(以下、産経新聞から転載)
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「多文化共生推進士」1期生 群馬大養成の5人、県が認定
2013.4.24 02:15
■知識生かし地域活性化
国籍や民族など多様な背景を持つ人たちが質の高い生活を送れるような社会の仕組みをつくり、地域の活性化を担う人材として、県と群馬大が設けた「多文化共生推進士」のコースを修了した1期生5人が23日、認定された。群大が養成する修了者を県が認定するもので、官学連携の取り組みは全国で初めて。(椎名高志)
◇
多文化共生推進士に認定されたのは、新井規之さん(34)=会社員▽吉川麻和さん(27)=群馬県警▽鷺谷亨信さん(44)=高崎市役所▽須藤博樹さん(39)=会社員▽中沢麻紀さん(27)=県庁。
5人は働きながら、平成22年度から始まった群大の「多文化共生推進士養成ユニット」で勉学を続けた。
1年目は多文化地域の実態から課題とその要因を把握する方法を学ぶ「アナリスト・コース」(分析力を育てる)、2年目は事例研究と共生推進プランの手法を学ぶ「プランナー・コース」(企画力を育てる)、3年目は多文化共生推進プランの実践と支援手法を学ぶコンサルタント・コース(実践力を育てる)。
各コースとも30時間以上の基礎教育と実務教育、10時間以上の課題研究が課せられる厳しいカリキュラムとなっている。
県庁で23日に行われた認定式では、大沢正明知事が認定書を手渡し、「3年間のノウハウを生かし、地域の課題解決や新たな地域文化の創造を担える人材として活躍することを期待する」とあいさつ。群大の高田邦昭学長も「群馬県の多文化共生が全国のモデルとなるようがんばってほしい」と激励した。
1期生たちは「具体的にどのようなことをすれば群馬のため、日本のためになるか日々考えていきたい」などと決意を述べていた。
県生活文化スポーツ部によると現在、28人がこのユニットで多文化共生推進士を目指しているという。
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「多文化共生推進士」1期生 群馬大養成の5人、県が認定
2013.4.24 02:15
■知識生かし地域活性化
国籍や民族など多様な背景を持つ人たちが質の高い生活を送れるような社会の仕組みをつくり、地域の活性化を担う人材として、県と群馬大が設けた「多文化共生推進士」のコースを修了した1期生5人が23日、認定された。群大が養成する修了者を県が認定するもので、官学連携の取り組みは全国で初めて。(椎名高志)
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多文化共生推進士に認定されたのは、新井規之さん(34)=会社員▽吉川麻和さん(27)=群馬県警▽鷺谷亨信さん(44)=高崎市役所▽須藤博樹さん(39)=会社員▽中沢麻紀さん(27)=県庁。
5人は働きながら、平成22年度から始まった群大の「多文化共生推進士養成ユニット」で勉学を続けた。
1年目は多文化地域の実態から課題とその要因を把握する方法を学ぶ「アナリスト・コース」(分析力を育てる)、2年目は事例研究と共生推進プランの手法を学ぶ「プランナー・コース」(企画力を育てる)、3年目は多文化共生推進プランの実践と支援手法を学ぶコンサルタント・コース(実践力を育てる)。
各コースとも30時間以上の基礎教育と実務教育、10時間以上の課題研究が課せられる厳しいカリキュラムとなっている。
県庁で23日に行われた認定式では、大沢正明知事が認定書を手渡し、「3年間のノウハウを生かし、地域の課題解決や新たな地域文化の創造を担える人材として活躍することを期待する」とあいさつ。群大の高田邦昭学長も「群馬県の多文化共生が全国のモデルとなるようがんばってほしい」と激励した。
1期生たちは「具体的にどのようなことをすれば群馬のため、日本のためになるか日々考えていきたい」などと決意を述べていた。
県生活文化スポーツ部によると現在、28人がこのユニットで多文化共生推進士を目指しているという。