鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4794回】 結局は人と人の関係である

2024年02月14日 | 住宅コンサルタントとして

業績がイマイチの会社の経営陣だったり、

受注不振の営業マンに共通するのは、

自分たちの業績不振の原因を

景気や政治のせいにしたり、

自社のスタッフの能力の低さだったり、

自社の商品力や価格力の低さだと思っていることです。

 

まあ、こういう思考をしてしまう時点で、

かなりのビジネスセンスの無さを露呈しているのですが・・・。

 

更には勉強不足を自ら証明してしまっているのですが・・・。

 

結論から言えば、需要に対し、供給が多すぎて、

お客様からすれば、選択肢が多すぎてしまっているのが今の日本。

 

住宅はもちろん、保険も車も家具もエステも

全ての業種で同じことが当てはまるのです。

 

そんな中で、必ず勝ち組と負け組が生まれています。

 

更には同じ住宅、同じ車、同じ保険を扱っていても、

圧倒的に売れている営業マンと

お客様支持率が非常に低い営業マンに分かれますよね?

 

商品力、価格力に問題があるのであれば、

全員が売れていないはずです。

 

でも実際は、同じ商品を同じ価格で売っているのに、

営業マン、販売スタッフによって圧倒的な差が出るのです。

 

すなわち、商品や価格の問題ではない、ということです。

 

では、なぜ個人によって圧倒的な差が出るのか?

 

答えはシンプルで、「人間力で差が出る」だけの話です。

 

売れていない営業マン、売れていない販売スタッフは、

お客様に好かれていないし、

お客様に選ばれてもいないし、

過去、販売したお客様に満足してもらえていないし、

だから紹介もいただけない、というだけの話です。

 

これだけ市場が成熟化している日本。

 

住宅にしても保険にしても車にしても、

商品の品質にそんなに大きな差など無いのです。

 

そんな中で圧倒的に売れている営業マン、販売スタッフは、

ただただ人間性が素晴らしく、

接するだけで相手に気分良くなっていただけるのです。

 

そしてお客様や関わっている方から好かれ、

みんなから応援していただけているのです。

 

結局、成熟化した市場で重要なのは、

人と人との関係なのです。

 

売れていない奴は、

売れていない原因を自分以外のせいにするのはやめて、

自分の人間性に問題がある、と捉えて

自分の姿勢や考え方、生き方を変えていった方が良いでしょう。

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【4793回】 OB様とのつながり強化&福利厚生の充実&企業ブランディング

2024年02月13日 | 住宅コンサルタントとして

昨日は前職時代の同僚の会社、

並びに展開しているお店を視察しておりました。

 

1年ちょっと前に都内で飯を食いながら

ビジネスの展開を聞かせてもらい、

一度見に行く約束をしたのです。

 

その時に2人の日程を合わせにかかったら、

昨日になった、という訳です。

 

当時、同僚から聞いていたビジネスからは

かなり展開が進んでいまして、

当初、聞いていた業種だけでなく、

複数のサービスをミックスした業態を開発していて、

実際の店舗にはお客様の予約がかなり入っていました。

 

インフレに対し、日本人の実収入UPが追い付かず、

今、家を建てようと動いている方は、

それなりに所得が高い層だけですが、

賃金上昇も徐々においついてきて、

今よりはもう少し、住宅業界は良くなるでしょう。

 

ただその先にあるのは、

組織の維持ができるかどうか、ということ。

 

スタッフの採用は年々、難しくなっていきます。

 

企業の魅力を高めておかなくてはなりません。

 

更には、OB様とのつながりの強化に関しては、

住宅会社はまだまだ取り組みが不十分です。

 

これらの問題を解決するための一つの解が、

前職時代の同僚がやっている業態なんですね。

 

顧客のニーズの変化に合わせ、

商品やマーケティング、接客を磨くことはもちろん、

未来の課題に対してもしっかりと手を打つ。

 

クライアント様とこういうことを

コツコツとやっていきたいと思っています。

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【4792回】 何かのご縁

2024年02月12日 | 旅のキロク

島根2日目。

 

