鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第65回】 分析し、改善を積み重ねる

2011年03月06日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアでの合同リフォームイベントに参加しておりました。

今回で3回目となるのですが、
結果から言えば、新規のお客様のご来場は、初日としては過去最高になりました。

前回の結果がイマイチでしたので、今回こそいい結果を出したいと思っておりました。

チラシを折り込むタイミングはいつがいいのか?
大きさは、今までの大きさでいいのか?
チラシに掲載する内容は、今までの内容でいいのか?
来場プレゼントは、今までのモノでいいのか?

自分なりに前回の結果を踏まえ、分析し、改善を加えました。

そもそも経営とは、常にPDCAのサイクルを回すこととも言えます。

仮説を立て、実践し、結果を分析し、改善策を考える。
このサイクルを徹底して回すことが大切なのです。

私自身、社会人になって一番最初に働いた住宅資材メーカーでは、
入社一年目からPDCAのサイクルを回すことが当たり前の空気になっていました。

どうすればもっとお客様に商品を買っていただけるのか?
訪問回数を増やすのか、面談時間をUPするのか?
お買い得度の高い切り口商品を設定し、それを売り込みながら見積をさせていただくのか?

いろんな仮説を立て、それを実践し、お客様の反応を分析する。
そして改善をする、ということを徹底的に叩き込まれました。

しかも、行動にしても、お客様の反応にしても、可能な限り数値化し、現状を押さえる、
ということについても徹底されていました。

この経験が、今もとても役に立っているのです。


コンサルタントという仕事をする上で、数値で現状を押さえなければなりません。
そしてそれは、経営者も同じなのです。

そうしたことが出来る前提で、仮説を立てて実践し、分析し、改善する、
という一連の流れが自分たちで出来れば、必ず会社は良い方向に進みます。

皆さんの会社では、分析し、改善する、ということが徹底出来ていますか?
数値で現状を押さえるということが出来ていますか?
コメント
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