弊社のクライアント様の大半のクライアント様は、
2023年も業績が非常に良いのですが、
業績が芳しくない会社に共通するポイントは、
大きく分けて2パターンあります。
1点目は、会社内の雰囲気が良くないことです。
現場スタッフ同士の人間関係であったり、
部署間同士の関係であったり、
経営陣と現場スタッフの信頼関係が良くなく、
会社全体から良くない波動が出ている感じ。
2点目は、過去の成功体験が忘れられず、
時代が変わり、市場が変化したのにもかかわらず、
過去の勝ちパターンに固執し、
未だにその勝ちパターンに持ち込もうとしている、
ということ。
市場が変わるということは、
お客様が求めていることや価値を感じることが変わる、
ということ。
なのに、過去の成功パターンをゴリゴリ押し出している感じで、
それだとお客様はついてこないのですね。
これはビジネスでもお笑いの世界でもあることですが、
たまたま自分たちの扱っている商品や自分の持ちネタが、
時代にドンピシャで当たって、
実力以上に売れたりウケたりすることってありますよね?
お笑い芸人の世界だと、それで一気に露出が増え、
仕事が一気に増えるのですが、
実力が追い付いていないので、
自分の持ちネタが時代から外れていった瞬間に
一気に仕事が無くなるパターン。
それをお笑いの世界では、「一発屋芸人」と言いますが、
住宅業界でも、実力以上に売れてしまった商品の
成功体験を忘れられない経営者や営業マンがいるのです。
そこで本質を見抜けるビジネスパーソンは、
「自分たちの実力が足りなかった。
だからまずは地力を高めるために、
勉強したり、他社さんに学びに行かせてもらおう」
となるのですが、本質を見抜く感性が無い方は、
過去、当たったネタを何とか引っ張ろうとしたり、
次にヒットする一発芸を探したりする訳です。
ここで取るべき選択肢は、
自分たちの地力を高める、という一択なんですけどね。
過去の成功体験に、しがみついていないのか、
定期的にセルフチェックをしたいですね。