「獣の奏者」第3部第4部読了しました。

　第1部第2部の少女時代はもう何年も前に読み終えていて(汗)。積読崩しと称し思い出したように読み始めました。第3部の後半から一気に面白くなり、そのまま今日は第3部の終盤～第4部を3時間ちょっと掛けて一気読み！コンパクトな文章の中にギュギュっとキャラクターの感情や世界観が詰まっていて、読みやすかったです。

　大人時代を描いた第3部第4部、どう転んでも悲しい結末だろうなと思いつつ、もしかして…という一縷の望みも持っていました。しかし、安易に甘い方向へ流れないのがこの作品の良いところでもあるので、ラストにはとても納得しています。

　願わくば、映像化(アニメ化)して欲しいですね。イアルの鈴村君ヴォイスが聴きたいだけなのかもですが(爆)。だけど前のアニメのキャラデザとエリンの声がどうしても苦手…なのでその辺はリニューアルしていただけると…(勝手な妄想)

　上橋先生の描く男女カップルは二人の距離感が絶妙な塩梅で、守り人シリーズのバルサとタンダも大好きです。男性のほうがどちらかというと家を守る嫁的立ち位置なのもオタ的に萌えます(うわ)。

　外伝もあると知り、早速ネットでポチりました。エリンとイアルの話がとても楽しみです！