ホテルカララコさんの最高の朝食をいただき。

朝からお風呂にゆっくり入り、

ここで頑張っている京都の和食屋さんのお弟子さんや

ホテルのスタッフさんたちに見送っていただきました。

 

ただ、あいにくの天候で、雨もすごいが、風が強すぎる。

 

冬の日本海側の典型的な気候です。

 

ということで、朝、出雲大社を参拝しようと思っていましたが、

あまりに天候が悪いのでやめて、

石見銀山に行くことに・・・。

 

石見銀山は初めて来たのですが、

このあたりの地域、

人口も少なく、活気があるようには感じられませんでした。

 

そして岩見銀山に行く途中、

街中を歩いていると、

ちょっと素敵なお店があったので中に入ることに。

 

このお店の建物は、古民家を再生した感じで、

とにかく石見銀山の街並みに馴染んでいました。

 

店内では雑貨を中心に服も扱っていて、

しかも店員さんも全員、若くて感じが良い。

 

このお店の名前は、「群言堂」。

 

お店の中に入った瞬間から、

「何かここで買いたい!」という気持ちになっておりました。

 

島根に来てから刃物屋さんだったり、

海産物屋さん、お土産屋さんに入りましたが、

「買いたい」という気持ちにはならなかったのです。

 

ところが、この群言堂さんのお店に入った瞬間、

「買いたい」という気持ちになったのですね。

 

最初、器やオブジェを買おうとレジに行き、

店員さんとお話をさせていただく中で、

この群言堂のオーナーについて

私たちがいろんな質問をさせていただきました。

 

群言堂のオーナーは、松場大吉さんと松場登美さん。

 

お二人は、もともと名古屋で起業したのですが、

大吉さんの実家がある石見銀山地区に戻って

商いをしたいという思いで立ち上がったブランドなのです。

 

そして群言堂さんの店舗情報を見た時に、

京都伊勢丹の中にもある、ということを知って、

私、何かのご縁を感じたのです。

 

というのは、たまたま京都駅で電車を待つ時間が

30分程度あり、京都駅に直結している京都伊勢丹に

プラっと入ったのです。

 

こんなこと、1年に1回もありません。

そして売り場を一通り見た時に、

ちょっと気になるお店があったので入ったのですが、

そのお店が島根の会社だったような記憶があったのです。

 

そのお店だけが5年ぶりに訪れた京都伊勢丹のお店の中で

唯一、気になっていたのですが、

なんとそれが群言堂さんだった、という偶然。

 

たまたま島根に来て、たまたま石見銀山に来て、

気になって入ったお店が群言堂さんの本店だった。

 

しかも松場大吉さん、登美さんご夫妻は、

とにかく過疎化が進んでいて

放置されていた石見銀山地区の古民家を再生され、

そこで衣食住のお店や宿泊施設などを経営され、

地元を魅力的な街へと再生されている。

 

これって、弊社のクライアント様にとっても

非常に学ばせていただくべきテーマだと思うのですね。

 

松場大吉さん、登美さんにお会いして、

いろいろとお話を聴かせていただきたいなぁ、と

個人的に思っています。

 

今年中に何とか、実現させたいです。

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【4791回】 頑張ってる若者を応援したい

2024年02月11日 | 旅のキロク

昨日からとある県に来ています。

 

最大の目的は、前職時代の同僚が

この県で父親の会社を引き継いで経営しており、

その元同僚の会社がいろんな取り組みをしているので、

そのビジネスの視察をするためです。

 

それと同じくらい重要な目的は、

いつもお世話になっている京都の和食屋さんが

この県のホテルの料理をはじめ、

いろんな部分のプロデュースをされていて、

更に大将の愛弟子がこのホテルの料理長をされているので、

そのお弟子さんにお会いすること。

 

このお弟子さん、若いのに本当に一所懸命で、

京都のお店で働いている姿に心を打たれておりました。

 

当然ながら、私たちに応援できることがあれば、

応援させていただきたいなぁ、と。

 

ということで、出雲大社の目の前にある、

ホテルカララコさんへ。

 

