アマプラ配信鑑賞「メダリスト」。

　1話視聴後、原作を読み、すっかりハマってしまいました！結局11巻まで既読、ストーリー把握の上でのアニメ視聴となりました。

　苦労の末、若くして現役引退という挫折を味わった元スケート選手の男性が、コーチとして小学生女子選手を育成する、というのが大まかな物語。主人公がコーチの司に加え、教え子のいのり、の二人であることで、教える側と教えられる側の視点から見ることが出来ます。

　原作にどっぷり浸かった身からアニメの感想を書くのは難しいのですが、アニメはやはり動くこと、音楽が流れることが大きな要素。技の難度や曲に合わせた演技などリアリティを持って感じられるのは強み。時々表情がCGし過ぎて怖く見えるのは致し方なし、でしょうか。終盤に見せた、司の見本スケーティングは素晴らしかった！(まさに「俺の司を見なよ」！)

　反面、内面の描写はやや遠慮がちだったような？司にしてもいのりにしても、時折かなりどす黒い感情に支配されるんだけど、声の演技の努力に比べて作画は追いついていなかったかも…。シナリオ段階で意識的に抜かれていた感も多少あり？

　とりあえず続編はある模様、ノービス編の最後までやるかどうか…。