鈴鹿川の河川敷にセンニンソウが白い花を咲かせていた。
その白い花やら葉をハバチの幼虫が大勢で食べていた。
『大阪府のハバチ・キバチ類』によると,キンポウゲ科のセンニンソウを寄主植物とするハバチはキイロハバチMonophadnus nigriceps (F. Smith, 1874)だけである。
しかし,寄主植物が知られていないハバチもたくさんあり,キンポウゲ科の別種を食べるハバチもいるので,この白っぽい幼虫がキイロハバチだとは言い切れないが,現時点では可能性が高いと思える。
いつか成虫を見つけたいものだ。
2010.9.2
記録的猛暑が続いていますが、センニンソウはあちらこちらで元気で、白い花が目立ちますね。
先日、安濃川の御山荘橋近くで、センニンソウを見ましたが、花、葉ともに食べているものはいませんでした。
この幼虫,私はこれまでにいろんな所で何度も見ているのですが,名前が分らずにいました。
カモミールさんもいつかきっと出会えることでしょう。