Le cercle rouge 1970年 フランス作品
監督 ジャン=ピエール・メルヴィル
出演 アラン・ドロン イヴ・モンタン ジャン・マリア・ヴォロンテ フランソワ・ペリエ ブールヴィル ポール・クローシェ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
刑務所を出所したコレーは仲間のリコを訪ね貸しを返せというが、今は手持ちがないと断られる。一旦は引き下がったコレーだが、リコから金を奪いそのままパリへ逃走する。
一方、列車で護送されていたヴォーゲルは、刑事のスキをみて逃げだし、脱走に成功する。
街中の検問を何食わぬ顔で通り過ぎるコレーは、自分の車に誰かが乗り込んでいるのを察し話しかける。そんな時、コレーの追っ手が彼の命を狙って襲って来た。
ヴォーゲルはコレーをとっさに助けることが出来た。
持ってきた金は使えなくなってしまうが、宝石店を狙う計画があったことを思い出しコレーは命の恩人のヴォーゲルを仲間に引き入れ、ヴォーゲルの知り合いの元警官ジャンセンも引き入れ宝石強盗の計画を決行するのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
当時フランスで爆発的なヒットになったというこの作品。日本公開時は何故か20分ほどカットされての上映だったらしい。何でだろう?不適切なシーンでもあったのか?
しかし、個人的にはヒットする要素が分からなかった。
相性が悪かったのかもしれない。
それとも、パターンが確率されてしまってから見たからかもしれない。当時は斬新的な展開だったのかも?
それにしても護送がお粗末。
脱獄しないと話しの展開は出来ないのだけど、そもそも列車でって・・・。窓から飛び降りたらそれで終わりですからね。
それでは、コリーを演じたドロンはと言いますと。
よく乗り込んでるって分かったなあ~。
命を偶然とはいえ助けられて友情が芽生えるってのは分かるけども、
普通、不信な男が乗り込んできて出所してきたばかりの男としては脱獄犯なんんて厄介で関わりたくないと思うと思うけども。
日本でいう義理人情に熱い男だったのかな?
懐がデカイ?
それとも、ひねくれての見過ぎかな?
ラストは、またもや死亡のドロン。
本当、助かる確率が低い。ギャングとか犯罪者を演じてるから?
主役だったら、死なないで欲しいなあ~。(^◇^;)