ホテルの外観、スタッフさんのおもてなし、

部屋のしつらえなど、

京都の星獲得の和食屋さんプロデュースなだけあって、

もう完璧でした。

 

お部屋には客室露天風呂があって、

お風呂の湯のクオリティも素晴らしく、

お風呂を出てから体がポカポカでした。

 

そして夜。

 

繊細で上質。

器も洗練されていて、盛り付けも美しい。

そして味は京都のお店そのままのクオリティ。

 

出雲でこのクオリティのお料理をいただけることに、

もう本当にありがたかったです。

 

味と接客に1ミリの違和感も感じない。

 

本当に気分よく、心地よくお食事をいただけて、

良い時間を過ごすことができました。

 

自分が若い頃、本当にいろんな方たちに

助けていただき、今があるので、

キラキラした目で頑張っている若い方に対し、

できることがあれば、何でもして差し上げたい、

と個人的に思っています。

 

またこのお弟子さんのお料理をいただくために、

出雲に足を運びたいと思います。

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【4790回】 お客様に安心していただくための、魔法の言葉

2024年02月10日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、とあるエリアの住宅会社さんで、

営業マンに集まっていただいての営業研修を

させていただいておりました。

 

先々月あたりから、各クライアント様には

事例としてご紹介しておりますが、

2023年度に圧倒的に受注が伸びた、

あの営業マンも参加して下さっていました。

 

今期、この営業さんが大きく伸びられた要因の一つが

ヒヤリングスキルの向上であり、

ヒヤリングとは何か、ということを

弊社のクライアント様にはお伝えさせていただいておりますが、

昨日、また目からウロコのノウハウを教えていただきました。

 

それは悪用されるとまずいので、

ここにか書きませんが、

2024年2月、3月のコンサルの際、

各社様にお伝えさせていただきます。

 

この言葉は、家づくりに不安をお抱えのお客様に対し、

安心していただく際、非常に効果があるなぁ、と

私自身、改めて思いました。

 

ただ、よくよく考えると、

私自身、クライアント様に新事業に参入していただく際、

同じことをクライアント様に言っていたなぁ、と

過去の自分を思い出しました。

 

ああいう言葉は、お客様の背中を押す際、

効果的なのだ、と改めて気づくことができました。

 

仕事に対し、覚悟を持って取り組む方が扱うと

非常に効果がありますし、

逆に覚悟や自覚が無い方がこの言葉を言っても、

全く持ってお客様に刺さらないでしょう。

 

結局は営業マンなり会社が、

どういう覚悟を持って

家づくりに取り組んでいるかが問われるのです。

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【4789回】 伝え方を工夫する

2024年02月09日 | 住宅コンサルタントとして

この仕事を18年以上、やっていますと、

今はまだ順調なのですが、

この先、業績が低迷しそうな会社が分かるようになりました。

 

当然ながら、こういう会社さんには注意喚起をするのですが、

現状の業績がそれなりに良い場合、

真剣に受け止めていただけないこともあります。

(←それは完全に私の力不足なのですが・・・)

 

業績がどん底になる前に手を打った方が、

当然ながら傷は浅く済みますし、回復も早いです。

 

だからこそ、業績がダウンするかしないかの段階で

手を打ってもらいたいと思い、

いろいろと提案をするのですが、

結果が出ている時に危機感を持てる経営者は

世の中にそんなに多くはないと思います。

 

私の場合、ご提案したいことがあると

とにかくいろんなやり方を駆使するのですが、

先日、ある方法で役員さんに対し、

現状の問題点をお伝えしたところ、

非常に腑に落ちて理解していただけた感覚を得ました。

 

なぜ、このやり方を今までやってこなかったんだろう、

と反省も当然ながら致しました。

 

おそらく、この会社さんの問題点は、

来月あたりから一気に改善していくことでしょう。

 

クライアント様と長い期間、お付き合いをさせていただいて、

深い信頼関係を築かせていただいていたとしても、

伝え方がイマイチだと、相手に理解していただけないのです。

 

ましてや住宅会社とお客様なんて、

初めて出会ったケースがほとんどでしょうから、

本当に伝え方には細心の注意を払うべきです。

 

今、家を建てた方が良い理由。

家を建てるとどんな未来が待っているか?

