フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

秋の装い

2015-10-12 22:54:41 | Weblog
職場にネクタイが戻ってきました。やはり風の匂いや色が違ってくると秋になります。その秋風にネクタイが吹かれて風に舞うのも夏に見られない景色です。ビルの中に入る社員がスーツにネクタイと秋の装いになると受付のお嬢さんの制服も秋用に変わります。
地上の装いの変化につれて自然界も徐々に変わって来ます。各地から紅葉の便りが聞こえて来ます。飛騨の山々ではナラやブナの原生林が赤や黄色に彩られて秋を一歩先んじて深まりつつあるそうです。秋の装いが見られるのは食卓にもあります。新米のご飯に、おかずには茸類があり、サンマがあり、秋物の旬が並びます。デザートには秋の実りの果実が出て来ます。梨、リンゴ、ブドウなどどれも1日の締めくくりには最高です。
そして、幼稚園や小学校では運動会です。春先に行われる学校も多くなりましたが、やはり運動会は秋という印象が強くあります。運動会とミカンこの組合せは忘れられません。こうして日没が早くなると同時に秋が深まります。隣は何をする人ぞ。