津市内を流れる大きな川の中州にノブドウが群生している所がある。貝やカニの研究者くらいしか立ち入らないような場所。人々の生活とは無縁の場所である。
ノブドウの葉から葉へと飛び回っているハチを見つけた。2個体を確認したが、怖くて近づけなかった。1個体だけを少し離れて撮影した。
画像を取り込んでから気がついた。ハチではなく、蛾の仲間だと。
スカシバガ科 ムラサキスカシバ♀
出現時期は5~6月。オスはメスよりも小型。幼虫はノブドウの茎の中で暮らす。
スカシバガの仲間はハチに擬態している。
2007.6.17
産卵管がしっかり確認できるので♀
鱗粉の無い透かし羽の部分や触覚が青みがかって見えている。
頭頂部は藍色。
姿だけでなく、飛び方もハチにそっくりだった。
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