草地の多い砂浜を歩いていて、大型のハチと出会った。
大型の造網性クモ類を狩り、卵を産み付けるベッコウバチ科のハチ。
キバネオオベッコウ(ベッコウバチ)なら、脚の先端までオレンジ色。この個体の脚の先端は黒色だからキオビベッコウだと思う。腹部に黄色の横帯があるはずだが確認できなかった。
しばらく様子を見ていたら、ギシギシ類の茎の所へ飛んでいった。
近づいてみると、大きなクモがいる。仮死状態になっているのであろうか。その下で静止している。
数分後にはどこかへ行ってしまったので、クモの種類を確かめた。
犠牲者はコガネグモであった。
『校庭の昆虫』という本に、「クモを狩ってもすぐには巣を掘らず、日が沈むのを待ってから穴を掘ってクモを埋める」と記されている。
雄は小さくて、色模様も異なり、別種かと間違えられるほどだという。
2008.6.26
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