会社を選ぶ際にどういう部分に気を遣わなければならないか?

性能面において、どの程度まで高めなくてはならないか?

 

などなど、伝えなくてはならないことが多々、あるなかで

伝え方には工夫をどれだけしても、

工夫し過ぎるということは無いのではないか、と思うのです。

 

言葉の選び方や構成、資料のン表現や流れなど、

伝え方には細心の注意を払っていきましょう!

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【4788回】 圧倒的な量をこなす中で、自分の進むべき道が見える

2024年02月08日 | 住宅コンサルタントとして

私自身、若かりし頃から

とにかく量を圧倒的にこなすことが大切である、

という価値観を持っています。

 

量をこなし続けてきたから、今の自分があります。

 

先月のコンサルティング用のテキストを制作するにあたって、

人口ピラミッドの最新版を入手したのですが、

今の日本人の中で1971~1973年に生まれた方が

もう圧倒的に人口が多いのですね。

 

1浪だと1972年生まれ、

現役だと1973年生まれの世代が

就職活動をしていたのが1995年。

 

バブルが崩壊して4年が経過し、景気が非常に悪い中、

就活をする学生の数が最も多かったのが、

1994~1996年頃なのです。

 

並大抵の努力量では、

良い会社(だと学生時代の私から見えている会社)には

受からないだろうと考え、

とにかく量をこなそうと考えました。

 

200社以上の企業にエントリーし、

80社を超える会社の面接や試験を受けました。

 

同級生の中で、おそらく圧倒的に就活をやっていました。

 

それだけ受けて、内定をいただけたのが3社のみ。

 

残り80社近くの面接では落ちに落ちました。

 

面接を受けるごとに落とされるイメージでしたが、

何度も面接を受ける中で、

自己紹介であったり、

自分の考えを面接官の方に伝えるスキルが

向上していったのかな、と思っています。

 

一方、就活に前向きになれず、

とりあえずどこか受かればいいや、

という考えの同級生もいました。

 

数社しかエントリーせず、

最も早く内定をもらった会社に就職する、

という同級生もいました。

 

当時、圧倒的に求人数が多く、

志望者が少なかった業種に消費者金融がありました。

 

ゼミが一緒だった同級生の何名かは、

消費者金融業界に就職していたと思います。

 

その同級生が今、どこで何をしているかは分かりません。

 

でも思うのは、学生の頃の就職を頑張ったから、

建築資材メーカーに就職することができたのです。

 

そしてそのメーカーでも営業活動量に関して、

誰にも負けないくらい、量をやったから、

営業マンとして圧倒的な数字を残すことができ、

コンサルへの転職が実現したのです。

 

そして前職時代も圧倒的な量をやり切ったおかげで、

充実の50代を迎えられていると思うのです。

 

50代になっても、素晴らしいクライアント様に恵まれ、

やりがいを感じられる毎日を過ごさせていただいている。

 

50代でこれだけ毎日、楽しく仕事ができていることが

もう本当にありがたいのです。

 

20代の頃から今が見えていたわけではなく、

ただ目の前のことを愚直にやり続けてきた結果、

今があるのです。

 

だからこそ、今、やるべきことを今年も来年も

コツコツと愚直にやっていきたいと思います。

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【4787回】 変えてはならないものと、変えなければならないもの

2024年02月07日 | 住宅コンサルタントとして

過去に結果を出して、成功体験のある企業、

過去に優秀な成績をあげて、賞賛されたビジネスパーソン。

 

こういう企業や人の中には、

変えてはならないものと、変えなければならないものがある、

ということが分かっていないケースがあります。

 

社員さん、取引先様とお客様を大切にする。

正直で誠実な対応をする。

社員さんが成長する場を積極的に設ける。

 

こういう理念的なことに関しては、変えてはいけません。

 

