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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2355回】 雑談力を高める

2017年06月11日 | 住宅コンサルタントとして
住宅営業マンにとって、建築知識を高めることは欠かせません。

断熱、気密、換気、耐震、制震、免震などの性能に関する知識。
キッチンやレンジフード、食洗機や換気乾燥機などの機器類の知識。
無垢床の種類や漆喰、タイル、石、などの素材の知識。
そして照明やカーテン、クロスなど、インテリアデザインの知識など、
幅広い知識を有している営業マンの方が、よりお客様に頼りにされるでしょう。

ただ、どれだけ知識を持っていたとしても
人として好かれなくては、お客様から選んでいただくことはできません。

嫌いな人からモノを買いたいと思うお客様はいないからです。

お客様と良好な関係を構築し、自分自身を好きになってもらえない営業マンは、
結局利用されるだけ利用されてしまいます。

お客様は、自分が好きな営業マン、自分が好きな会社に行ってしまうのです。

ですから会社を代表してお客様と良好な関係を構築する必要が、営業マンにはあるのです。

そのために必要なのが、人間性を高めておくことと雑談力です。

雑談、非常に大事ですよね?

雑談って、ただ単にどうでも良い話をしてもダメで、
相手の方が気持ちよく話せる話題、相手の方が好きなジャンルで話をしないといけません。

例えば、お客様がすごくお洒落な場合、天気の話やお金の話をするよりも、
服や小物について、話題を持っていった方が断然、盛り上がります。

「その時計、すごく素敵ですね!
どこで購入されたのですか?」

とか、

「それってひょっとして、あの○○の最新のモノじゃないですか?」

なんていうような話題に持っていくと、会話が弾みます。

お洒落な人は、自分のセンスを褒めてもらいたいし、分かってもらいたい欲求があるのです。

このように、お客様の雰囲気や会話、乗っている車やお子様の様子から、
お客様が「この営業さん、分かってくれてるよな!」と感じていただける話題に持っていくこと、
そしてその話題の話をしながら、質問と自己開示をうまくミックスし、
お客様に気持ち良く会話をしていただくことができれば、一気に距離は縮みます。

雑談力を高めるためのトレーニングも、営業マンである以上、絶対に欠かせません。

皆さんは雑談力を高めるための努力をどの程度、出来ていますか?
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