商品で差別化が難しくなる中、
これからの時代は、ますます人で差がつく時代となるでしょう。
ですから当然ながら、
社員教育・社員育成にお金と時間を使った会社が
勝ちやすくなりますが、
これを外注さんに丸投げ発想をしてしまうと、
残念ながら会社は変わっていきません。
これからの時代、人で差がつきますが、
最も変わらなくてはならないのが、組織のトップです。
「俺、接客も営業もしないし・・・」
と思っているのであれば、大きな間違いです。
トップの体質・価値観は間違いなく組織に浸透していきます。
お客様や取引先様、関わる全ての方を大切に思う気持ちを
トップや役員が持っているかどうかは、
その会社の体質を決める大きなポイントとなります。
またおもてなしという言葉も奥が深くて、
今の時代、お客様は緊張することなく、
身体も心もリラックスして温かい対応をしていただくことを
求めている方が多いような気がします。
パーフェクトな接客で、かえってお客様が緊張してしまう接客、
提供側がどちらかというと自己満足で、
「どう、俺たちのサービス、完璧でしょ!」
という感じのものは、支持されなくなっていると思うのです。
こうしたことを理解できていない住宅会社の接客は、
確かに丁寧であり、お客様を不快にさせないのですが、
お客様が「また来たい」と思ってもらえなかったり、
実際にファンになっていただけないようなケースが
これから先、多くなっていくな、と感じます。
支持される体質の会社は、お客様が帰られた後、
「本当に楽しい時間をあのお客様のおかげで過ごせたね。
お客様も満足して下さったかな・・・。
満足していただけていたら、嬉しいな」
という感じなのに対し、支持されない会社は、
「今日の俺たちの接客、マジ良かったんじゃない?」
という感じで、自分たちのことを優先してしまうような感じだと
個人的に思っています。
支持される体質に自社がなっているかどうかが、
これ化の時代、重要になることは間違いありません。
皆さんの会社は、支持される体質ですか?