田中川干潟の南端。
ヨシ原のふちに生えるオオギョウギシバを踏みつけるように歩いていると、シロオビノメイガとコブノメイガが飛び出してきて、すぐに葉裏へ隠れてしまう。
一匹のコブノメイガがハマヒルガオの葉裏に隠れたのを確認したので、覗き込んだ。
コブノメイガはツトガ科ノメイガ亜科 開張は18ミリだからシロオビノメイガよりも少し小さい。
日本全国、アジアなどに広く分布する。オスの前縁中ほどに黒い斑紋があり、これがコブに見えることから名付けられた。この個体はコブがないからメス。
コブノメイガは寒さに弱いので、越冬できないと言われている。毎年梅雨の頃、中国大陸から渡ってくるらしい。
イネの害虫として知られている。
2007.9.19
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