鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第87回】 ハートを伝える

2011年03月28日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアで、一般のお客様に集まっていただき、
そこで地元密着の工務店さんが自社の家づくりのプレゼンをする、
というイベント企画に参加しておりました。

3社の工務店さんが、自社の家づくりの特徴・考え方をお客様にお伝えするのですが、
自分が企画したイベントながら、改めて気づいたことがたくさんありました。

お客様が最も価値を感じるのは、その工務店のどういった部分の情報を発信したときなのか?
どういう説明だと分かりやすく、逆にどういう説明だと分かりにくいのか?

工務店さんのプレゼンを見ながら、お客様の反応を確認し、
自分なりの正解を見つけました。

結論から言えば、どんな構造で、どんな工法で、どんな材料を使っているのか、
長期優良住宅か、ということよりも、その会社のスタッフのハートが伝わったとき、
さらにその会社の考えに自分が共感したときに、もっとも反応するのです。

ハード面は大切なのかもしれませんが、結局のところ、どれだけお客様の方向を向いて
一所懸命仕事を日頃からしているのか、ということが最も大切だということです。

ハードよりも、ハートなのです。

ハートを伝えるためには、いくつかのツールが必要です。
口だけで伝えようとするのは愚の骨頂で、
やはり写真やツール類で上手に伝えなければなりません。

昨日、プレゼンした会社3社は共にレベルが高く、
本当にお客様の満足度が高かったと思います。

皆さんは、自社の家づくりのハートを伝えることが出来ていますか?
コメント
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