ケバエ科のニセアシブトケバエBibio pseudoclavipes
早春の豊津海岸で見つけたケバエ.どうやらニセアシブトケバエのようである.
新訂原色昆虫大図鑑Ⅲによると,「体長7~8.5mm.きわめて普通な種で,全体黒色.前脛節にあるほぼ同長の内・外棘および特に太い♂の後脚基付節は他種と明らかに異なる点である.3~5月に成虫出現.」
『栃木県のケバエ』によると,「後脚は黄褐色で,腿節と脛節は先端に向かって徐々に黒ずむ.平均棍は黒色.春に出現する.」
同じ場所へ,しばらく通ったが追加個体を得ることはできなかった.
2012.3.11