鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4460回】 どんな心で仕事をし、どんな心で人と会うか?

2023年03月17日 | 住宅コンサルタントとして

弊社がクライアント様にご提案させていただくことは、

そのクライアント様の規模や現状のレベルによって、

各社ごとに差は多少、ありますが、

提案内容の基本的な方向は全て同じです。

 

目先のことしか考えない、狩猟的な提案はせず、

中長期で見た際、確実に商売がやりやすくなっている、

本質的に会社の信頼度を高め、良い評判が広がっていく、

そういう提案しかしておりません。

 

毎月、市場のニーズや時流に合った提案を

させていただいているのですが、

クライアント様ごとに結果の差が出るのです。

 

何を提案させていただいても、

結果がしっかりと出るクライアント様もあれば、

提案がなかなか結果につながらないクライアント様もいるのです。

 

この差は、どこから来るのか?

 

ご提言したことをどれだけ愚直に実践して下さるか?

 

私は、実際に行動に移していただく度合いで

結果の差が出ると思っておりました。

 

私の提言を実践していただけないクライアント様は、

当然ながら行動が変わらないから結果も変わらない。

 

「信じてすぐに行動しよう」と思っていただけない、

私の人間力や伝え方に問題がある訳です。

 

ところが、実践していただいているクライアント様でも

結果の差はやはり出るのですね。

 

「この差は一体、何が原因なのか?」

 

ということをずっと考えてきたのですが、

最近、この原因が分かりました。

 

それは、「どんな心」で実践するか、という

「心の状態」の差である、ということ。

 

スタッフ一人ひとりが、いつも笑顔で、

常に感謝の気持ちを持って仕事をしている会社。

 

こういう会社からは、ネガティブな空気感は全く感じられません。

 

動画なんかを見ても、

スタッフ一人ひとりから感じられるものが、

とても好感が持て、楽しそうなのです。

 

一方、社内の空気感があまり良くない会社。

 

スタッフさんからのネガティブな発言も耳にすることもあるし、

社内の他部署との仲もあまり良くない。

 

こういう会社は、提案を実践していただいても、

結果が出ないことが非常に多いのです。

 

そして私、YouTubeでひすいこたろうさんの動画を発見して、

自分の中で確信が持てたのです。

 

それはひすいこたろうさんの、

 

「どんな心」で「何をする」か、イコール「成果」というもの。

 

会社全体の心の状態が良くないと、

何をやっても成果が出ない、ということです。

 

すなわち、会社の業績を良くしたいのであれば、

「何をするか?」も大事なんだけど、

それと同時に会社内の空気を良くしなければ、

結果が出にくい、ということなのですね。

 

仕事をする時も、お客様や友人知人に会う時も、

どんな心の状態でいるのかは、とても重要なのです。

 

小林正観さんは、

 

「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を言わない」

 

ということと、

 

「ありがとう」

 

という言葉を言うことが大切である、ということを

我々に教えて下さっています。

 

心の状態を常にポジティブにしておきたいですね。

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