鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4792回】 何かのご縁

2024年02月12日 | 旅のキロク

島根2日目。

 

ホテルカララコさんの最高の朝食をいただき。

朝からお風呂にゆっくり入り、

ここで頑張っている京都の和食屋さんのお弟子さんや

ホテルのスタッフさんたちに見送っていただきました。

 

ただ、あいにくの天候で、雨もすごいが、風が強すぎる。

 

冬の日本海側の典型的な気候です。

 

ということで、朝、出雲大社を参拝しようと思っていましたが、

あまりに天候が悪いのでやめて、

石見銀山に行くことに・・・。

 

石見銀山は初めて来たのですが、

このあたりの地域、

人口も少なく、活気があるようには感じられませんでした。

 

そして岩見銀山に行く途中、

街中を歩いていると、

ちょっと素敵なお店があったので中に入ることに。

 

このお店の建物は、古民家を再生した感じで、

とにかく石見銀山の街並みに馴染んでいました。

 

店内では雑貨を中心に服も扱っていて、

しかも店員さんも全員、若くて感じが良い。

 

このお店の名前は、「群言堂」。

 

お店の中に入った瞬間から、

「何かここで買いたい!」という気持ちになっておりました。

 

島根に来てから刃物屋さんだったり、

海産物屋さん、お土産屋さんに入りましたが、

「買いたい」という気持ちにはならなかったのです。

 

ところが、この群言堂さんのお店に入った瞬間、

「買いたい」という気持ちになったのですね。

 

最初、器やオブジェを買おうとレジに行き、

店員さんとお話をさせていただく中で、

この群言堂のオーナーについて

私たちがいろんな質問をさせていただきました。

 

群言堂のオーナーは、松場大吉さんと松場登美さん。

 

お二人は、もともと名古屋で起業したのですが、

大吉さんの実家がある石見銀山地区に戻って

商いをしたいという思いで立ち上がったブランドなのです。

 

そして群言堂さんの店舗情報を見た時に、

京都伊勢丹の中にもある、ということを知って、

私、何かのご縁を感じたのです。

 

というのは、たまたま京都駅で電車を待つ時間が

30分程度あり、京都駅に直結している京都伊勢丹に

プラっと入ったのです。

 

こんなこと、1年に1回もありません。

そして売り場を一通り見た時に、

ちょっと気になるお店があったので入ったのですが、

そのお店が島根の会社だったような記憶があったのです。

 

そのお店だけが5年ぶりに訪れた京都伊勢丹のお店の中で

唯一、気になっていたのですが、

なんとそれが群言堂さんだった、という偶然。

 

たまたま島根に来て、たまたま石見銀山に来て、

気になって入ったお店が群言堂さんの本店だった。

 

しかも松場大吉さん、登美さんご夫妻は、

とにかく過疎化が進んでいて

放置されていた石見銀山地区の古民家を再生され、

そこで衣食住のお店や宿泊施設などを経営され、

地元を魅力的な街へと再生されている。

 

これって、弊社のクライアント様にとっても

非常に学ばせていただくべきテーマだと思うのですね。

 

松場大吉さん、登美さんにお会いして、

いろいろとお話を聴かせていただきたいなぁ、と

個人的に思っています。

 

今年中に何とか、実現させたいです。


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