ。図があればあったにせよ、図解の「解」の部分は、口頭で説明した方がいい。
Y新聞は図があったらわかりやすいだろうと作図したのだと思うが、資料づくりの必要な観点としては、その図があることで、どれだけ「解説がしやすくなるか」ということもポイントになるだろう。

ということで、2回目の今日は、図解は万能ではないということを学んでいただいたかと思う。
こんな調子でよければ3回目もあるかもしれない。が、こういうのはメルマガとかMLとか閉じた環境で、かつ双方向の意見が交換できる場でやった方がいいような気もする。

わかりやすい資料づくりというのは、なにも図解だけではなく、文章や表、数式の出し方なども含まれるものだ。
むぅー、ちょっと構成について、考えてみようかな。

わかりやすい資料づくり

2018-09-26 04:24:45 | 四方山話


人生も折り返し地点を過ぎてくると、どちらかというと、後進の指導育成に目が行くものだが、自分のうしろを振り返ってみると、「はっ!誰もいない!」的な、後進の影が見えないので(もちろん現実社会的にはいないこともないが)、こんなところで出してみたりする。

わかりやすい資料づくりである。

1985年から2016年まで、5年単位の人口動態統計の各年の婚姻件数総数と、夫婦の初婚・再婚の組合せの比率を示したグラフである。こんな統計は、自分のテリトリーではないので、データ保存するつもりもないのだが、練習用に作ってみたものだ。

政府各省庁で作成している「○○白書」や、ネット上でもよく見かけるグラフが左側のものである。エクセルのコマンドどおりにポチポチやっていくと、できあがる。一応は、2軸表示にしてあるので、ズブのド素人よりも少しはマシなレベルである。たぶん。

左グラフでも、一応、ちゃんと見ればわかる。というか、ちゃんと見ればわかるということであれば、数字を記載した表を掲載しても、見る人が見ればわかる。数字を追えばわかるわけだから。ただ、忙しい現代人や、読解能力が乏しかったりすると、わかりやすい図表を求めるものなのだ。(それがいいことかどうかは置いておいて。)

なにがわかりにくいかというと、まず、折れ線グラフと棒グラフが重なっている点だ。関連性が緊密であれば、重ねた方がいい場合もあるだろうが、この統計の場合は、婚姻件数が全体に減少傾向にあることがわかればいい。なので、重ねない方が見やすいノダ。
また、折れ線を際立たせたい欲求があるのかもしれないが、いちいち破線にする意味がない。かえって見づらくなっている。「目立ちたい」と思うばかりに沈没するキャラクターがあるようにダ(笑)

次に、棒グラフの色に必然性がない。仮に、夫初婚・妻再婚を際立たせたいのであれば、そこだけ色を変えることも必要だろうが、すべての色を区別する必要はない。(他のグラフと関連性を持たせたいのであれば、それぞれ同色を使っていく必要性はある。それにしても見にくいことに変わりはないが。)
枠線も実のところ、結構、うるさい。ない方がすっきりする。

軸の単位もどの程度の単位が必要なのか考えるべきだ。
10%刻みで必要なのか、それとも、もっと大雑把でいいのか。

右のグラフは、
・婚姻件数が減少傾向にあること
・夫婦ともに初婚であることが減少傾向にあること
のみを、伝えるように作成し直したものだ。

ということで、「わかりやすい資料づくり入門編」にご参加いただきたい方は、ご連絡くださいませ。
当面、開講の予定はまったくありませんが(笑)