ところが、プランを最初から提示する。

設計に初回から同席してもらう。

資金の話よりも前に、ヒヤリングを実施する。

 

などの方法、やり方に関しては、

お客様の変化、ライバルの変化に合わせて

柔軟に変えていかなくてはなりません。

 

理念は、変えてはならない。

やり方は、変化に合わせて変えなくてはならない。

 

この基本が理解できていない会社、ビジネスパーソンが

案外多いのでは、と個人的に感じています。

 

この基本を理解しておきましょう。

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【4786回】 仕事運

2024年02月06日 | 住宅コンサルタントとして

昨日は関東地方を中心に大雪に見舞われ、

交通ダイヤが乱れたり、拘束道路が通行止めとなったり、

空の便も運休になったりと、大変だった模様。

 

ところが、私は予定通りクライアント様を訪問し、

1日仕事をさせていただいた後、

宿泊予定地に移動し、サウナを堪能。

 

サイゼリアでワインをたくさんいただき、

更にはサラダとエスカルゴをいただいて

お会計がなんと1650円という破格の安さに感動の

ディナーをいただいておりました。

 

そして本日も新幹線のみでの移動なのですが、

予定通り関東のクライアント様に到着できますし、

今日の仕事終了後、移動も無事、できるでしょう。

 

この仕事に就いて18年と半年。

年間300日、全国を移動しております。

 

大雪や台風、新幹線の送電線トラブルなど、

移動できないことが稀に起こりますが、

18年半で、目的地に到着できなかったことは、

わずかに2日だけ。

 

その2日以外は、クライアント様のところに到着し、

予定通り仕事をさせていただく日々が続いております。

 

5000日以上、出張していて、辿り着けなったことが2日だけ。

 

もうこれは本当に神様に守っていただいているとしか、

自分自身思えず、感謝しまくっております。

 

神様から、

 

「ちゃんと準備をして、しっかりと仕事をしなさい」

 

と守っていただいているとしか、思えないのです。

 

年に数回の出張や旅行に行って、

交通機関がストップして移動できない方も

ニュースなどで目にすることがありますが、

私は仕事に関しては、目的地に辿り着けています。

 

これだけ守っていただいておりますから、

日々、仕事があること、

お客様のところに辿り着けることに感謝を忘れず、

しっかりと準備をし、日頃からインプットをしまくり、

質の高い提案ができるよう、もっと精進します。

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【4785回】 繁盛お菓子店の秘密

2024年02月05日 | 住宅コンサルタントとして

先ほど読み終わった、ある本があります。

 

地方都市にあるお菓子屋さんで、

社員はオーナー一人、後はアルバイトのスタッフさんで、

年商1億円を超える、すごいお菓子屋さん。

 

利益率もエグイことになっています。

 

このお菓子屋さんがある都市を

私、11月に行くことに決めまして、

早速飛行機のチケットとホテルを予約しました。

(←それが最短で予定が確保できる日だったのです)

 

まず、現地で自分の目で確認し、

そこのお菓子を買わせていただいて味わったり、

お店の空気感を体感したいと思っています。

 

さてそのお店、なぜそんなに繁盛店となったのか?

 

その著者でもあるオーナーは、

ポイントを包み隠さず、本の中に明記して下さっています。

 

ポイントをまとめると、

 

・技術至上主義に走らず、お客様のことを考えてつくる

・売れる一品をつくり、それを磨いて逸品に仕上げる

・自店に関わって下さる全ての方に感謝する

・身の丈にあった出店、品揃え

 

といった、感じでしょうか?

 

また自店の人気商品のレシピも全て公開しているのです。

 

このオーナーは、

斎藤一人さんの本を読んで人生が変わったそうです。

 

お菓子屋さんの経営でも、

住宅会社の経営でも、

斎藤一人さんの教えは、非常に参考になります。

 

私自身、斎藤一人さんの本をしばらく読んでいないので、

久しぶりに週末、読み返したいと思います。

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【4784回】 「責任ある仕事」という覚悟があるか?

