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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1007回】 年齢を重ねていっても、こうありたい

2013年10月03日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、この度ご縁を頂戴することになった、
新しいクライアント様でのコンサルティングの第一回目でした。

私にとって、新しいジャンルでのコンサルティング(もちろん、住宅関連です)で、

「どこまでお役に立てるか分からないですが・・・」

と事前にお伝えし、そこもご了承いただいた上で、お付き合いをさせていただくことになりました。

このクライアント様が業績を高めていく上でキーポイントとなるのは、
下記の3点だと、事前のヒアリングで自分なりに思っていました。

・新しいビジネスモデルの確立
・営業マンのマネジメントシステムの構築
・営業スキルの向上

上記3点について、自分なりにベストだと思う仮説をぶつけさせていただき、
その上で私の仮説をたたき台にして、このクライアント様の戦略を決定出来れば、
と思っておりました。

そして昨日、この点について私は自分の考えを一所懸命お伝えしていたのですが、
このクライアント様の社長は、私がお伺いする前にスタッフさんを集めて、

「とにかく、一旦素直に愚直にやってみよう!
それで、結果が出なかったら軌道修正していけばいい」

という、ご自身の決断をおっしゃっていたのです。

やりやすい空気を作って下さっていたおかげで、本当に昨日は仕事がやりやすかったです。

このクライアント様の社長は、私よりもかなり年齢が上です。

素晴らしい商品を開発され、現時点でも素晴らしい会社をつくられたのにも関わらず、
私ごとき若僧の言うことを「素直に実践しよう!」とスタッフさんに言っていただける・・・。

社長も、幹部の方々も皆様、素直にこちらの提案に耳を傾けて下さり、
本当にありがたいと感じました。

と同時に、私も10年後、20年後、素直に若い方のお話に耳を傾け、
受け止められる人間でありたい、と心から思いました。

素晴らしい会社を一代でつくられた経営者様の何人かにご縁を頂戴しておりますが、
共通するのは、皆様、年齢や性別、キャリアに関係なく、とにかく素直に人の話に耳を傾けられる、
という点です。

一方、大した成果も出せない、プライドの高いオッサンほど、
人を肩書きやこれまでのキャリア、性別などで判断し、
しかも人の話を素直に聴けないんですね・・・。

私自身は、50代、60代と年齢を重ねていっても、
素直にいろんな方のお話に耳を傾けられる人間でありたいと思っていますし、
そうなれるよう、精進していきたいです。
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