鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第83回】 何かしたくなる会社とそうでない会社

2011年03月24日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は私のクライアントの1社に、ある地域の勉強会のメンバー、
およびクライアントに来ていただき、その会社のモデルハウスを見て
実際に接客を受けていただく、ということを実施しておりました。

ご縁のある方全員に、本当は見ていただきたいのですが、
一度に来場していただける社数が限られていますので、
何回かに分けて視察ツアーを組みたいと思います。

ただ、前向きで一所懸命な方しか、ご参加していただきたくありません。

なので、前向きでない方、行動力や決断力が無い会社さんには、
厳しいようですがお声掛けしません。

ちなみに昨日は延べ70名以上の方々にご見学していただきました。

私が何かを企画する際、絶対に意味のないものは企画しません。

参加いただく企業様に、有用で有益な企画しかしないつもりです。

こうした企画を提示させていただいた際、内容を聞かずに即答で

「参加するよ!」

とおっしゃって下さるクライアントや勉強会のメンバーがいます。

そういうお客様は、本当に気持ちがいいですし、信頼していただいてることを感じます。

また、「参加出来ない、しない」という返事の判断が早い会社さんもとても気持ちがいいです。
こういう方にも、また次回の企画のご案内はさせていただきたい、と思います。

一方、内容を細かく聞いてきたり、
それが自社にメリットがあるのかないのかを聞いてくる方もいらっしゃいますが、
正直、そういう方だと、何だか声を掛けたくなくなってしまう、というのが本音です。

自分達の損得、メリットばかりを考えており、
企画する側や視察を受け入れて下さる会社さんのことを考えていないのです。

さらに返事がメチャクチャ遅かったりします。

こういう会社さんは、ほぼ商売がうまくいきません。

皆さんの会社は、決断が早いですか?
企画をする相手の立場で物事を考えることが出来ていますか?
周囲の方が、思わず力を貸してあげたくなるような、言動を日々とっていますか?

こうしたことの積み重ねが、実は信頼と評判を生むベースとなるのです。
小手先の手法をいくら勉強しても、ベースのモノの考え方が、
自社の損得ベースになっている会社は、誰も応援してくれなくなるのです。
コメント
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