DVD鑑賞「遙かなる時空の中で 舞一夜」。

　下の娘(高2)と一緒に見てみました。TV版は作画がいまひとつだったけど、さすがに劇場版は作画もなかなか頑張っていました。特に終盤のアクションシーンの頼久はカッコ良かったです。

　お話の方は、本編進行中の中での1エピソードですね。なので、ゲストキャラの多季史と主人公あかねの悲恋ものになってます。てか、今回があかねの初恋なの？！うう…(複雑)。確かに季史、とってもカッコ良かったけどね(さすが櫻井くん♪)。

　と言う訳で、八葉は全員集合してますがカンペキに脇役扱い(泣)。特に気の毒なのは天真！アレじゃいくら何でもかわいそうだよ…(涙)。そして天真、「あかね～っ！」って何回叫んでたんだろう(汗)。それはそれで萌えなんですけどね(アホ)。ラストの季史浄化の時の切ない天真の表情がマジ泣けます。他の八葉では、永泉がひそかに想ってるそぶり見せてましたね。その他は、まだ恋愛感情ナシって感じで、「神子様」連発…それじゃ確かにあかねもやさぐれるか(汗)。

　遙かアニメ版を見終わり、あらためて思うのは、あかねのキャラクターが女性に受け入れられにくいな～って事。例えばコルダの日野ちゃんは、自分から前向きにどんどん行動していくところが好感持てるんですけど、あかねだと「神子」の重圧に押しつぶされてるせいか、すぐ愚痴っぽくなったり八葉に甘えちゃったりするんだよね。それがどうも自分の都合よく彼らを使ってる様に時として見えちゃうから、余計に好感度が下がってしまいがちになるのですよ。

　勿論、ゲームだったら主人公はプレイヤーだからそんな感情は持ったりしません。恋愛ゲーム系の映像作品だからこその弱点なんです。

　遙か、特に1はやっぱアニメ向きじゃないと思います。ユーザー獲得には有効ですが、余り連発はして欲しくないですね、出来れば。…と言いつつ、冬には3のアニメSPあるんだってね…むむ(汗)。