2024年02月04日 | 住宅コンサルタントとして

住宅は、一般的な方にとって人生で最も高額なものです。

 

お客様は命を担保に住宅ローンを組み、

家族のために35年とか40年という長い期間、

毎月ローン返済を続けます。

 

お客様の人生を左右するものの1つが家、

と言っても過言ではないと思います。

 

非常に責任あるものを

住宅会社は扱っているのです。

 

営業にしろ、設計にしろ、現場監督にしろ、

そのことを忘れてはいけないと思います。

 

少なくとも私自身がお客様であれば、

そういう自覚を持っている住宅会社、

そういう自覚を持っているスタッフさんに、

家づくりを託したいと思います。

 

こうした自覚、責任感を感じて

日々仕事に向き合っているか?

ということは、お客様は分かるものです。

 

お客様の人生を左右する、

責任あるものを扱っているのだから、

もっと専門知識を身につけなくては、

と、自覚ある営業マンは学び続けるでしょう。

 

学び続け、うまくいかないことがあれば反省し、

改善を繰り返したりする中で、

表情や姿勢に自信の責任感がにじみ出て

何とも言えない魅力的な営業マンとなるのです。

 

ところが、こうした自覚・責任感がない営業マンは、

仕事をこなすことしかできず、

どれだけ勉強しても知識が上滑りするだけで、

魅力的な表情になっていかないのです。

 

結果、お客様に支持されないのです。

 

というか、責任感に欠けた営業マンに

自分がお客様だったら頼みたいと思いますか?

 

思わないですよね?

 

覚悟・責任感を持って

皆さんは仕事をすることができているでしょうか?

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【4783回】 「teaching営業」はもう終わり

2024年02月03日 | 住宅コンサルタントとして

今、家を建てようと動いている方は、

所得が一定以上の方が大半です。

 

所得が高い方というのは、

基本的に頭が良い人の比率が上昇します。

 

頭が良いから、ビジネスの世界で活躍し、

高い収入を得ているのです。

 

頭が良い人は、当然ながら情報収集能力、

更には情報分析能力が高いのです。

 

自分たちが家を建てるのに、

とにかくいろんな情報を収集しているので、

情報武装されているのですね。

 

こういうお客様は、

もう既に自分たちが知っていることを

営業マンからレクチャーされると、

うざく感じてしまいます。

 

特に感じがあまり良くないオッサン営業マンや、

コミュニケーション能力が不十分な営業マンだと

なおさらうざいのです。

 

なので住宅業界で長らく一般的であった、

ティーチング型の営業をいきなりやってしまうと、

お客様の希望とズレているので、

お客様の印象は良くないのです。

 

それよりも、今のお客様が心地よいと感じるのは、

 

「どこまで自分たちの要望を分かってくれるのか?」

 

「自分たちでは気づかなかった、

もっと良くなるプロの提案をしてくれるのか?」

 

という対応です。

 

すなわち、

 

「ひょっとして、こういうの、お好きですか?」

 

「だとしたら、こういう設備は絶対に必須だと思います!」

 

という接客なのです。

 

こういう接客を初回で出来て、

かつお客様に好印象を持っていただくことが出来ると、

良い関係性が構築でき、次につながっていきます。

 

teaching型の営業は、今、動いているお客さまには

初回接客時点だと正直、ほとんど刺さりません。

(信頼関係がしっかりと構築出来た後は効果ありですが・・・)

 

お客様の層に合わせて、接客スタイルを変えていく必要があるのです。

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【4782回】 優秀なリーダーの五か条

2024年02月02日 | 住宅コンサルタントとして

優秀なビジネスパーソンで、

言われたことを言われたこと以上に理解し、

すぐに行動に移し、結果を出せる人は、

プレーヤーとしてとても素晴らしいです。

 

そういう方は、自分に厳しく、ストイックで、

責任感も非常に強い。

 

だからプレーヤーとして、上司や同僚から

非常に信頼されるのです。

 

そういう方が経験を重ね、

自分の部下が出来るようになった際、

注意しなくてはならないことがあります。

 

それは、自分を基準にして部下を見てしまうこと。

 

