(以下、読売新聞から転載)
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ソニー美濃加茂工場閉鎖 失業いまだ700人超 外国人住民も減少
美濃加茂市のソニー子会社「ソニーイーエムシーエス」の工場閉鎖問題で、国や県などの担当者による連絡協議会の会合が29日、同市内で開かれた。失業してハローワークに求職を申し込んだ外国人495人を含む1157人のうち、739人の再就職が決まっていないことが報告され、雇用支援を強化することを申し合わせた。
協議会では、この1か月間で再就職が決まったのは34人にとどまっていることが明らかにされた。多くの人が製造業を希望していることから、主な就職先は自動車部品や食料品製造となっているという。
雇用保険については、6~9月に給付終了となる人が多くなるため、ハローワークでは「給付終了までに就業ができるように支援していきたい」と話した。
工場閉鎖に伴って、美濃加茂市からは、外国人の人口が減っている現状が示された。同市によると、昨年10月にはブラジル人を中心に約4700人の外国人が暮らしていたが、5月には約4200人となり、7か月間で約500人が市内から去った。市産業建設部の渡辺文喜次長は「約5年前は人口の11%が外国人だったが現在は7%となった。急激な人口減少は、市の活力が失われることにもなる」と危機感をあらわにした。
(2013年5月30日 読売新聞)
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ソニー美濃加茂工場閉鎖 失業いまだ700人超 外国人住民も減少
美濃加茂市のソニー子会社「ソニーイーエムシーエス」の工場閉鎖問題で、国や県などの担当者による連絡協議会の会合が29日、同市内で開かれた。失業してハローワークに求職を申し込んだ外国人495人を含む1157人のうち、739人の再就職が決まっていないことが報告され、雇用支援を強化することを申し合わせた。
協議会では、この1か月間で再就職が決まったのは34人にとどまっていることが明らかにされた。多くの人が製造業を希望していることから、主な就職先は自動車部品や食料品製造となっているという。
雇用保険については、6~9月に給付終了となる人が多くなるため、ハローワークでは「給付終了までに就業ができるように支援していきたい」と話した。
工場閉鎖に伴って、美濃加茂市からは、外国人の人口が減っている現状が示された。同市によると、昨年10月にはブラジル人を中心に約4700人の外国人が暮らしていたが、5月には約4200人となり、7か月間で約500人が市内から去った。市産業建設部の渡辺文喜次長は「約5年前は人口の11%が外国人だったが現在は7%となった。急激な人口減少は、市の活力が失われることにもなる」と危機感をあらわにした。
(2013年5月30日 読売新聞)