アカネ科のカギカズラUncaria rhynchophylla
2013.7.7 熊野市紀和町の山道でカギカズラという植物に初めて出会った.
鈎(かぎ)状に鋭く曲がった棘の様子にも驚いたが,この棘が他の植物に絡まっていくという.また薬用に利用されるというから感心した.鎮痛や血圧を下げる効能があるという.
『樹に咲く花』3巻によると,関東地方南部以西の本州,四国,九州に分布する常緑つる性木本.花期は6~7月.枝が変形した鈎は漢方で薬用にされる.リンコフィリンというアルカロイドを含む.
カギカズラ属という属名があることも初めて知った.
花は葉腋につく
かぎ状の棘(とげ)を伴った茎.1個の棘と2個の棘が交互につく.
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