「これくらい、できるでしょ!」

「こんなこと、気づくよね?」

 

と、自分を基準にした判断をするのですね。

 

更に自分自身が自分に厳しいので、

部下にも同じように厳しく接してしまう。

 

部下の良いところに目が行かずに、

ダメな部分がすぐ目に入ってきてしまう。

 

結果、部下が潰れてしまい、退職する。

 

プレーヤーとしては、非常に優秀だったのに、

リーダーになった途端、リーダーとしての評価が下がる。

 

これって、非常に残念で、もったいないと思うのです。

 

かく言う私も、サラリーマン時代は完全にこのタイプでした。

 

自分自身が、コンサルに転職する際、

クライアント様の社運を左右する仕事で、

非常に責任ある仕事なので、

覚悟を持って転職し、ストイックに仕事をしていたのですが、

そんな使命感や覚悟を持って入社してくる人は

それほど多くはなかったのですね。

 

覚悟無く仕事をしている人に対し、

 

「仕事をナメているのであれば、

もっと楽な仕事に転職したら!」

 

と言っていましたから・・・。

 

当時の私は、リーダーとしては全然ダメでした。

 

そしてこの仕事をさせていただく中で、

クライアント様の中に、

本当に素晴らしいリーダーがたくさんおられ、

そういう方の仕事への姿勢や部下への向き合い方を拝見し、

理想のリーダー像が自分の中に出来上がりました。

 

優秀なリーダーは、イライラしない。

いつも上機嫌である。

 

優秀なリーダーは、部下と向き合う時間をつくる。

自分の仕事は後回しで、まずは部下と向き合う時間をつくる。

 

優秀なリーダーは、答えをすぐに教えない。

部下と一緒に考え、ヒントしか出さない。

 

優秀なリーダーは、出社が早く、いつも身の回りがキレイ。

模範となる行動や姿勢を背中で示す。

 

優秀なリーダーは、部下の成長を心から願う。

その根本は、部下への愛である。

 

これが私が考える、優秀なリーダーの五か条です。

 

とにかく上機嫌でイライラしない。

 

ここがとても重要だと思っています。

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【4781回】 最初から成功なんてしない

2024年02月01日 | 住宅コンサルタントとして

どんな企業も若いスタッフを採用し、

育てていかなくては永続できません。

 

市場は変化し、顧客ニーズも常に変わっていく。

 

その変化に適応できる、

頭の柔らかいスタッフでチームをつくっていかないと、

変化についていけないのです。

 

住宅会社もしかり、です。

 

順調に成長した会社は、

当然、スタッフが不足しますから

採用を頑張っていかないとならないのですが、

個人的に住宅会社は、新卒を採用し、

育成していかなければ未来がない、と思っています。

 

でも大半の会社は、経験豊富で実務能力がある、

しかも人柄の良い中途を採用したがるのです。

 

そんな人、どこの会社も欲しいに決まっているし、

そもそもそういう人が転職市場に出てこないのに・・・。

 

優秀で人柄も良い中途社員の採用は、

宝くじの1等を当てるようなものです、と言って、

新卒採用をやっていただくのですが、

新卒採用をすると、いきなり優秀な学生を採用できる、

と考える経営者も結構いるのです。

 

ちょっと、考えが甘すぎですし、

そもそも世間知らず過ぎなんですね。

 

弊社のクライアント様で、新卒採用を上手にし、

更に新卒入社の社員さんが戦力になっている会社は、

数えきれないくらいの失敗をし、

手塩にかけて育てた、何人もの社員さんに辞められたりと、

たくさん傷つく中で、採用や育成のノウハウを構築してきました。

 

最初から採用でうまくいく、なんてことはないのです。

 

でも、世間知らずの経営者に限って、

何故か失敗せず、最短ルートでいこうと思ってしまうのですね。

 

最初から成功なんてしない。

 

今、成功している企業は、

過去に数えきれないくらいの失敗をして、

その中でいろんなことを学び、今がある。

 

そういうことが分かってくると、

まずは挑戦することが大切である、ということが

理解できるのです。

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